スマートフォンのセキュリティー上の欠陥を見つけだし、情報を盗み出すコンテストが東京で開かれました。世界各国のチームが、およそ5000万円の賞金をかけて争い、見つかった欠陥は、メーカーが直ちに修正することになっています。 このコンテストは、スマートフォンのサイバー攻撃に対する安全性を高めようと、アメリカのコンピューター関連企業が開いたものです。 東京・港区の会場には、日本のほか、韓国やイギリス、南アフリカなど世界6か国から、コンピューターの専門家らで作る7チームが集まり、端末のセキュリティー上の欠陥を見つけだし、情報を盗み取る技術などを競いました。それぞれのチームは30分の持ち時間で、チームごとに選んだスマートフォンのハッキングに挑みます。端末は攻撃するチームしかハッキングに加われないよう電波が遮断された特殊な箱の中に置かれ、攻撃に成功しスマートフォンの画面をのぞき見ることに成功すると、会場