トレンドマイクロでは、2014年2月末から日本のインターネットサービスプロバイダ(ISP)が管理するサーバ上で、日本国内の特定の銀行を狙ったフィッシングサイトの作成を連続して確認しました。昨年来、ネットバンキングを狙う脅威としてはオンライン銀行詐欺ツールが猛威を振るっていますが、従来のフィッシング詐欺も継続して確認されておりますので、ご注意ください。 トレンドマイクロの脅威リサーチ機関である「Forward-looking Threat Research(FTR)」では継続した脅威の分析を行っています。そのリサーチの中で、2014年2月27日から 3月4日までの丸5日間に、 30以上の日本国内の特定の銀行を狙ったフィッシングサイトが、日本の大手 ISP 2社が管理するサーバ上で集中して作成されていることを確認しました。今回確認されたものと同様の手口によるフィッシングサイトの攻撃は、昨年 1