山口組組長が出所 警察は警戒 4月9日 13時21分 銃刀法違反の罪で服役していた指定暴力団山口組の組長が、懲役6年の刑期を終えて、9日朝、東京の府中刑務所を出所し、山口組の総本部がある神戸市に着きました。全国の警察は、組長の出所を機に山口組や組長の出身組織の弘道会が活動を活発化させるおそれがあるとして警戒を強めています。 出所したのは、指定暴力団山口組の6代目組長で、司忍を名乗る本名、篠田建市元受刑者(69)です。篠田組長は、大阪市のホテルでボディーガード役の暴力団員にけん銃を持たせていたとして銃刀法違反の罪に問われ、懲役6年の実刑が確定して東京の府中刑務所で服役していましたが、9日朝、刑期を終えて出所しました。そして、迎えに来た黒いワンボックス車に乗り込み、JR品川駅で新幹線に乗り換えて山口組の総本部がある神戸市に向かい、正午前、新神戸駅に着きました。このあと総本部に向かうとみられます