1.Web2.0はバブルかバズワードか 2006年ごろからはじまったWeb2.0の流行は、なにかバブルのような雰囲気を感じます。明確な定義のないこと、続々と新しいサービスが立ち上がること、短期間で株式公開を果たす若い企業(いわゆるWeb2.0企業)が次々に登場していることなどがその理由として上げられるでしょう。また、Web2.0はバズワードであるとも言われています。バズワードとは、特に中身があるわけではなく営業のために作り出された流行語という意味です。 このように、なにか掴み所の無いように感じるWeb2.0ですが、「Web2.0はセキュリティがだめだから使わない」という意見を聞いたことがあります。これはWeb2.0のことがよくわからないので、「よくわからないから怖い」というイメージを抱いてしまっているためではないでしょうか。人間はよくわからないものに対して本能的に怖いと感じてしまうそうで