11月10日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝を制し、初のアジア王者となった鹿島アントラーズ。だが、帰途のドバイで飛行機を足止めする騒動を起こしていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 スポーツ紙デスクが語る。 「国内タイトルを19も持つ鹿島ですが、ACLだけは勝ったことがなく“内弁慶”と言われてきた。いわば悲願のタイトルでした」 ACL決勝第2戦は、テヘランで行われた。 「イランの名門・ペルセポリスが相手で、まさにアウェー。ピッチ状態も悪く、ホーム&アウェーの第1戦で勝っていた鹿島は、シンプルに前に蹴り出す戦術で守備を徹底。狙い通りの引き分けで初優勝を勝ち取った。試合後は皆大喜びで、テクニカルディレクターのジーコは、中東でも監督経験があるため、イランでお酒がご法度なのを知っていながら『ビール持って来い!』とジョークを飛ばしていました(笑)」(スポーツ紙記者) トロフィーを手に