20歳以下の若者の独創的なソフトウエアを募る「第30回U20プログラミングコンテスト」の表彰式が1日、東京都内で開かれ、玩具のスーパーボールの楽しさをパズルゲームで表現した開成高2年の奥殿(おくどの)貴仁さんと、携帯電話でプログラムを組むための開発ソフトを制作した慶応大2年の伊藤康人さんが、最優秀の経済産業大臣賞を受賞した。 奥殿さんは、小学5年のころ、日本語で記述するコンピューター・プログラム言語があることを知り、独学でプログラムを作り始めた。受賞したゲーム「Orihalconb」(オリハルコンブ)について、「スーパーボールがはずむところを見ていると楽しい。適当に遊んでもいつかゴールできるゲームを作った」と説明。複数のプログラム言語を使い分け、拡張性の高い構造を作ったことが評価された。ゲームは奥殿さんのブログで公開されている。 伊藤さんは「誰でも持っているもので、ちょっとしたプログラムが