H&K XM8は、アメリカ軍の次期正式アサルトライフルとしてドイツのH&K社で開発されたアサルトライフル。XM29へ移行する間の穴埋めとして[1]、1990年代後半-2000年代前半にかけて開発が進められていた。 概要[編集] XM8は、H&K G36を基本設計に、強化プラスチックなどの新素材を多く使用し、時代を先取りしたような先進的なデザイン[1]をしているのが特徴である。プラスチック素材は自由な形に成型できるので、銃の形を人間工学的にデザインし、使用者の体に丁度良くフィットして自然な姿勢で射撃できるように工夫されている。そのうえ、銃の問題点である反動を軽減して命中精度を向上させることが可能である。 2005年に、アメリカ陸軍が次期制式アサルトライフルとして同銃を発表したが、同年4月に採用は保留とされた。その後、10月31日には正式に採用を中止し[1]、今後の動向は未定となった。なお、H