ブックマーク / note.com/etomiho (15)

  • 私が次のフィールドにJリーグの市民クラブを選んだ理由|えとみほ

    社長退任のご挨拶から丸1ヶ月経ちましたが、ようやく次の行き先をオープンにできるようになったのでお知らせいたします。日よりサッカーJ2リーグに所属する栃木サッカークラブ(通称:栃木SC)に入社し、マーケティング戦略部長に就任することになりました。 というわけで、このnoteを公開したあと、私は普通に会社に出勤して働いていると思われます。この連休前半は、夫も巻き込んで宇都宮にせっせと荷物を運んでいました。そして、のんびりする暇もなく2日後の5月3日にはホームの栃木グリーンスタジアムにて京都サンガを迎えた公式戦があります。 転職先については、4月中にお会いした方々にはポツポツと経緯をお話していたのですが、誰もが驚き「なぜ栃木?(サポーターをしている)ジェフじゃないの?」と同じ疑問を口にされました。私は富山の出身で栃木は地元でもなんでもないので、当然そのような疑問を持たれるだろうと思います。 ま

    私が次のフィールドにJリーグの市民クラブを選んだ理由|えとみほ
  • 「才能」の定義|えとみほ

    先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。 最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」というエピソードを聞いて納得がいった。 要は、コピーライターというのは来、他のどんな職業の人よりも言葉の持つ意味や微妙なニュアンスの違いに敏感でなければならないのに、そこに鈍感なのだ。たとえば「タウリン1000mgと1gは同じことだからどっちでもいいですよね」と言ってしまうような人は、コピーライターには向いていないと言っていいだろう。 才能とは「違和感」に気づけることコピーライターのような、特殊な

    「才能」の定義|えとみほ
  • ソーシャルメディアマーケティングが成功する企業、失敗する企業|えとみほ

    「広告代理店に言われてYouTuberやインスタグラマーを使ってみたんだけど、あんまり効果がなかったんですよね」 ここ数年ほとんど毎日のように聞いている話なのだが、そういった企業の担当者の話をじっくり聞いてみると、そうなってしまう原因がわかってしまうことがある。端的に言うとクリエイティブへの口出しが多いのだ。 SNSで一番やってはいけないのは「マス広告のコピペ」弊社でもインスタグラマーに商品写真を撮ってもらう「ブツ撮りサービス」を提供しているが、まれにいろんな事情でサービスの主旨が伝わっておらず、納品物に対して「ここはこうしてください」「撮り直してください」という依頼を受けることがある。 もちろん打合せに齟齬があり事前の約束が守れていないようなケースはすぐに対応するが、中には「もっとここにピントをあわせてほしい」とか「モデルの髪型が商品イメージに合わない」といった、サービスの主旨を理解して

    ソーシャルメディアマーケティングが成功する企業、失敗する企業|えとみほ
  • ツイッターのフォロワーを3ヶ月で3,000人ほど増やした方法|えとみほ(江藤美帆)|note

    いまから3ヶ月ほど前、ふと「ツイッターのフォロワーをもうちょっと増やしたい」と思い立ち、腰を入れて運用してみることにした。その結果、フォローを一切増やさずに3ヶ月で3,000人ほどフォロワーが増えた。 現在のフォロワー数は9,280人。3ヶ月前はおよそ6,000人だった。 ちなみに、5月以前は月平均200人くらいの増加ペースだったので、この3ヶ月は5倍以上のペースで伸びているということになる。 Before(2017年4月) After(2017年6月) フォロワー数増加に寄与したたった1つの心がけすでに皆さんもご存知のように、フォロワーを増やす方法はいろいろある。最も簡単なのが、自分からフォローをしに行ってフォローしてくれなかったら解除する方法だ。これで手っ取り早く「フォロー数10,000/フォロワー数10,000」みたいなアカウントを作ることはできる。 しかし、私はこれはやりたくなか

