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ブックマーク / blog.tinect.jp (53)

  • 子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話

    この記事で書きたいことは、大筋以下のような内容です。 ・「勉強出来ない教育ママはとにかく塾に通わせたがる」的な話を読みました ・塾で全てが解決するわけではないのはまあその通りなのですが、マウントと煽り主体で「じゃあどうすればいいねん」という話を置いていき過ぎだなとも感じました ・塾が有効に動作しない時、その原因になるのは多くの場合「タスク管理不足」です ・人類はマルチタスクが苦手でして、その為タスク管理やタスク整理の練習を積まないといけません ・子どもに「勉強する気を起こさせる」ことは大抵の場合極めて困難ですが、勉強をするインフラを整え、タスク管理技術習得を手伝ってあげることは出来ます ・どうすればいいの?→大きく三つあります。「広い机を用意して」「タスク可視化とタスク整理用のインフラを作って」「当初はなるべく子どもと一緒にタスク整理をしてあげましょう」 ・ただ、その上で「三歩進んで二歩

    子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話
  • すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。

    ちょっと前に、Twitterで「すぐ否定から入る人」の話が盛り上がっていた。 ある教授の話 学生 「面接がうまくいきません。どうしたらいいですか?」 教授 「君にやって欲しいことがある。君は人から『晴れてるね』と言われたら『雨の日もあります!』とすぐ返すでしょ。その前に『そうですね』と言ってくれないか。」 学生 「…それは無理です!」 — やるやん (@IPA_law) November 4, 2023 彼らはいったい何を考えているのだろうか。 実は、「正しいことを言いたい」と思っているのではない。 一言で言うと、 「取られてもいないマウントを、勝手に想像して反発しているだけ」と言える。 話の中身はどうでもいいのだ。 * 例えば、昔こんなことがあった。 新規営業の獲得数が累計10社になった新人を、チームのリーダーが祝福した。 「このスピードで10社は素晴らしい」と。 すると、同じチームの先

    すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。
  • 「子どもに触れさせたくないコンテンツ」について、親として考えること

    この記事で書きたいことは、以下のようなことです。 ・もちろん程度問題ではあるのだが、子どもは「親が見せたくないコンテンツ」をどうにかして摂取しつつ育つものであって、そこを制御しようとしても無駄 ・子どもの「観たい」「読みたい」「聴きたい」という欲求には基介入しないようにしている ・ただ、コンテンツそれ自体ではなく、コンテンツで描かれている行為や内容について、子どもに勧められて摂取した上で、気になる点があれば自分の感想として表明している ・そのためにも、子どもと「感想のチャンネル」を保持しておくことが大事な気がする ・子どもが楽しんでいるコンテンツを自分も楽しむことによって、今のところいい感じのチャンネルが保持出来ている気がする(もちろん、親が知らないところで摂取しているコンテンツもあると思うし、それにどうこう言うことはない) ・「批判はコンテンツの否定ではない」ということも伝えている ・

    「子どもに触れさせたくないコンテンツ」について、親として考えること
  • 家事を手伝っているはずなのに、なぜか怒られる人は、何が問題なのか。

    夫婦喧嘩の種といえば、真っ先に思い浮かぶのが、家事の分担問題だ。 「家事を手伝ったのに、やり方がちがうと文句を言われた。もうやる気がなくなった」 「やってくれるのはうれしいけど、結局こっちの手間が増えるだけ。それならもう自分でやったほうが早い」 古今東西、家事分担でモメている夫婦は多いだろう。 なぜ、家事分担はこうもすれ違ってしまうのか。 わたしなりにその理由がわかった気がするので、家事を手伝っているのになぜか怒られる、喧嘩になる、という方はぜひ、この記事を最後まで読んでいただきたい。 家事は結局、どちらかが多く負担するもの 「そもそも家事は2人のものだから、『手伝う』というのはおかしい」という人もいると思う。 しかし実際のところ、家事分担が完全に50:50の家庭はほとんどなく、どちらかが多く負担しているのが現実だ。 なのでこの記事では、我が家基準で「家事をメインで担当すると、それを手伝

