日本マイクロソフトは12月9日、12月の月例セキュリティ情報を公開した。更新プログラムは、深刻度「緊急」の8件を含む全12件が公開されている。 悪用が確認されているプログラムは2件、情報がすでに公開されているものは2件となる。修正された脆弱性の総数は71件。主な注意点としては、MS15-124は「CVE-2015-6161」の脆弱性の保護のために、MS15-135の更新プログラムが適用された上で、新たに追加される特定のレジストリを有効にする手順を実行する必要がある。そのためマイクロソフトは、IT管理者に、この設定をグループ ポリシーで配布する検討を行うよう呼びかけている。 また、セキュリティ情報の公開に合わせて最新ではないバージョンのInternet Explorer(IE)のサポート終了についてもアナウンスが行われた。 このサポート終了について同社は「提供当時の環境を前提に開発された古い
Microsoftは12月5日(米国時間)、「Microsoft Edge’s JavaScript engine to go open-source|Microsoft Edge Dev Blog」において、Microsoft EdgeのJavaScriptエンジンのコアコンポーネントである「ChakraCore」をオープンソースソフトウェアとして公開すると発表した。2016年1月をめどにGitHubで公開するとしている。 Chakraは2008年に開発された新しいJavaScriptエンジン。多段ステージパイプライン、多段ステージバックグラウンドJITコンパイラ、並列実行や一部実行などの改善が盛り込まれたMark & Sweepガベージコレクタなどの機能が実装されており、立ち上がりの高速さと実行速度の高さ、レスポンスのよさなどを実現している。 オープンソース・ソフトウェアとして公開され
解説 マイクロソフトのデータベース製品「SQL Server」は、Windowsベースの社内システムを中心に広く普及している。またアプリケーションによっては、ログの保存といった用途のために無償のSQL Server Expressエディションが同梱されていて、アプリケーションと一緒にインストールされていることもよくある。 関連リンク: 「隠れSQL Server」、まさかこんな場所に……(@IT Database Expertフォーラム) そのSQL Serverもソフトウエア製品である以上、サポート終了という「寿命」からは逃れられない。特筆すべきは、マイクロソフトによる延長サポートが終了すると、セキュリティパッチの無償提供が停止されることだ。それ以後に発覚した脆弱(ぜいじゃく)性は修正されず、セキュリティ面でひどく脆くなってしまう。 従って、サポートが終了するまでには、SQL Serve
Microsoftはこのほど、自社プロダクトのサポートライフサイクルを掲載したページ「Microsoft Support Lifecycle」において、Windows 10 Mobileのサポートライフサイクルを公開した。これによると、Windows 10 Mobileのサポートは11月16日からスタートし、メインストリームサポートの終了が2018年1月9日となる。 各プロダクトの詳しいライフサイクルサポートのスケジュールは次のとおり。 Windows 10 Mobile for Business: 11月16日~2018年1月9日 Windows 10 Mobile for Consumer: 11月16日~2018年1月9日 Microsoftは、少なくともライフサイクルサポートが開始されてから2年間はセキュリティアップデートなどを含んだアップデートを提供すると説明。これらのアップデー
Microsoftは11月30日(米国時間)、「Visual Studio Update 1 RTM - The Visual Studio Blog - Site Home - MSDN Blogs」において、Visual Studio 2015の最新アップデート版となる「Visual Studio 2015 Update 1」を発表した。Update 1における新機能と更新された機能はリリースノートにまとまっている。 「Visual Studio 2015 Update 1」における主な注目ポイントは次のとおり。 .NET Framework 4.6.1を同梱 エディタにおけるシンタックスハイライト対応プログラミング言語にGo、Java、Perl、R、Ruby、Swiftを追加 Universal Windows Apps向けのネイティブサポートを追加 Universal Window
12月2日、日本マイクロソフトは2016年4月12日をもってサポートを終了するMicrosoft SQL Server 2005の移行支援策についての記者説明会を開催した。説明会では、セキュリティ面の危険性や移行のメリットがアピールされたほか、高い移行実績を誇るパートナーの講演も行なわれた。 サイバー攻撃に耐えうる最新のSQL Server 説明会に登壇した日本マイクロソフト 業務執行役員 技術統括部 ディレクターの田丸健三郎氏は、サイバー攻撃の高度化によって、組織内での脅威が深刻になっている現状を説明した。 田丸氏は「従来はファイアウォールを設置しておけばよかったが、現在はわれわれが把握している限りでは、約9割以上の組織に脅威が侵入済みである」と語り、企業の7割はセキュリティ事故を経験、侵入から発見されるまで242日(中央値)、被害額の推定総額は360兆円といった現状を説明した。インター
