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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (19)

  • POLAR BEAR BLOG: アーリーアダプターになろう

    「ロジャーズの採用者分布曲線」と書くと、何のこと?と思われるかもしれませんが、イノベーションが普及する過程でユーザーを5段階(イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガード)に分けるアレです。IT技術において、自分がどのグループに属すると思うか?と聞かれたら、このブログを見ていただいている方々の大抵は「イノベーター」か「アーリーアダプター」と答えるのではないでしょうか。僕はイノベーターと呼べるほどギークではないので、まぁアーリーアダプターぐらいかな~と思っていたのですが、次のエントリを読んで考えを改めねばと思いました: ■ Early Adopter vs. Efficient Person (graphpaper.com) ハイテク製品やWEBサイトをいろいろ試しているけど、ちょっと触って遊ぶだけじゃアーリー「アダプター」とは言えないよね、という内容

  • 4つの検索スタイル

    一口に「検索」と言っても、その行動パターンには様々な種類がある・・・ことは様々な記事で指摘されていますし、感覚的にも「正しい」と感じることでしょう。で、それを4つに分類して検証している記事を見つけたので、ちょっと解説: ■ Four Modes of Seeking Information and How to Design for Them (Boxes and Arrows) 情報アーキテクチャ関係の知識が揃っている Boxes and Arrows のサイトから。今年3月の記事なので、既に目にしている方も多いかも。 タイトルにもなっている、「情報を検索する際の4つのタイプ」とは: 「知っていること」検索 (例)Katharine Kerr の新刊は出ているか? □ ユーザーは何を知りたいか分かっている □ それを表現する言葉を知っている □ どこから調べ始めたら良いか分かっている可能

  • 共有サイトの意外な効果

    写真共有や動画共有など、さまざまな共有サイトが現れていますが、来の目的(コンテンツのシェア)だけでなく意外な副次的効果もあるのだ、という記事: ■ Top 10 Flickr Cameras (Yahoo! Shopping Blog) タイトルから想像できるかもしれませんが、Flickr にアップされた画像のデータを集計し、使われているデジカメトップ10を調べたもの。Flickr をお使いの方ならお分かりだと思いますが、写真をアップすると様々な撮影データ(EXIFデータ)も同時に記録されます。その中の"Taken with a ..."が撮影に使われたデジカメで、これを集計したというわけで。ちなみに結果は以下の通り: Nikon D50 Nikon D70 Canon EOS Digital Rebel XT Canon EOS 20D Canon EOS 350D Digital N

  • POLAR BEAR BLOG: 船頭多くして・・・

    「・・・船山に登る」がことわざですが、海外でも同じようなことを考えている人がいるようで: ■ How to Ruin a Web Design - The Design Curve (SEOmoz Blog) 「WEBデザインを台無しにするには」というタイトルの記事。WEBデザインに関する"Design Curve (デザインカーブ)"という概念を提唱しているのですが、説明よりもグラフを見てもらった方が早いでしょう(下図は上記の記事を基に作成したもの): 要は他人に批評されればされるほど、WEBデザインのクオリティは下がっていくという話。特に批評家が5人以上集まった場合、クオリティはゼロになる!と訴えています。ただしここで言う「他人」とは「誤ったタイプの人々」のことで、以下のように定義されています: かつてビジュアルデザインに携わったことの無い人 1996年のデザイン・トレンドがいまだに受

    POLAR BEAR BLOG: 船頭多くして・・・
  • POLAR BEAR BLOG: 締切を守る10の手段

    Matthew Stibbe という人が、「書くことに集中するには」というタイトルの記事を書いています。彼(ロンドンにある Articulate Marketing というライティングのコンサルティング会社で"Writer-in-chief"をしている人物だそう)が締切り直前になって、書き物を仕上げるために行っている10の手段を挙げたものなのですが、参考になりそうです: ■ How to concentrate on writing (Bad Language) ちなみにどんな内容かというと: メーラーを立ち上げるな:立ち上げたとしても、アラート機能などはオフにすること。 自分を隔離せよ:彼自身は Bose のノイズ除去機能付きヘッドホンをするのだとか。 欲と恥を活用せよ:「この仕事を仕上げれば大金が転がり込む!」「この仕事に失敗したら信頼が失われるだろうな・・・」といった欲・恥の気持ちを

