今日も今日とて、インターネットには誤情報や大ゲサな議論が溢れかえる。しかし、冷笑ばかりもしていられない。誰だってそのような情報や議論を「真に受けた」経験が子どもの頃にはあったはずだ。そんな無垢な時代を振り返った時に、中学1年生だった2010年に友人から回ってきたチェーンメールのことを、ふと思い出した。 あれは塾の友人たちと、カラオケの鉄人にいた時だった。ざっくり言うと、明るいオタク少女的なキャラだったH野が、「石原さんっていう都知事?の人が、アニメとかマンガをなくしちゃうんだって!メール送るね!」などと言いながらその場にいる全員に転送していたメールだ。石原都知事が銀魂やらONE PIECEやらを嫌っていて、二次元コンテンツが世界から消えるんだとか、そんな内容だったことを覚えている。 当時、かなり拡散されていたはずで、別の友人からも送られてきた記憶がある。しかし、チェーンメールなんてのはキッ

