【2010アジア大会・陸上】女子百メートル決勝で、日本人女子として44年ぶり金メダルを獲得した福島=奥体スタジアムで2010年11月22日、大西岳彦撮影 ↑クリック↑すると次の写真に進みます アジア大会:福島が金 100で日本女子44年ぶり 【広州・井沢真】広州アジア大会は第11日の22日、当地の奥体スタジアムなどで行われ、陸上女子百メートル決勝で日本記録保持者の福島千里(22)=北海道ハイテクAC=が、11秒33で初優勝した。同種目での日本選手の優勝は、1966年バンコク大会の佐藤美保以来44年ぶり4人目の快挙となる。 「本当に、本当に、勝ててうれしい」金の福島 想定外のレースとなった。好スタートから序盤の加速が持ち味の福島が、出遅れた。スタートの反応時間は5番目。中盤を迎えても3、4番手だ。だが、心の葛藤(かっとう)を乗り越えた今季の成長を証明するには、格好のシナリオだったようだ。 高