  • ソーシャルブックマーク社会学

    最近バージョン3がリリースされ、テクノロジー以外の話題も扱えるようになった Digg.com。多くのユーザーからの投票によって話題の記事が選ばれるシステムは、まさに「集合知」といったところですが、「話題」となる記事を選んでいるのは意外にもごくわずかな人々のようです: ■ Top 100 Digg Users Control 56% of Digg's HomePage Content (SEOmoz Blog) Digg では登録された記事はまず"Upcoming Stories"のページに表示されます。そこで多くの投票(digg)を得た記事が、晴れて"Popular Stories"のページに移るのですが、この"Popular Stories"に選ばれる記事のうち約20%は20人のユーザーによって登録されたもの、とのこと。同じく56.41%の記事が100人のユーザーによって登録されている

  • 良いビジネスブログのための5ヶ条

    Micro Persuasion 経由で知ったネタ。良いビジネスブログを書くための5ヶ条だそうです: ■ It’s a Big, Blog World Out There: Five Quick Tips to Building a Better Blog (ChangeThis) この手の記事は以前から数多くありますが、今回提言されているのは以下の5つ: バナーは小さく : なるべくスクロールしないで読んでもらえるように。 記事は短く : (英単語で) 500語ぐらいがちょうど良い。長い文を書くときは、斜め読みしてもらえるように途中に小見出しをつけること。 読みやすく : 色やフォントサイズなどを考えて。それらをブラウザで調整できる読者ばかりではないのだから。 更新はマメに : 頻繁に更新されないブログなど、誰も再び訪れようとは思わない。 静かに : バックで音楽を流すサイトなど論外。

  • ロゴデザインの「釣り堀」 - Logopond

    Digg 経由で見つけたサイト。けどはてブでは一昨日ぐらいからブックマークが集まっているので、ご存知の方も多いかも: ■ Logopond - a place to fish for ideas 自作のロゴをアップロードして、他のユーザーと共有することができるサイト。「ロゴの池」というネーミング、そして「アイデアを釣り上げるための場所」というキャッチコピーから分かる通り、様々な軸でロゴを探すことができます。 上のスクリーンショットは"Gallery"のタブを開いたところ。ご覧の通り、様々なロゴが大きめのサムネイルで並べられています。右サイドバーにある"Color Sort"はその名の通り、色でロゴの検索ができるというもの(RSSフィードも用意されていますね)。またそれぞれのロゴには星5つによる評価がされていて、クリックすると詳細を見ることが可能です: 詳細画面では評価の他にアクセス数などの

    ロゴデザインの「釣り堀」 - Logopond
  • POLAR BEAR BLOG: 人間は、夜の方が頭が良い

    もう1つ心理学系の小ネタで。最近のライフハック系記事では「朝型人間になろう!」的な内容が多いように思うのですが、「夜の方が勉強がはかどるんだけど」って感じてる方はいませんか?そんな方に朗報です -- 「夜の方が勉強に向いている」ことが、科学的に証明されたとのこと: ■ Brains Learn Better At Night (ScienceDaily) The University of Adelaide (アデレード大学)の研究生、Martin Sale さんらによる研究結果。脳の学習能力を調べる実験を行ったところ、実験が朝に行われるよりも夜(原文では"evening"という単語が使われていますが、残念ながら正確な時刻の記載はなし)に行われた方が、学習能力が高かったそうです。 この結果について Sale さんは、一日の時間帯に応じて身体の活動が変化するのは特殊なことではない、としていま

  • POLAR BEAR BLOG: 「ためしてガッテン」の集中力向上ライフハック

    昨日のNHK「ためしてガッテン」はちょっと面白い内容でした。題して「脳もビックリ!集中力アップ大作戦」。タイトル通りどうやって集中力を高めるか?がテーマだったのですが(詳しい内容が公式ページにまとめられています)、最終的に提案されていたテクニック(ライフハック!?)は以下の2つ: 「環境音」を流す 「集中ワード」を紙に書いて、目に見えるところに置く 1.の「環境音」(自然の音のように、一定で変化のあまりない音)については、実は誰もが経験していることかもしれません。図書館のようにシーンと静まりかえったところだと、逆にヒソヒソ声や鉛筆のカリカリ音が気になってしまうのに、電車の中(ガタンゴトン、という一定のノイズが続く)だと集中してが読めるとか。番組内の実験では、被験者の女性に川のせせらぎのような自然の音を聞かせていました。こちらのページで紹介されているサイトから音源を落として、携帯プレーヤー

