「第一回スマートフォン企業利用実態調査」は、JSSECに加盟する会員企業(一部、会員企業の関連企業も含む)33社の情報システム部責任者、ITインフラ運用責任者、運用担当者が回答し、企業におけるスマートフォン利用について、計画フェーズ/導入フェーズ/利用フェーズ/運用フェーズの、4つのライフサイクルに分類して、そのフェーズをもとにした普及状況の把握を目的に行った。 調査結果によれば、スマートフォンの企業への普及はかなりの割合で進んでいるものの、導入にあたってスマートフォンの特徴である拡張性や操作性の有効活用が検討され、導入フェーズから利用フェーズへの移行段階にある。一方で、現在はニーズにあった運用管理ツールがなく、安定した運用フェーズにも至っておらず、検討を重ねている状態が続いている。 多くの企業は、スマートフォンを業務の生産性向上を目的として導入を計画しており、外出頻度の多い従業員を対象に
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