官公庁や企業を標的とするサイバー犯罪の増加に対処するため、九州大は2018年度から、社会人にサイバーセキュリティー技術を教える事業「enPiT Pro(エンピットプロ)」を始める。サイバー攻撃に対応できる技術者は全国的に不足しており、福岡県警や民間企業と連携して産学官で必要な人材を育成する。21年度までに約600人の確保を目指す。 enPiT Proは「情報技術人材の育成拠点」の略称。文部科学省の支援事業で、対象を大学院生から社会人にも広げる方針に対し、対サイバー犯罪の分野で公募に応じた九州大など7大学が来年度の実施機関に選ばれた。 九州大は福岡県警サイバー犯罪対策課や、IT大手「LINE Fukuoka」など3社とともに、2種類の教育プログラムを検討。「クイックコース」(受講時間計約60時間)はインターネットやスマートフォンのセキュリティー技術を習得させた上、サイバー攻撃を防ぐためのトレ
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