  • POLAR BEAR BLOG: 「やる気」は後からついてくる

    「やる気」を出すための最高のテクニックは、実は「やる気」を出そうと思わないこと、なのかもしれません。 ITmedia さんから『「なまけ心」に効くクスリ プロカウンセラーが教える「ダメな自分」の救い方』という新刊書をいただいて読んでいるのですが、これがなかなか面白い。Q&A形式で様々な悩みにアドバイスが提示されるようになっていて、モチベーションを上げるためのライフハック集といったところです。 例えば「家事をする気が起きず、なまけてしまう」という悩みに対する回答で、以下のようなアドバイスがされています: それでも「やる気が出ない」というなら、「やる気にならないとできない」と思っていること自体が間違いだと言いたいです。こういった悩みを抱える人に対する代表的な心理療法で、『森田療法』というのがあります。1920年代に精神科医の森田正馬先生によって提唱されたもので、分かりやすく言えば、「感情を意識

  • POLAR BEAR BLOG: 20%ルールの裏の意味

    業務時間の一部を好きなことに使って、何か創造的な活動をしましょ、というアイデアが広まりつつあります。有名どころでは Google の「20%ルール」があるわけですが、実はその裏の意味は「効率的に働け」ということなのかなぁと思ってみたり。 zen habits でこんなエントリがありました: ■ Haiku Productivity: Limit Your Work Week (zen habits) 「俳句プロダクティビティ」という謎の言葉がタイトルになっていますが、"limit your work week"(労働時間を制限しよう)という続きのフレーズで分かる通り、わざとタイムリミットを設けることで生産性を上げましょうというのが内容です。単に時短せよと言うだけでなく、短い時間で仕事を仕上げるためのコツも提示されています。 これを読んで感じたのですが、確かに「効率よく働くライフハック」系記

  • こんなソフトを開発してくれたら、1,000円払います -- microPledge

    特に調べてないので、日にも同様のサービスがあるかもしれませんが(っていうか、他の分野で似たような話があるし)。「素晴らしいソフトのアイデアがあるんだけど、スキルや資金がない……」「素晴らしいソフトのアイデアがあるんだけど、他人にウケるか分からない……」などという悩みを、いっぺんに解決するサービス: ■ microPledge: Get software made Springwise の記事で紹介されていました。仕組みはこんな感じ: 誰かがソフトウェアのアイデアを投稿する。 そのアイデアを気に入った人は、「~ドルを資金提供します」という約束(pledge)を行う。 開発者は、気に入ったアイデアに開発の申し出を行うことができる(開発者自身が自分のアイデアに資金提供してもらうために、アイデアを投稿することもOK)。その際、見積額を提示する。 アイデアには応募期間が定められていて、それが過ぎる

    こんなソフトを開発してくれたら、1,000円払います -- microPledge
  • じゃあ、自分の娘が同じことをして欲しいと思う?

    Swissmiss で紹介されていたビデオ。Dove と言えば"Real Beauty"キャンペーンで有名ですが、同じシリーズで新しい作品が公開されたそうです。まずは日でも「バイラルビデオの代表例」として紹介されることの多い、こちらの映像からどうぞ: 普通の女性が美女に「仕立て上げられる」という内容。これは話題になりましたよね。で、以下が今回の"Onslaught"(猛襲)という作品: 可愛らしい女の子の目に飛び込んでくるものは……美容産業からの「痩せろ」「美しくなれ」という攻撃的なメッセージ。で、最後に流れる文章がこちら: Talk to your daughter before the beauty industry does. 美容産業が(この映像でしているようなことを)する前に、あなたの娘さんと話をして下さい。 あなたの娘さんに話し掛けてください。美容業界が話し掛ける前に。 (※

  • POLAR BEAR BLOG: WEBアプリの料金、どう付ける?