    家事を手伝っているはずなのに、なぜか怒られる人は、何が問題なのか。
  • 「不機嫌で人を支配しようとする人」の気持ちがわかった話

    とある経験を経て、「不機嫌で人を支配しようとする人」の気持ちとその発生機序がだいぶ分かった気がしたので、ちょっとそれについて書かせてください。 まず前提として、しんざき家には、「察してもらうな、察するな」「どんなことでも言葉にしよう」という家訓があります。 して欲しいこと。して欲しくないこと。嬉しいこと。嫌だと思ったこと。賛成、反対、不満、満足、喜怒哀楽。 どんなことであれ、とにかく言葉にしましょう、と。全部言語化して、遠慮なく相手に伝えましょう、と。 パパもママもエスパーではないのだから、君が考えることを何も言われずに察することは出来ません、と。 君にエスパーであることを期待もしませんから、パパもママも言いたいことは全部口にします、と。 そういうコンセプトです。 ことあるごとに「とにかく言葉に」と言ってます。これについてはかなり徹底していると思います。 「言わないで気付くのを待つ」という

    「不機嫌で人を支配しようとする人」の気持ちがわかった話
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2021/11/09
    私は基本 「全部言います」 「私が言わないことは考えてないものと思ってもらって大丈夫です」 「ただし私は察しが悪いので、私にもして欲しいことは全部言ってください。察しません」
  • 「作文が書けない子」に本当に必要な訓練の話

    先日、東洋経済さんでこんな記事を拝読しました。 「作文」が書けない子に教えたい3つの言葉 文章を書くことは、観察し、驚きを見つけ、考えることです。これがステップ1からステップ3への手順に当てはまるのです。 (東洋経済オンライン) 正直なところ、この記事を書いた方は「作文が書けない子」のレベルをかなり高く見積もっているなあ、と感じました。 いや、文中のテクニック、文中の手法が悪い、というわけではないのです。ここに書かれていることは、それはそれで非常に有用、非常に有効なことだと思います。 「観察→深堀りと整理→考察」という思考法は、あらゆる表現、あらゆる論考で重要な手順です。 小さい頃からこの手順になじんでおくことはとても有益ですし、その際の教え方、かみ砕き方として、文中提示されているような言い方をするのも有効でしょう。そこについては何の文句もないんです。 ただ、ここでいう「作文が書けない子」

    「作文が書けない子」に本当に必要な訓練の話
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2018/09/13
    作文嫌いだったなー
  • 長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。

    最近気づいたんですが、長男には「ちゃんと見た目を整えてあげるとなんかやる気が出る」という特性があるようなんです。 以下、ちょっとした話です。 以前も書きましたが、長男は夏くらいから塾に通い始めました。 まだ小4だし、大変だったら無理せんでいいよと言ってはいるのですが、今のところ楽しんで通っているようです。 人的には、塾自体もさることながら、塾の帰りに軽く買いいが出来るとか、塾がある日は自分だけちょっと寝る時間が遅くなるので、長女次女が既に寝ている、「パパ・ママ・自分」という空間で過ごせることが、どうも凄く嬉しいようなんですね。 私と奥様は、いつも子どもたちを寝かしつけてから自分たちのご飯をべるので、その空間に混じると長男すげーはしゃいで色々喋ります。まあ主にゼルダやらスプラトゥーン2の話とかなんですが。 考えてみると、双子が生まれた後の長男は、両親をいっぺんに一人占め出来る時間という

    長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2017/12/19
    こういうのまじ好きだなぁ〜
  • 「会社の戦略を実現するため」に、オフィスを創り変えた会社の話。

    こんにちは。「オフィスを創る」会社、翔栄クリエイトの河口です。 前回は我々の事業「業績に貢献するオフィスを創ること」、そしてオフィス創りは、社員の行動と企業風土を形作ることであるとお伝えしました。 ところで、「行動経済学」のエピソードにこんなものがあります。 ナイキのベトナム支社の最高責任者であるタッカーは、地方の工場を訪れることが多かったため、オフィスを空けているあいだに仕事がたまり、会社に戻って手に負えなくなることがよくあった。(中略) 彼女はチームとの交流を重視していた。そのため会社にいるときはいつでも部下と面会できるように、オープンドア制度を設けていた。 就任から9ヶ月後、彼女はチーム・メンバーに上司としての仕事ぶりについてアンケートを取った。驚いたことに、従業員たちは話し合いの時間がないことに不満を抱いていた。 「私の部屋に来ても、私が話をしながらコンピュータ画面を見て何かを入力

