2012年の元旦ということで、プログラミング言語APLで謹賀新年Golfをやってみました。 APLとはA Programming Languageの略で、1957年のFORTRAN登場以降にケネス・アイバーソン博士によって発明された数式処理のための記法をIBMが対話型のプログラミング言語として修正し実装したものです。当時は⍳{iota}や⍴{rho}など特殊な記号を入力するためのAPLキーボードがあったそうです。 今ではAPLフォントの記号はすべてUnicodeの中で定義されています。 先月開催したサイボウズ・ラボユース冬の合宿では、林拓人さんが筑波大学の図書館から借りてきたAPLの教科書があったので少し斜め読みしてみました。それで、APLの記号の使い方が大体わかったので、今回の謹賀新年Golfをしてみることにしました。 まずは91文字のAPLプログラム。 11×((3⊖5 o↑1⌽(1