この「極言暴論」に挑戦状を突きつけた人がいる。元ソニーのCIO(最高情報責任者)で、現在ガートナー ジャパンのエグゼクティブパートナーを務める長谷島眞時氏だ。IT部門について“あしざま”に書いた私の記事を読み、「ふざけるな!」ということで日経コンピュータに反論を掲載したのだ。 長谷島氏と言えば、CIO時代の経験を基にIT部門の再生の道筋を説き、そこで働く技術者の幸せを願って止まない人だから、「劣化の進んだIT部門は解体してしまえ」などと主張する記事には、よほど腹に据えかねたらしい。日経コンピュータでの反論記事は2014年10月から12月の3カ月間で7回に及んだ。その間、長谷島氏の下には「木村になんか絶対に負けるな」といった激励メールが多数届いたという。 その反論がITproの特集連載として転載されることになった(関連記事:長谷島眞時の「IT部門への“極言暴論”を斬る」)。そうなると、私も長
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