    最近は何でも無料公開が主流ですが、「プレミアムコースになるといくら」っていうWEBアプリがありますよね。そんな料金体系を考えるときに、大切なことは何だろう?と考えるエントリ: ■ How Much Should You Charge for Your Web App? (Instigator Blog) WEBアプリケーションの料金を考えるときに役立つ、6つのアドバイス。早速その6つはというと: 1. シンプルな料金体系を シンプルだと分かりやすく、潜在顧客を顧客にできる確率が高まる。3つのプランぐらいが適当。そういえば先月のハーバード・ビジネス・レビュー(2007年10月号)に「お客様が敵に変わる時」という論文があり、そこで「『複雑な料金体系にすることで、お客様が最も不利な料金プランを選ぶ=自社が最も得するように仕向ける』などという行為は、必ず消費者からの反発を招く」と論じられていました

  • POLAR BEAR BLOG: 「嫉妬は可能性の表れである」

    棋士の谷川浩司さんが書かれた『構想力』を読了。僕は特に将棋ファンというわけではないのですが(子供の頃はやっていました)、何事であれ優れた結果を残している人がどんな思考回路を持っているのか知るのが好きなので、こういったはたまに読むようにしています。 個人的には、Amazon書評でもあるように、ちょっと「ビジネスにも使えますよー」的な臭いが鼻につきました。突然「この考え方はビジネスにも応用できると思うのだ」と言われる場面が数回あるのですが、そんなことを言われなくても、十分参考になるアドバイスを仰っているわけで。あぁ、出版側(角川書店)から「ビジネスマンにも受けるように!」みたいな指導があったのかなと感じています。 ま、それは「玉にキズ」的なもので、書に登場するアドバイスが「玉」であることは間違いありません。谷川さんの言葉を「○○するためのライフハック」的に並べてしまいたい誘惑に駆られる

  • 「枢軸地図」で遊んでみた。

    最近のビジネス書・雑誌では「右脳的な能力(感性や創造性など)」を鍛えよう、というのが流行りになっていますが(その最たるものはこちら)、確かに優れた芸術作品は多くのインスピレーションを与えてくれます。で、昨日の朝日新聞日曜版で紹介されていた、「枢軸地図」という作品はいかがでしょうか: ■ Axis by Golan Levin ニューヨーク在住のアーティスト、ゴーラン・レビン氏によるWEBアート。アクセスすると、以下のような世界地図が表示されます: 地図は国ごとにクリックできるようになっていて(カーソルを合わせると青くなり、クリックで黄色くなる)、3つの国を選択すると画面左上に「選択された3カ国に共通していること」が表示されます。ちなみに上のスクリーンショットでは、日・マダガスカル・ペルーが選択されているのですが、この国々に共通しているのは「昆虫をべる習慣があること」だそうです。知らなか

    「枢軸地図」で遊んでみた。
    TAKA128
    TAKA128 2006/09/27
    任意の3カ国の共通点を教えてくれる
  • POLAR BEAR BLOG: 優れたブレインストーミングのための8ヶ条

    週末なのでサラッと。「出されたアイデアを批判するな」「(アイデアの)質より量を目指せ」など、ブレインストーミングに関する Tips は既に数多く存在していますが、最近の Business Week でもこんな記事が出ていました: ■ Eight Rules To Brilliant Brainstorming (Business Week Online) "Eight Rules"ってことで8つの提言がなされています。曰く: アイデアを出すだけならブレインストーミングは時間の無駄(「目安箱」でも設置しておけば十分!)。出されたアイデアをつなげてみたり、ふくらませてみたりする場にせよ。 いくらブレインストーミングが「何を言っても許される場」だったとしても、毎年従業員の10%がリストラされるような職場では、自由な発言など望めない。そのような環境でのブレインストーミングは諦めよ。 創造性は、一人

  • POLAR BEAR BLOG: 知識共有を阻む37の壁

    ブログの良いところの1つは、様々なブロガーによって過去の知識が掘り起こされることだと思うのですが、今日もそんなエントリがありました。 ■ Three-dozen knowledge sharing barriers (Anecdote) Gabriel Szulanski という方(INSEAD の教授?)が1996年に発表された「知識共有を阻む壁」を紹介しているエントリ。様々な阻害要因を網羅&個人・組織・技術の3つのレベルに分類してくれていて、参考になります。というわけで自分用に翻訳&メモ。 ※訂正 下のリストは Gabriel Szulanski 氏の論文からの 出展 出典(9/6 再修正しました -- ご指摘ありがとうございました!)ではなく、Andreas Riege 氏の論文、"Three-dozen knowledge sharing barriers managers mus

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