    「会社の戦略を実現するため」に、オフィスを創り変えた会社の話。
  • どうにもやる気がおこらない時、やる気を出せる技術。

    どうにもやる気が出ない、そんなときもあるだろう。 そんなとき、「やる気」を高めるやり方として自己啓発書などには ・気分転換をする ・将来の自分を想像する ・ご褒美を出す といった「気分」「マインド」を入れ替えて行うといった手法が紹介されている。 しかし気分やマインドを切り替えられないからこそ、やる気がでないのであり、この方法はあまり実用性がない。 が、一方で「やる気」は脳の研究分野の1つでもあり、科学的なアプローチも進められてきた。 脳科学者の池谷裕二氏は著書の中で、「やる気」について言及しており、*1「何かを始める」と、側坐核という脳の部位が活性化し、やる気が出るとしている。 これはつまり「気分」「マインド」が先ではなく、「行動することでやる気が出る」という、従来のイメージと逆の主張だ。 確かに個人的にこれは思い当たるフシが数多くあり、「やる気がでない」と言う言葉は、単純に「まだ始めてい

    どうにもやる気がおこらない時、やる気を出せる技術。
  • コミュニケーションのベースが無い会社は、コミュニケーションの種を見つける事から始める必要がある

    こんにちは。翔栄クリエイトの河口です。 数年前、業績を向上させる狙いで米ヤフーのCEO、マリッサ・メイヤー氏は在宅勤務を禁止し、会社に社員を集めました。 最近では、IBMがオフィスに社員を集めたことなどが報じられていますが、「フェイス・トゥー・フェイスでの社内コミュニケーションを活性化する」ことで、新しいアイデアの創出や、会社の一体感を演出しようとする会社もまた多いのは事実です。 そこで今回は「社内コミュニケーションを活性化する」ことを意図した会社の事例を取り上げてみたいと思います。 事例:株式会社プラウ21 株式会社プラウ21様は小中高の模試問題等を作成している「教育」の分野に特化した会社です。 (株式会社プラウトゥーワン 代表取締役 白石健一郎様) 17年前に友人同士3人で起業して以来、今ではスタッフは常時40人ほどが勤務する、右肩上がりとなっています。 しかし「右肩上がり」は、マネジ

    コミュニケーションのベースが無い会社は、コミュニケーションの種を見つける事から始める必要がある
  • 「会社に来なくても良く、仕事はどこでやっても良い」と、成功する人と落ちぶれる人がはっきり別れる。

    カルビーが、事実上「会社に来なくてもいい」という働き方に舵を切った。 在宅勤務、毎日でもOK カルビーが4月以降に新制度 カルビーは4月以降に、自宅など社外で勤務する「テレワーク」の上限日数(週2日)を撤廃する。制度上は毎日テレワークが可能になる。多様な働き方を認めることで、優秀な人材を確保するねらいだ。(朝日新聞) 一見すると、自由に働け、通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、理想の働き方ができるように見える。 実際に肯定的意見も多いが、もちろんこれの裏は 「仕事の評価は、成果でのみ行いますよ」ということに他ならない。 上の記事中にもこうある。 対象はパートや工場勤務の人を除き、契約社員を含めた入社3年目以上の社員になる見通し。会社側が勤務時間をどう把握するかなど制度の詳細や実施時期は今後詰める。同社首脳は「会社が求めるのは成果。働き方改革をしないと会社はよくならない」と話す。 これによ

    「会社に来なくても良く、仕事はどこでやっても良い」と、成功する人と落ちぶれる人がはっきり別れる。
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2017/02/07
    理想っぽいけど評価の基準とかしっかりしないと破綻しそう。 でも、こういうの良い。簡単導入パッケージとか作れないかな
  • 「手が動かせない人」への処方箋

    ところで私は、かつて「手を動かさない人」でした。 仕事にせよ、勉強にせよ、創作にせよ、音楽にせよ、どんなことでも「ごちゃごちゃ考えているより、まずやってみて場数をこなした方がスキルは育つ」というのは、大体の場合で当てはまる普遍的なセオリーであると思います。 ゲーム開発、アプリ開発なんかでも、実績を残している人はみんな「いいからまずやってみろ」って言いますよね。 手を動かすこと、超大事です。手を動かすことによって、課題が生まれ、自信が生まれ、ノウハウが蓄積されていく。頭で考えているだけでは何も始まりません。考えたものは、出力しなくてはいけません。 ところが、世の中には「手を動かさない人」がいます。取り敢えずやってみろ、というアドバイスを受けつつも、なかなか「取り敢えずやってみる」という実施タームに移れない、もしくは移らない人ですね。先日、Books&Appsさん内でもそれについての記事が掲載

