全国宅地建物取引ツイッタラー協会(以下、全宅ツイ)は2020年9月18日、クラウドファンディング「台風で倒れた"伝説のクソ物件"を再建したい!」を開始した。2018年の台風24号により倒壊してしまった「薄い」うどん屋(通称「ドリフうどん屋」)があった土地に、飲食店を建てるとして、支援を募っている。
自民党の菅義偉総裁が初めて取り組む組閣と党役員人事には、派閥均衡やベテランを重視する「安全運転」が目立つ一方で、改革を進める「突破力」を同居させる一面ものぞかせた。 【図で見る】自民党の新たな勢力図 ■7派の勢力応じ…ポスト配分 官房長官に起用する加藤勝信厚生労働相は、安定した答弁や実務能力に定評がある。ただ、一部には加藤氏が旧大蔵省出身で、菅氏が重視する「省庁の縦割り打破」が実行できるか懸念する声もあった。 加藤氏は平成24年の第2次安倍政権発足時から約2年10カ月、菅氏とともに政権を支える官房副長官だった。菅氏は歩調を合わせて取り組むことができる人材が最適と判断したようだ。 さらに、二階俊博幹事長や麻生太郎副総理兼財務相ら安倍政権の屋台骨となったベテランを起用。田村憲久元厚生労働相や上川陽子元法相ら前政権の閣僚を再任し、リスク回避に努める姿勢も目立った。 党四役と国対委員長には、総裁選
行政改革相に任命された河野太郎氏は、選挙区・神奈川のサッカーチーム「湘南ベルマーレ」のロゴ入りマスクで官邸入り(ロイター) <こんな人> 安倍内閣の防衛相から菅内閣の行政改革や規制改革の担当相に就任した河野太郎氏(57)が、就任直後から存在感を示した。17日未明の新閣僚会見では、深夜に及ぶ運営を「前例主義。こんなものはさっさとやめたらいい」とバッサリ。菅義偉首相肝いりの「あしき前例主義打破」の象徴で起用されたキーマン。同じ首相指令の「縦割り110番」は、さっそく自身のSNSに開設した。次世代リーダー筆頭格の河野氏。注目を集める言動は、菅政権の浮沈も左右しそうだ。 【写真】18年7月、ケンドーコバヤシとガッチリ握手する河野太郎外務大臣 ◇ ◇ ◇ この人は懐が深くてホント優しい人だな。顔はいかついけど…。 初対面の河野行革相の第一印象です。20年以上も前の99年10月。小渕第2次改造
菅新政権が発足しました。 菅総理って、ほんとのところ、どういう人なんでしょうか。新総理の素顔を掘り下げ、新政権の閣僚・党役員人事、政権の方向性について考えてみたいと思います。 ◇ ◇ ◇ ■菅新政権の閣僚・党役員人事について 思った以上に、予想通りで、そのことにむしろびっくりでした。そして、よくよく見てみると、改めて奥が深く、手腕が発揮されたなと感じました。 たしかに、再任+派閥均衡+菅総理に縁の深い方たち、ではあるのですが、結果的には、非常に手堅くそつなく、実務をこなすメンバーを集めた安定した布陣となっています。斬新さはありませんが、着実に、やるべきことをきちっと前に進める、という意志を感じます。 政治的なことを言えば、満遍のない配慮で、党内の不満や軋轢が少なくなるので、一致団結して菅内閣を支えるという力学が、より働きやすくなります。党役員も、菅総裁誕生の功労+菅総理との深い繋が
アンシンフ――この日本人の名前に、早くも「中南海」(北京の中国最高幹部の職住地)がザワついている。昨日発足した菅義偉新政権で、新たに防衛大臣を拝命した岸信夫氏(61歳)、安倍晋三前首相の実弟である。 中国最大の国際紙『環球時報』(9月17日付)は、岸防衛大臣に関する長文の記事を発表した。そこでは、生まれて間もなく岸家に養子に出された岸信夫氏の数奇な半生を詳述した上で、次のように記している。 <岸信夫は、二つの点において注目に値する。第一に、岸信夫は日本の政界において著名な「親台派」である。現在まで、岸信夫は日本の国会議員の親台団体である「日華議員懇談会」の幹事長を務めている。第二に、岸信夫は何度も靖国神社を参拝している。2013年10月19日、岸信夫は靖国神社を参拝したが、これは兄(安倍首相)の代理で参拝したと見られている。安倍晋三本人も、2013年12月26日に参拝している> このように