米Microsoftは11月30日(現地時間)、企業ユーザー向けモバイルアプリ開発ツール「PowerApps」を発表した。オンプレミス(自社運用)なものを含む社内サービスをモバイルから使えるようにするビジネスアプリの社内開発を支援するものだ。こちらから招待制プレビューに申し込める。 PowerApps(Enterprise版)は、Webアプリやモバイルアプリを構築するためのクラウドサービス「Azure App Service」を含み、IT担当者が既存の事業システム向けのデータ接続やAPIを構築することで、一般従業員が自分で必要なアプリを開発できるようになる。 PowerAppsはMicrosoft Officeのようなユーザーインタフェースで、用意されているテンプレートやロジックフローを使ってWeb/iOS/Windowsアプリを開発できる。Androidにも“近い将来”対応する見込みだ。
関連記事 マウスコンピューター、Windows 10 Mobile搭載スマートフォン「MADOSMA Q501A」を発表 マウスコンピューターは、同社製Windows Phone 搭載スマートフォン「MADOSMA」の新モデルを発表。従来モデルからのアップグレードサービスも実施される。 マウスコンピューター、Windows Phone「MADOSMA Q501」用のクリアシェルケースを発売 マウスコンピューターは、同社製Windows Phone端末「MADOSMA Q501」用となるシェルケース「MQ501-CASE-CR」の販売を開始する。 マウスコンピューター、Windows Phone「MADOSMA Q501」用のカラバリシェルカバーを発売 マウスコンピューターは、同社製Windows Phone端末「MADOSMA Q501」用となる交換用シェルカバーを発表。ブルーとオレンジの
ヤマダ電機は、Windows 10 mobileを搭載した5.5インチ画面のSIMフリースマートフォン「Every Phone」を11月28日に販売開始する。価格は税別39,800円。Windows 10 mobile搭載のSIMフリースマートフォンの店頭販売はこれが国内最速となる(ヤマダ電機調べ)。 Every Phoneは、Microsoftが提供するモバイル端末向けのOS「Windows 10 mobile」を搭載する5.5インチ画面のスマートフォン。厚さ6.9mm、重量138.6gのスリムかつ軽量なボディが特徴だ。 主な仕様は次の通り。OSはWindows 10 mobile、CPUはSnapdragon 410(1.2GHz)、内蔵メモリは2GB、ストレージは32GB。最大64GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は720×1,280ドット、画素密
プラスワン・マーケティングは24日、freetelブランドのWindows 10 Mobile搭載スマートフォン「KATANA 01」を25日に予約開始すると発表した。個人向けのほか、法人市場向けにもダイワボウ情報システムと協業して販売する。店頭予想価格は12,800円(税別、以下同)。 「KATANA 01」は「日本最速発売」となる、Windows 10 Mobile搭載のSIMフリースマートフォン。6月22日に発表された製品で、OSにモバイル版Windows「Windows 10 Mobile」を採用。発表当初の発売日は近日中、スペック詳細は別途発表となっていた。 4.5インチFWVGA解像度ディスプレイを搭載し、クアッドコアCPUを内蔵。メモリは1GB、ストレージは8GB。カメラ機能は、メイン500万画素/サブ200万画素。バッテリ容量は1,700mAh。カラーバリエーションは黒、黄
米Microsoftは3月18日(米国時間)、「SQL Server 2014 released to manufacturers, will be generally available April 1」において「Microsoft SQL Server 2014」のRTM版をリリースしたと伝えた。正式リリースは4月1日に実施される見通し。 「Microsoft SQL Server 2014」の特徴はインメモリ技術の活用にある。インメモリ技術(In-Memory OLTP: In-Memory transaction processing)はデフォルトで機能するようになっており、説明によれば30倍ほどの性能向上が期待できるとされている。ユーザはアプリケーションの書き換えることなく、この機能を利用できる。 「Microsoft SQL Server 2014」のもうひとつの特徴はクラウド
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