スティーブ・ジョブズCEOに代わり、フィリップ・シラー副社長により行なわれたMacworldの基調講演 Macworldで姿を見せなかったのは、ジョブズCEO、17インチMacBook Pro以外の新しいハードウェアだけではない。事前に期待されながら、全く触れられることもなかったものがある。それは次期Mac OS Xとなる「Snow Leopard」だ。 昨年6月に開催された開発者向けイベントである「WWDC 08」で公開されたSnow Leopardは、ユーザーに近いレイヤから見て、次のような技術革新を含む。 1. Microsoft Exchangeのサポート 2. OpenCLのインプリメント(GPGPU) 3. マルチコア/メニーコアサポートの「Grand Central」 4. 新しい64bitカーネル 革新の多くは開発者向けの基盤技術関連で、エンドユーザー向け、特にコンシューマ