トランプ大統領は民主党の大統領候補バイデン氏が中国寄りで、「バイデンの勝利は中国の勝利」と主張するこれに対して、バイデンは「トランプこそ中国にあしらわれてきた」と批判し、トランプとは異なるアプローチでの中国包囲網を目指しているバイデンの国際主義的な戦略は、トランプとは別の意味で、中国に対する大きな圧力になるとみられる 中国への対応は11月に迫ったアメリカ大統領選挙の一つの主要テーマになっており、トランプ大統領は民主党の大統領候補バイデン氏を「中国寄り」と批判するが、当の中国は「バイデン当選」に警戒感を隠していない。 「中国語を勉強させられる」 デカップリング(中国との全面的な断絶)を強調するトランプ大統領は8月11日、支持者の前で「バイデンが当選したら、アメリカ人が中国語を学ばなければならなくなる」と発言。民主党の大統領候補となったバイデン氏が中国寄りで、中国に甘いと批判した。 実際、バイ
「『みなさん』が終わって、うーん……。ほぼ、とんねるずは死にましたよね。それだけ命をかけてやっていましたし、チャンスをもらった番組だったし、いろんな思いがすべて入っていたので。……なんか、あれからおかしかったです。やっと、YouTubeでまたちょっと息が入ったというか、呼吸し始めた感じで、死んでいましたね」 肩書を尋ねると、「元とんねるずですかね?」。『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了したのは、2018年3月。30年にわたる「みなさん」をまとめたDVD BOXは、終わったことを認めたくないから「たぶんこの先も開けない」という。 「子どもたち、孫たちが棺桶に入れるんじゃないですか? 燃えるのかなあ、DVDって。火葬場の人が嫌がるかな(笑)。約30年間、毎週木金、『みなさん』の収録でフジテレビに行ってたんですよ。行かなくなって、定年退職したサラリーマンの方みたいに、燃え尽き症候群で。
米フェイスブック(FB)は8月下旬、タイ王室に批判的な団体が運営するページへのタイ国内からのアクセスを遮断する措置を講じた。FBは「タイ政府から強要された」として、対抗措置をとる方針を明らかにしている。 この「タイ王室に批判的な団体」とは、パヴィン・チャチャワーンポンパン氏(49)が4月に立ち上げた「ロイヤリスト・マーケットプレイス」を指す。元外交官のパヴィン氏は、タイの軍政君主制を批判したことで不敬罪の容疑に問われ、2014年7月に難民申請を行い、日本で亡命生活を送っている。同時に、京都大学東南アジア地域研究研究所に所属し、准教授を務めてもいる。9月8日には、パヴィン博士の「言論・表現の自由」を日本政府が保証するよう、反体制派の学生ら市民団体が署名を在バンコクの日本大使館に提出。日本との関わりは深いのだ。 米ニューヨークタイムズやワシントンポスト、英エコノミスト誌などにも頻繁に寄稿し、欧
過去1世紀におよぶアメリカのアジア政策が、根本的に軌道修正される可能性さえもある(写真:pengpeng/iStock) 米中貿易戦争により幕を開けた、国家が地政学的な目的のために経済を手段として使う「地経学」の時代。 独立したグローバルなシンクタンク「アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)」の専門家が、コロナウイルス後の国際政治と世界経済の新たな潮流の兆しをいち早く見つけ、その地政学的かつ地経学的重要性を考察し、日本の国益と戦略にとっての意味合いを、順次配信していく。 ■歴史的転換点となるポンペオ国務長官演説 2020年7月23日のポンペオ国務長官の演説は、よりいっそう対中批判の性格を強める内容となった。習近平国家主席を名指しで批判すると同時に、中国共産党体制そのものを批判し、従来にない激しい対中批判となった。また、カリフォルニアのニクソン大統領図書館という場所を選んで演説を行う
日本育ちでロシア国籍の弁護士、ベロスルドヴァ・オリガさんは、日本語、ロシア語、英語のトライリンガルにもかかわらず日本を拠点に活動している。しかも「日本ほど、すてきで住みやすい国は他に存在しない」として、今後も日本に住み続けたいという。オリガさんが考える日本の魅力とは――。 【写真】弁護士のベロスルドヴァ・オリガさん ■決まって聞かれる「いじめられた経験はあるか」という質問 こんにちは。弁護士のベロスルドヴァ・オリガです。前回までの資格試験や英語の勉強法の記事には、多くの温かいコメントを頂きました。どうもありがとうございます。コメントの中には、私自身が日本に住み続け、日本で弁護士として働く決断をしたことについて、興味を持ってくださった方もいらっしゃいました。 そこで、今回は、私が日本社会に対して抱いているすてきな印象と、外国籍者として住む上での覚悟についてお話したいと思います。 ご存じの方も
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