「ショッピング・イズ・エンターテイメント」と吹聴する楽天的な人々がいるならば、私は「スーパー・イズ・エンターテイメント」とくぐもった声で叫ぶだろう。 私が住む板橋区の辺境はスーパーの激戦区だ。数年前に西友がオープンしたとき、街全体が屋外広告に染まった。 自転車で10分以内の距離に、大きなスーパーだけでも13店舗もあるからだ。オーケー、イオン、イトーヨーカドー、サミット、ヨークマート、ライフ、三徳、ドン・キホーテ、ダイエー、ベルクス、東急ストア、東武ストアに西友。これほどのスーパーの雄が東京と埼玉の狭間にひしめき、胃袋の天下を争っている。 スーパーは万単位の商品が並ぶひとつのプラットフォームだから、どの店も大差はないだろうと思うかもしれない。果たして、どの店も同じだろうか。私はスーパーで働いたことも、関連した仕事をしたこともない。ただのスーパーに興じる一消費者として、これから検証を進めていき
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉で、EUは域内にあるワインやチーズなどの有名産地名を使った商品名約200件について、勝手に使えないようにすることを求める方向だ。合意内容によっては、日本で定着した商品名が変更を迫られる可能性がある。 特定の産地名を商品名などに使う権利は「地理的表示」(GI)とよばれる知的財産のひとつ。EUは域内にブランド価値が高い産地名を使った食品やお酒が多く、いまのところ、日本に対して205件の商品名の使用制限を求める方向で加盟国と調整している。 朝日新聞がEU関係者から入手したリストには、フランスのワイン産地に由来した「シャンパン」や「ボルドー」、イタリアのチーズ産地に由来した「ゴルゴンゾーラ」や「パルミジャーノ・レッジャーノ」、英スコットランドの「スコッチ・ウイスキー」などが挙がっている。 EUは、これらの商品名につい… こちらは有料会員限定記事です
和食。洋食。中華料理。どんな料理だろうと簡単に、しかも安価に外食で食べることができる一方で、実は「…和食。洋食。中華料理。どんな料理だろうと簡単に、しかも安価に外食で食べることができる一方で、実は「自分が食べているものがどうやって作られたのか」「どこで作られたのか」などについて知らない人も多いのでは。最近では、セントラルキッチンで調理を済ませてしまい、その結果、実際の店舗では電子レンジだけで料理が出すような「包丁がない」ファミレスも多々登場しています。 現在、発売以来話題を呼んでいるのが、河岸宏和氏の著書『「外食産業の裏側」を見抜く プロの全スキル、教えます。』。河岸氏は同著のなかで「良い店の見抜き方」「注意したほうがよい飲食店」など、さまざまな外食産業を利用するときの注意点を紹介しています。 そのなかでも外食産業を低コストに運営するために欠かせない存在が「仕入品」。人的コストがかか
ネスレ・ボイコットは1977年から始まった、ネスレ社を中心とする乳児用粉ミルク・乳幼児用食品販売戦略に対する抗議行動・不買運動を指す。 概要[編集] 1960年代、ネスレ社を含む多くの乳幼児食品販売会社は東南アジアやアフリカなどの発展途上国に進出し、粉ミルクを中心として産院や病院に対して職員を派遣し出産祝いに医療関係者のような服装を着て(実際は看護師や医師ではない)粉ミルクのセットを贈るなど人工乳による育児を奨励してきた。しかしその結果多くの問題が発生したとして、小児科医師や栄養士を中心として告発が相次いだ。その問題とは、 人工ミルクの使用により、本来母乳が充分に出る母親の母乳分泌が不活発になる(乳児が乳首を吸う刺激により母乳はつくられるため)。 人工ミルクを購入し続ける経済力に乏しい家庭において母乳不足が生じることで、ミルクを過度に薄めて与える状況が発生し、乳児の深刻な栄養欠乏がおこる。
全国展開する「はなまるうどん」や「丸亀製麺」が福岡で苦戦するワケ:INSIGHT NOW!(1/2 ページ) 著者プロフィール:中村修治(なかむら・しゅうじ) 有限会社ペーパーカンパニー、株式会社キナックスホールディングスの代表取締役社長。昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。 うどんと言えば讃岐か……いやいや、博多である! 福岡市博多区の承天寺には「饂飩蕎麦発祥の地」という石碑があり、麺を食べる文化は博多から全国へと普及したと考えられている。うどんへのこだわりが強いので、「はなまるうど
茶カテキンとは? 茶カテキンとは、緑茶に代表される茶(チャ)葉に含まれるポリフェノールの一種。コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)に並ぶ、清涼飲料二大ポリフェノールの一つです。 お茶に独特の苦渋味を与えるだけでなく、さまざまな効能が知られています。 茶カテキンの効能は? 古来から「養生の薬」として珍重されてきたお茶。伝承されてきたお茶の経験的な効能の多くが、近年、茶カテキンの機能として、科学的な裏づけをもって実証されつつあります。 ・抗酸化作用 ・抗菌作用 ・整腸作用 ・抗ウィルス作用 ・抗アレルギー作用 ・血糖上昇抑制作用 ・血圧上昇抑制作用 ・コレステロール上昇抑制作用 ・血小板凝集抑制作用 ・抗肥満作用 ・抗がん作用 ・抗う蝕(虫歯予防)作用 ・消臭作用 どんなお茶にカテキンが多いの? 茶葉中のカテキンは、発酵によって減ってしまうので、緑茶にもっとも多く、次い
