論破と言えばソクラテス ギリシャの3大哲学者と言えば、ソクラテス、プラトン、アリストテレス でしょうか 特に西洋哲学の父と称されるソクラテス は現代で言えば『論破王』として有名です ソクラテスは「迷妄をなくし、誤りを見極めるためには議論を交わすのが最善である」と考えており「考え方の違う人との議論」を好んだと言います 町の広場で、知識人たちと議論を頻繁にしていました ソクラテスが好んだ手法はまず相手に主張をさせてから、そう考える理由について問いかけをすることで、その知識人が持っていた自信は最終的にほとんど根拠のなかったことにしてしまいます 人間は『思いのほか知っていることは少ない』ということをわかってほしかったのが目的のようです 活発な民主主義のアテネでは、公の場で誰もが自由に意見を述べるという文化でした ただ多くのの市民は議論を『勝つか負けるかのゼロサム・ゲーム』と見て楽しんでいたようです
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