海運会社のSTXパンオーシャンは今年1月末、建造から30年が過ぎた船を中国の船舶解体会社へ送った。運航に問題はなかったが、世界景気の不振で貨物の取り扱い量が減り、ここ数カ月は1回も運航していない。船として売ることも検討したが、すでに25年の減価償却期間も過ぎ、中古市場では1トン=270ドル(約2万6600円)の鉄スクラップよりも安くなる。会社関係者は「船を遊ばせておくだけでも維持・管理費用が必要だ。それなら解体して鉄スクラップ代でも稼いだ方がましだと考えた」と説明する。 中堅海運会社のA社は、昨年17万トン級の中古バルク船(穀物や鉱物などを運ぶ一般の貨物船)1隻を1億2000万ドル(現在のレートで約118億円、以下同じ)で購入した。ところが、わずか1年でこの船の価格は4000万ドル(約39億円)にまで落ち込んだ。 また8万トン級のバルク船2隻を1年前に8000万ドル(約79億円)で購入
韓国でも100階建て以上の超高層ビル時代が開かれそうだ。ソウル市松坡区蚕室洞で建設が進められている第2ロッテワールド(112階555メートル)のほか、釜山、仁川、ソウル市麻浦区上岩洞でも100階以上の超高層ビルの建設計画が進められている。現在、韓国に100階以上の超高層ビルが存在しないのは技術力に問題があるためではない。アラブ首長国連邦ドバイで建設中の世界最高の高層ビル「ブルジュ・ドバイ」は160階で、高さは800メートルから830メートルに達すると予想されている。このビルの建設はサムスン物産が工事を担当しており、韓国の建設会社は超高層ビルの建設に強みを持っている。高麗大学の金相大(キム・サンデ)教授は「韓国国内では発注がなく、また厳しい規制のために超高層ビルの建設が遅れているだけだ。実際にビルを建てる能力はすでに世界最高のレベルにある。超高層ビルの建設は最先端の技術が総動員されるため、ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く