新型コロナウイルスの感染拡大で医師や看護師らが着用する防護服の不足が深刻化する中、学校法人「雲雀丘学園」(岡村美孝学園長、兵庫県宝塚市)は1日、傘下の幼稚園2園、小学校、中学・高校の児童生徒や保護者らに呼びかけ、ポリ袋などを使って作製した「簡易防護服」計約1400着を宝塚市、川西市の両医師会に贈った。 【図解でわかる!新型コロナ】医療機関の感染対策 学園では感染拡大で医療用ガウンが不足していることを知り、中山台幼稚園の長岡伸幸園長が、身近にあるものを使った簡易防護服作りを「子供たちや保護者らも参加した学園全体の社会貢献活動として取り組みたい」と提案した。 簡易防護服の材料はポリ袋(45リットル用、30リットル用、20リットル用)やビニール袋で、はさみや粘着テープなどを使って作る。しかし、休園・休校中で集まる機会がないため、中学・高校の家庭科担当、和田由起子教諭の発案で、作り方を分かりやすく
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