先週の日経MJに、ロイヤルホストがカレー専門店を出店するとのこと。 その中にカシミールカレーがありますが、あれは20年くらい前でしたか、夜の8時半ころ、銀座店に20数名のサラリーマン風の人たちが大挙して訪れ、「バラバラでいいから」といって、食事をしていきました。 最後に、「㈱ロイヤルで領収書」といわれ、ロイヤルホストであることに気づきました。 その後、彼らの夏のカレーフェアで、我々のような黒くてサラサラで辛い?カシミールカレーが出てきました。 確かに、カシミールカレーは地名がはいっているので、商標登録は認められません。 しかし、前にも述べましたが、カシミールという名前は、昭和35年に現在の黒くてサラサラで極辛のカレーを発売する際、創業社長が南インドは辛いというイメージから、「マドラスカレー」と決めていたのに、メニューを印刷に出すとき、「カシミールカレー」と書いてしまったので、仕方なく、その
従来品の平型パッケージは「大きくて食べにくい」 「カップ焼そば」といえば、余り高さのない四角い(以下、平型)容器に入ったものを想像するだろう。そんな固定概念を覆すような商品が登場した。エースコックが3月15日に発売した「JANJAN ソース焼そば」(内容量107g うち、麺85g・170円税抜)だ。同商品はハンディタイプのタテ型パッケージを採用。麺への味付けの工夫もあって、好調な売れ行きとなっている。 「JANJAN ソース焼そば」。スリムなタテ型パッケージが売り場でも目を引く 同商品のパッケージは四角いタテ型で、片手で持つこともできるのが特徴。これまでの平型パッケージでは、「容器が大きくて食べにくい」「人目が気になる」「持ち運びが面倒」といった声があったという。そういった意見に対応したのが、今回のハンディ型スマートパッケージとのことだ。 エースコックマーケティング広告宣伝チームの松山幸裕
2008年11月18日 サントリー「プレミアムモルツ」が自慢する「モンドセレクション」のイカサマな実態を日経流通新聞が暴露 その内容を検証する Tweet モンドセレクションという奴がある。サントリーがプレミアムモルツのテレビCMで、「最高金賞3年連続受賞」とかやってる例のアレ(食品コンクール)だ。 それに関して、日経流通新聞に、興味深い記事が出た。簡単にまとめると、「モンドセレクションはかなり怪しい」という記事。記事は抑えめで、実際に怪しいとは言い切ってないのだが、基本は批判的トーンだ。その記事内容を見ると、たしかに「なんだかなあ」という、驚くべき実態だ。 記事によると、まず、受賞インフレが凄い。 2008年大会の応募総数は1753。このうち「最高金賞」の受賞数が329点で、なんと応募された商品の19%もが受賞していることになる。普通、年1点と思うだろう「最高金賞」だったら。それが300
「ブラックモンブラン」。 その名前を聞いただけで色々な思い出が蘇ってくる九州出身の人は多いと思います。 私もみなさんと同じで、50円があれば真っ先に「ブラックモンブラン」を買いに走る子供でした。 今は95円(税込)になってしまいましたが、今でも実家に帰省するとブラックモンブランを食べるのが外せない習慣になっています。 ところが、このブラックモンブランが東京ではなかなか見当たらない!ということで、竹下製菓に問い合わせてみました。 問い合わせ内容 問い合わせた内容はだいたいこんな感じ。 初めまして。 長崎県出身で現在、都内在住の者です。 突然のメールで申し訳ありません。 御社の製品「ブラックモンブラン」の販売エリアについて伺いたくメールさせていただきました。 毎年、帰省になると楽しみにしていることに「ブラックモンブランを食べること」があります。 「ミルクック」もですが。 これらの商品は以前、都
よりによって我らのアイドル岡崎トミ子委員長が消費者庁長官を兼ねていたというバツの悪い状況もあって、今回のゴミのようなグルーポンおせち問題が見事延焼しておるようです。何と言っても、引っ込みのつかなくなった蒟蒻畑での問題で国民はおろか他省庁からの信用も失い、庇った仙谷官房長官もろとも面白おかしく世評に料理されてしまったという事例から早く立ち直りたいのでしょう、いままでの消費者庁からするとあまりにも素早い身のこなしに注目が集まっています。何と言うか、クラスで一番のデブが、体育の授業で得意の砲丸投げになった瞬間、目を輝かせて無双状態になる的な。 公取は公取で、日経ビジネスが過日報じた「クーポン大手が契約飲食店に対し競合他社に商品を出さないよう求めた」件で早々に興味を持ったらしく、ヒヤリングの結果想像を上回る黒さだったこともあり手柄争いみたいになっているようです。もっとも、着手は春以降だろうと思うの
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