「茹でてますので数分お待ちください」と声がかかる。もしやと見ると、有楽町店の店長服部さんだ。 そばは生麺で注文後に茹で上げる。混雑時には小ロットで茹でていく。うどんも細めの生麺を使用し都度茹でというから驚きだ。焼きそばも小ロットで炒めている。しかし、焼きそばを炒める様子を見ながらそばを待つのもなかなかよい。 登場した「天ぷらそば」はあの有楽町店の時の姿と同じだ。一口つゆを飲んでみる。 天ぷらそば420円 『そうそう、この味だ。なつかしい』 しっかりと返しの利いた、赤味のきれいなつゆである。麺もコシがありうまい。「天ぷらそば」420円、「たぬきそば」370円、「コロッケそば」380円あたりが人気メニューだそうだ。 そばを食べていると、後客はほぼ焼きそばを注文している。そこで、当然の結果というわけで「焼きそば(並)」400円を追加注文することにした。すると、目の前で炒めた直後のアツアツの「焼き