    ツイッターのフォロワーを3ヶ月で3,000人ほど増やした方法|えとみほ(江藤美帆)|note
  • 本物のインフルエンサーと偽物のインフルエンサーを見分ける方法|えとみほ

    先週、ナリシゲさんの『インフルエンサーについてはよく分かりませんがフォロワーは「数より質」そして「親和性」では?』というブログを拝読した。この内容は大変示唆に富んでいて、私も反応する形でこんなツイートをした。 この題材についてもう少し深く掘り下げてみようと思う。 インフルエンサー=フォロワーの多い人、ではないそもそも論になるが、インフルエンサーとは何かというと「影響力のある人」である。より具体的に言うと、当人の言動が周りの人の心理や物の見方に影響を与え、行動に移させるまでのパワーを持った人のことである。 「あの人がオススメするんなら使ってみようか」「あの人が使ってるんなら自分も欲しい」そういう気持ちにさせる人のことだ。 ところが、最近は多くの広告代理店がこのインフルエンサーを使った施策を企業に提案するようになり、この大原則が忘れられがちになってきた。というのも、この物の影響力を数値化する

    本物のインフルエンサーと偽物のインフルエンサーを見分ける方法|えとみほ
  • 素人の写真がプロの20倍以上の値段で売れる理由|えとみほ

    面白い世の中になったものだなぁ...と思った。 なんの話かというと、先月頭にリリースした「フォロワー1万人以上の人気インスタグラマーによるブツ撮りサービス」の件である。このサービスがすこぶる調子がいいのだ。 最初にこのサービスをリリースする際、正直なところ私は需要があるかどうか半信半疑だった。いくら人気のあるインスタグラマーとはいえ、プロカメラマンの商品撮影相場よりも高い値段(1枚あたり単価でいえば20〜30倍、1撮影あたりでも2倍以上)で、当に普通の主婦や学生に依頼がくるのだろうか?と。 というのも、従来インスタグラマーにくる商品撮影の仕事というのは、人の運営するアカウントへのポスト(による拡散)が最大の狙いで、コンテンツそのものに価値を見出しているクライアントがどれだけいるかは全く未知数だったからだ(ちなみに弊社のブツ撮りサービスは、撮影者のアカウントへの投稿・拡散は別途相談となっ

    素人の写真がプロの20倍以上の値段で売れる理由|えとみほ
  • インフルエンサー・マーケティングで確実に費用対効果を出すには|えとみほ

    先日、とある大企業に勤務する知人から「代理店にインフルエンサーマーケをお願いしたけど、びっくりするほど効果がなかった」という愚痴を聞いた。なんだか最近こういう悲しい話ばかり聞くので、私の知る限りで、インフルエンサー・マーケティングを行う際に注意すべき点をいくつか書いてみようと思う。 インフルエンサーのPR効果はフォロワー数に比例しないまず、根的に「インフルエンサー・マーケを代理店に丸投げする」というやり方がイケていないように思う。そういう依頼の仕方になると「30万リーチするには、フォロワー10万人のインフルエンサー3人に商品を送って感想を書いてもらいましょう」というフォロワー数基準の話しかできないからだ。 インフルエンサーマーケでは、フォロワー数が絶対のように語られることが多いが、実際に蓋をあけてみるとフォロワー数が多くてリーチ数が多いはずなのに、たいして商品のプロモーション効果がなかっ

    インフルエンサー・マーケティングで確実に費用対効果を出すには|えとみほ
  • 上司に評価される(小手先の)仕事術|えとみほ

    先日、ある20代の男性から、 「同じくらい働いているつもりなのに、同僚ばかりが評価されて納得がいかない」 という仕事の悩みを聞いた。なんでも、同僚は適当にサボったりもしているのに、要領がいいので上司からは評価されるのだと。一方で自分は、同じくらいの成果を出しているのにさほど評価されず、不満を抱いているのだと。 この話を聞いて私は、とある外資系企業で先輩に教わった「転職に成功する三原則」を思い出した。それは、 「入社して3ヶ月間は、平常時の1.5倍働く、勤怠管理をきっちりする(遅刻・欠勤・早退をしない)、朝早く会社に来る」 というものだった。 上司の評価は最初の3ヶ月で決まる先輩いわく、この発言の主旨は「上司の評価は最初の3ヶ月でFixされてその後はなかなか覆らない。ということは、最初の3ヶ月で”こいつはデキる””よく働く”というイメージを植え付けられれば、その後多少サボったり失敗したりして