    「手が動かせない人」への処方箋
  • 読書感想文の書き方とは?小学生がすぐ理解できたアドバイス

    一般化するつもりはないのですが、アドバイスをしてみたら結構刺さったみたいなので、こういう例を可視化するのも意味があるかなーと思い、書いてみます。 読書感想文という宿題を嫌っている人は数多いように思います。webやtwitterでも、「読書感想文」で検索をした際、一番に目につくのは感想文についての怨嗟の声です。 私自身は、読書感想文という宿題についてのこの状況はあんまりよろしくないなーと、昔から思っております。 「何かをインプットして、それについてのアウトプットを文章の形にする」というのはとても重要なスキルですし、そのスキルに子どもの内から触れることは、とても貴重な経験になり得ると思うんですよね。 ただ、今の小学校教育って、読書感想文の宿題は出すものの、「自分の考えを文章にまとめるノウハウ」みたいな指導は全然してないみたいなんです。 これ凄い片手落ちだと思ってまして、単に「思ったこと、面白か

    読書感想文の書き方とは?小学生がすぐ理解できたアドバイス
  • 夏休みの宿題進捗管理をIT化したら子供が凄くやる気出した話

    長男(今年9歳)が通っている学校は、かなり宿題が多い学校のようで、低学年でもそれなりの量の宿題が出ます。当然、夏休みの宿題も結構な量です。 長男は、普段の勉強については特に苦労をしていないようですが、やはり小学生であって、計画的に宿題をするのは苦手です。 一年生の時の夏休みの宿題も、結局すべて片づけるのはかなりギリギリになっていたようで、8月下旬くらいに泣きべそをかきながら宿題をやっているのを観測しました。 小学校の宿題に親が口出しするのもどうかなと思いまして、一年の頃はあまり干渉しなかったんですが、ちょっとそれを見て反省というか、考えを改めました。 宿題の来の意味は、「家庭での勉強の習慣を作ること」だと思います。それが機能しないばかりか、単に嫌な思い出ばかりになってしまい、机に向かうこと自体がイヤになってしまったら可哀想だなーと思ったからです。 そこで、2015年の夏休みは、多少干渉し

    夏休みの宿題進捗管理をIT化したら子供が凄くやる気出した話
  • 新しい技能の習得にはどのような環境が必要なのか。

    技能、またはスキルと呼んでも良いが、あるワザを身につけるためにはそれなりの努力が必要だ。しかも、困ったことに努力したからといって必ず身につくものでもない。 語学やプログラミング、彫刻、演奏など数多のスキルを身につけたいと願う人は多いが、殆どの場合、目指す領域にたどり着ける人は非常に少ないのは、そのためだ。 実際、スキルの習得は、かなり注意深く行わなければ、無駄となってしまう。さらに、数多くのスキルを要求される「仕事」の領域においては、技能の習得のスピードが、仕事の成否を分けることもある。 したがって技能そのものの習得以前に、「どのように技能を習得するか」を学ぶこともまた重要である。 ではその方法とは何か。これについては以前、様々なハイスキルの保持者にインタビューをした時の資料が役に立つかもしれない。 実は、多くのハイスキルの保持者は、かなり共通の体験をしている。 例えばあるプログラマーが技

    新しい技能の習得にはどのような環境が必要なのか。
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2016/05/26
    スキルを習得する環境
  • 実績を見ても、その人の実力はあまりわからない。

    様々な会社で採用の仕事をしていると「わかりやすい実績のある人」に出会う。例えば、こんな具合である。 ・(大手企業)でNo.1営業マンだった。 ・(大きなwebサービス)のマーケティングをやっていた ・(有名スタートアップ)のコアメンバーだった だが、当に彼らは「実力者」なのだろうか。即採用すべき人物なのだろうか。 認知心理学者であり、ノーベル賞受賞したことでで知られるダニエル・カーネマンは著書※1の中で、 多くの人は信じたくないかもしれないが、統計的には「成果が出るかどうかは、実力よりも運の要素が遥かに大きい」 と述べている。 一般的に、成功者の言う「こうして成功した」は再現性がなく、それほどアテににならない。 ※1 また、こんな研究もある。 カリフォルニア大学デイビス校の心理学者、ディーン・サイモントンは彼は「ある科学者が成功した論文を発表した後、論文の質は上がっているのか?」を検証し

    実績を見ても、その人の実力はあまりわからない。
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2016/05/26
    「本当の実力」とは恐ろしく単純だ。それは 1.生産性が高い、つまり多産であること 2.継続すること、つまり粘り強いこと
  • 会社の生産性の低さの原因は、「時間コスト意識」の無さ

