ある日突然、飛行機から落下物が… 晴天の空を南に進む低空飛行の飛行機。自転車のスピードをゆるめつつ、注意深く見つめていると、突然、機体と翼の付け根(西側)から、黒くて丸い物体がポンっと勢いよく飛び出し、落下していった――。 それは2月2日日曜日、後で確認すると低空飛行の試験飛行の初日だった。この日の夕方17時1分、空は快晴で明るく、まだ日も沈んではいなかった。 練馬や板橋の区境に位置する豊島区の西端のこのエリアは、一軒家が多い閑静な住宅街。そこに複数の保育園、小学校、中学校、高校など教育機関が集中している。この一帯は晴天・南風時の低空飛行ルートとして国土交通省から指定されている。 この日、私は保育園児の息子の習い事を終えた後、二人乗り自転車で帰宅中だった。家族連れで賑わう商店街を抜けたあと、もうすぐ自宅に到着というところに明らかに大きすぎる飛行機が頭上を次々と通り過ぎていった。 「ついに、
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