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  • だらだら働くことは悪なのか|えとみほ

    先日、先輩経営者とご一緒したときに「社長になってよかったことは何か?」という話をした。 そのときはパッと思い浮かばなかったんだけども、先日親会社の管理部門の方と会社の就業規則を作っているときに「これかも」と思った。 社長の自分はこの就業規則を破っても怒られない、ということだ。 私はこれまで、フリーランス→会社経営→会社員(派遣含む)→会社経営という感じで働くスタイルを変えてきたのだけど、会社員になって唯一困ったのが、決められた労働時間外に仕事をしたり働きすぎたりすると会社に怒られてしまうということだった(正確にいうと会社が労働基準監督署に怒られる)。 これは、別に私が働き者だというわけではなく、自分が最も生産性を上げられるのが「公私の区別なくだらだら働く」というスタイルだったからだ。 結局5年近く会社員を続けたが、最後の最後まで平日の9時から18時まで働くという時間で区切られた働き方には馴

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  • コミュ障の営業戦略|えとみほ

    ※このアイキャッチ画像はSnapmartで購入可能です。 営業が苦手だ。 文系出身で特殊技能がないと「新卒一括採用」で営業職に回されることが多いと聞いて、新卒での就職を諦めたほどだ。そのくらい営業という仕事には前々から恐怖心があり、電話一するのも緊張する自分には絶対できないと思っていた。 だから、「外でお客さんと話してないと逆にストレスが溜まるんですよねぇ」と言うような生粋の営業マン気質の人を見ると、もうそれだけで仰ぎ見てしまう。ほんとに心底尊敬する。 ただ、今みたいな小さな会社だと、社長の私が営業をしなければならない場面がどうしても出てくる。「苦手なんですよねー」とも言っていられないので、ここは私なりにない知恵を絞って、どうしたらコミュ障でもうまく営業ができるかを考えてみた。 その結果、自分が導き出したのが「自分が有名人になればいいんじゃないか?」ということだった。 営業の成約率はゲー

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  • クリック率340%増!Snapmartを運営してみて分かった素人クリエイティブの凄さとプロクリエイターの生きる道|えとみほ

    クリック率340%増!Snapmartを運営してみて分かった素人クリエイティブの凄さとプロクリエイターの生きる道 ※アイキャッチの写真はSnapmartで購入できます。 2016年を振り返って2016年という1年は、私にとってスナップマートに始まりスナップマートに終わった年だった。 アプリの公開に先駆けて、私はMediumにこんなエントリーを公開した。 私がスナップマートで実現したい世界について(@etomiho) 要約すると、「プロと素人の垣根がなくなってきている」「ビジュアルコンテンツはますます需要が高まる」「マイクロコンテンツをもっと手軽に流通させられるしくみが必要だ」というようなことを言っているのだけど、正直これを書いたときはまだそういう未来が来ることに対して100%の確証はなく「おそらくそうなるだろう」という推測の域を出ていなかった。 実際、アプリを公開した直後は売り手(アプリダ