    人の一人あたりGDPの低さが目立ってくると、当然のことながら「生産性」が注目される。だが、日企業の生産性は先進国の中では圧倒的に低い。 なぜ日企業は生産性が低いのか?私も疑問に思うことが多々あった。 だが、一つのヒントが下の話にあるかもしれない。先日訪問した、あるソフトウェア開発会社での話だ。 営業の方たち数名と話していたのだが、その中の1名が 「日の生産性の低さの原因がわかりましたよ」 と言っていた。 興味を惹かれたので、「何が原因なんですか?」と私は聞いた。 「いま、お客さんから連絡があって、1週間前に契約が決まった仕事について、もっと情報がほしい」っていうんです。 「うん。それで?」 「それなんですけど、向こうの人が「見積もりの妥当性を知りたいから、見積の根拠を示した資料を作って欲しい」って言われました。」 相手の会社は、超大手企業で、契約金額もそれなりに大きい。だが、契約

    会社の生産性の低さの原因は、「時間コスト意識」の無さ
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2016/05/24
    世の中の無駄をなくす仕事をしたい
  • 仕事で大事なのは「頭の良さ」ではなく「目標の具体化」だ

    現代では「知的能力」は特にビジネスにおいて大きく評価されている。 「知識労働者」が増えるに従い、知的能力のアドバンテージが大きな富を生み出せすことに皆が気づいたからだ。だから皆、学歴を気にするし、教育格差を社会問題として取り上げる。 中には「知的能力がほとんど遺伝で決定されるから、社会的な成功は生まれる前からほぼ決まっている」という極論を唱える人物まで散見される時代となった。 だが、ビジネスに知的能力というものがそこまで重要なのか、といえば、私は懐疑的である。おそらく知的能力はあまりにも過剰に評価されている。 天才がいるとか、知的能力がビジネスの成否を決める、とか、経営陣が高学歴である、とか、そのようなことはすべて、「うちの営業マンは根性があります」というのと、中身においてさほど変わりはない。それは、数ある強みの1つであるにすぎない。 まして「世界は一握りの知的エリートによって支配される」

    仕事で大事なのは「頭の良さ」ではなく「目標の具体化」だ
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2016/05/12
    面談の時に10年後どうなってたいかを聞くと多くがそんな先のことはしっかり決まっていないという。仕事ができる人は少ない上にそういう人達の行動は面白くない。
  • 「伝えたつもり」では伝わらない。足りないのはテクニックではなく「回数」だった。

    最近、仕事で新しいシステムを導入した。新しくなるということは、知らないものに出会うということだ。 当然、ユーザーは戸惑う。戸惑いを軽減するための手段として「説明」や「広報」がある。説明や広報は、当に有効なのだろうか。一体どれだけ効果があるのだろう。 ☆★☆★☆ 新しいシステムを導入する。事前にマニュアルを配布し、説明会を開催し、メールでも広報した。 限られた時間の中でしていることであり、こちらも手探りでやっている側面も大きいため、全てを伝えることはできない。 やはり、問い合わせは多かった。社会人になって、一番電話が鳴ったと思う。 ここまでは想定内。全てを説明できているわけではないのだから、問い合わせが多くなることは当然だ。 ただ、想定外だったのは問い合わせの内容である。広報していないことを聞かれたケースもあったが、多くは既に広報していることだった。事前に配布しているマニュアルや広報のメー

    「伝えたつもり」では伝わらない。足りないのはテクニックではなく「回数」だった。
  • あなたの価値を安く見積もる必要はない

    フリーランスになって初めて気づいたことがある。それは、ビジネスをやる上で「何」を売るかと、「いくら」で売るかがとても重要だということ。 何を今更と思うかもしれない。しかし、ただの平社員営業パーソンとして働いている時は、売るものも値段も予め決まっていたので、そんなことを考える必要がなかった。 特に「いくら」で売るかについてはほとんど無頓着だった。私はほぼパッケージ商品を扱っていたので、だいたいの値段は決まっている。会社から「今年はこれくらい売り上げてね」と目標を渡されるので、自分で目標金額を決めることもない。 繰り返しになるが「この商品はいくらの価値があるか」などと根的な問いは考える必要がなかったのだ。それよりも与えられた目標をどう達成するかの逆算思考さえあれば、営業として何の文句も言われなかった。 唯一の資源は自分の時間 ただフリーランスになると、これまでの営業思考だけでは足らないという

    あなたの価値を安く見積もる必要はない
    TAKAYUKI_SATAKE
    TAKAYUKI_SATAKE 2016/05/05
    自分を安売りしない。