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  • ブラック企業の良いところ|えとみほ

    「良いところ」というと語弊があるのかもしれないが、最近、ブラック企業っぽい働き方をしている会社がとても羨ましく感じることがある。ブラック企業が羨ましいのではなくて、みんなが主体的にブラックっぽい働き方をしているところ(おもにスタートアップ)が羨ましいのだ。 こういう会社を真のブラック企業と区別する意味で、便宜上「優良ブラック企業」と呼ぶことにする。 じゃあスナップマートもそうすればいいじゃんと思われるかもしれないが、ことはそう簡単ではない。つい最近、そのことに気づいてしまったのである。 ブラック企業の社長は「ビジョナリー」である洋の東西を問わず、ブラック企業の社長というのは良くも悪くも「ビジョナリー」であると思う。スティーブ・ジョブズしかり、某居酒屋チェーン店の創業者しかり、ゆるぎない価値観に基づいて「このように働くべきだ」という理想を躊躇なく社員にガンガン押し付けてくる。 ビジョナリーと

    ブラック企業の良いところ|えとみほ
  • オフィス選びは経営そのものだと思う|えとみほ

    会社設立から2ヶ月あまり、ちょっとづつメンバーが増えているのにオフィスがなく、流浪の日々を送っていた。それまでもずっとリモートで働いていたので、「オフィスなんてなくてもどうにかなるのでは?」と思っていたが、印鑑や重要書類の保管に苦労したり、採用面談をする場所がなかったり、なにかと不便を感じていた。 というわけで、腰を入れてオフィスを探すことにした。 「立地」をとるか「広さ」をとるかしかし、オフィスを探し始めてまず思ったのは、希望のエリアを「渋谷」や「新宿」などのターミナル駅徒歩7〜8分以内で探すと、恐ろしく坪単価が高いということだった。 それまで根城にしていた六木ヒルズライブラリーが1人9,000円で朝7:00から23:00まで使い放題だったことを考えると、渋谷あたりのオフィスは最低でも1人あたり2.5倍以上のコストがかかることがわかった。 それでも私は、途中から場所は渋谷にしようと決

    オフィス選びは経営そのものだと思う|えとみほ
  • 会社員の年収と「嫁ブロック」について|えとみほ

    採用面談をしていて思ったことなどを少し。 弊社のような極めて小さな会社の場合、言わずもがな一番苦労するのは人の採用である。最近の私の主な仕事はもっぱら採用絡みだ。ありがたいことに応募はたくさんあるのだけど、なかなかホイホイと人は採れない。 決して「いい人がいない」というわけではなく、いい人がいてもタイミングが合わなかったり、条件が折り合わなかったりで、こちらからお見送りすることもあれば、先方からお断りされることもある。 お見送り&お断りで一番多いのは、年収レンジが合わないケースだ。そして噂には聞いていたが「嫁ブロック」も存在する。最初は嫁を盾にとった年収交渉なのかなと思っていたのだが、当に嫁が条件を一歩も譲らなくて泣きそうになっている人もいるのだ。 会社員の年収はスキル・経験だけでは決まらない私自身も嫁の立場なので、夫に少しでもたくさん稼いできてもらいたいという気持ちは理解できる。まして

    会社員の年収と「嫁ブロック」について|えとみほ
  • 凡人で良かったと思うこと|えとみほ

    生まれた年代を問わず「普通は嫌だ」「人と違ったことがしたい」「レールの上を歩きたくない」と思う若者は少なくないようで、最近こんなエントリーがバズっていた。 4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。(いしだの話) ※こちらのサイトがクローズされフィッシング詐欺サイトになっていたのでリンクを削除しました。 この往年の尾崎豊の歌詞を彷彿させるようなエントリーに対して、心配する大人の声が多数聞かれた。それはそうだろう。この世代を通り抜けたおじさんおばさんからすれば、これは典型的な「若気の至りあるある」であり、多くの人が(行動に移すかどうかはさておき)大なり小なり経験している感情だからだ。 「普通を嫌うのは普通のことである」というジレンマかくいう私にも「普通は嫌だ」と思っていた時期があった。中学生くらいの頃、まさに中二病を患っていた頃だと思う。 ただ、だんだんと成長す

    凡人で良かったと思うこと|えとみほ
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