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映画に関するT_Hedgehogのブックマーク (38)

  • 映画「パラサイト」VFXブレイクダウン。豪邸の大部分はPixarのRenderMan等、実はCGがすごい使われている撮影。│ニコラス・タケヤマのブログ

    映画「パラサイト」VFXブレイクダウン。豪邸の大部分はPixarのRenderMan等、実はCGがすごい使われている撮影。 カルチャー・海外トレンド, 映像制作 まずは動画を観てください。映画「パラサイト」のシネマトグラフィーに関心していたので色々調べてたんです。初見じゃ中々気づきにくいですが、至るところに色々なシンボリズム(象徴)が散りばめられていて、現代的な早いカット回しでなくても、惹きつけられて、飽きない作品でした。(この辺はまた別の機会に) 監督自身が撮影のことにも精通している、キュービリック等を彷彿とさせる正確で狂いのないタイプのシネマトグラフィーだなと感じました。遊びがなくて、機械的なんですけど、それがポン・ジュノの味ですかね。 この作品は素晴らしさはポン・ジュノ監督の緻密なカット割りのたまものです。 そんな映画「パラサイト」のシネマトグラフィーの中でも驚いたのが VFXが至る

    映画「パラサイト」VFXブレイクダウン。豪邸の大部分はPixarのRenderMan等、実はCGがすごい使われている撮影。│ニコラス・タケヤマのブログ
  • 押井守監督の“企画”論 縦割り構造が崩れた映像業界で、日本の映画はどう勝負すべきか

    「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー2 the Movie」などエポックとなる作品を手がけ、アニメーションや映画に関する著書も多い押井守監督。自他ともに認める映像マニアであり、常に自覚的に映像をつくり続けてきた押井監督にとって、最近の映像業界はどのように映っているのだろうか。「監督にとって2018年はどんな1年でしたか」と聞くと、押井監督は淡々とした口調で語りだした。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部) 2018年の前半は仕事でかなり忙しかったんですよ。これから世にでる作品で、まだタイトルは言えませんが、ある実写作品の作業をずっとやっていて、2月ぐらいまでは脚をバタバタと書きまくっていました。3月から格的に撮影の準備をはじめて、4月末から5月にかけて撮影。それからいろいろと後始末もして、今年の前半はけっこう活躍したと思います。今年の後

    押井守監督の“企画”論 縦割り構造が崩れた映像業界で、日本の映画はどう勝負すべきか
  • 夢は洋画をかけ廻る

    随分と長い間、iTunesのプレイリストがほとんど同じままになっている。200~300曲ほどプレイリストに入れ、BGMとして聞いている。少なくとも何日間かは同じ曲がかかることがないのは良いが、熱い音楽ファンというわけでもないので新しい曲がほとんど追加されず、新鮮味がない。たまに一曲、二曲追加しても、プレイリスト全体の印象はほとんど変わらない・・・。 目次 追加したサウンド・トラック 関連作品 関連記事 追加したサウンド・トラック そんな折、「トップガン・マーヴェリック」(2022年)で懐かしい曲、素晴らしい曲を聞いて閃いた。過去に良いと思ったサウンドトラックを、まとめてプレイリストに追加すればいいのだ。思いつくままに、いくつかピックアップした。 「トップガン・マーヴェリック」(2022年)オリジナル・サウンドトラック 「ベイビー・ドライバー」(2017年)オリジナル・サウンドトラック 「ラ

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  • ナチス宣伝相の秘書が残した最後の証言「私に罪はない」の怖さ

    顔に、手に深く刻まれた皺が激動の半生を物語る。ブルンヒルデ・ポムゼル、103歳。ナチス・ドイツでプロバガンダを管轄した宣伝相・ヨーゼフ・ゲッベルスの元秘書である。彼女が自身の半生とナチス時代を証言した映画『ゲッベルスと私』が6月16日より岩波ホールで公開される。来日した監督は言う。「これは過去の映画ではない。現代の映画だ」 2018年5月、新宿・紀伊国屋書店――。クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー両監督とハフポスト日版・竹下隆一郎編集長らによるトークイベントが開かれた。映画封切り前、同時に刊行される書籍版もまだリリースされていないにも関わらず、会場は満員となり関心の高さをうかがわせた。

    ナチス宣伝相の秘書が残した最後の証言「私に罪はない」の怖さ
  • 映画『ジャスティス・リーグ』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    当に最高だった。 これは「悪役の存在感と魅力のなさ」「パワーバランスおかしい」っていうこの映画でイマイチと言われてる点が、どちらも自分の中では必須レベルで良かったのが大きかったりする。 今作で登場する敵は魅力があまり語られず、存在感が非常に薄いんだけどそこがいい具合に機能してる。ここはホント衝撃的で、自分の中にあった「魅力的な悪役がいなければつまらない」という思い込みを見事に破壊してくれた。 あまり語られないから、敵を倒すという目的も薄くなって、正義のヒーロー成分が薄い純粋に目の前の人間を救おうとするヒーロー達の姿が際立ってた。 ここに描かれているのはいつもの悪を倒すヒーローの姿もあるんだけど、絶望の淵に立たされた人間の前に現れて手を差し伸べてくれる救世主としての姿も忘れてない。このバランスがとにかく絶妙で、こういうの見たかったんだよ! これがまたヒーローチームってテーマに相性抜群で、そ

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  • 映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    今までとは一味違った新しいマイティ・ソー。 監督自身が「キャストを入れ替えずにリブートした新しいソー1作目のつもり」と豪語すだけあって、かなりコミカルな内容になっている。 ただ、前作との関連が全くないかといえばそんなことはない。 むしろ、1や2であまり多くは語られなかった出来事や、言葉を濁していたその裏側をさらっと伝えることで、前作前々作をすぐにでも見返したくなる。改めてこの作品のテーマは家族や兄弟なんだと気づかされる。 これは監督が脚に沿いながらも、今まで演じ続けてきた役者のアドリブや意見を最大限に尊重し取り入れたという話からも伝わってくるし、ある意味で三作目の集大成としてふさわしい映画かもしれない。 いや当にMCUの野心というか大胆な挑戦を見せつけられた気がした。 今まで個別のシリーズの三作目は、飽きさせないためか前作よりもかなりニュアンスが変えられていて、 例えばアイアンマン3で

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  • 映画『アイアンマン3』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    アイアンマン3についての和桜の映画レビュー・感想・評価・スコア。

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  • 映画『シークレット・オブ・モンスター』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    ジャン=ポール・サルトルの短編小説「指導者の幼年時代」から着想をえて生まれた独裁者、その少年時代を描くフィクション。 「何が少年を独裁者へと変貌させたのか」というキャッチフレーズ。 「戦争の悲劇とは一人では悪になれなくとも、大勢でなら容易に善を忘れられること」という冒頭から始まる。 ただ、この宣伝文句を目的に見ると肩透かしをらうかも。 ほぼ少年時代しか描かれていないため、それを理由にするのはさすがに安易だし独裁はまさに言葉だけの独裁。 原因があったとしても結果が明らかにされていないせいでモヤモヤ。 ムッソリーニなどの過去の人物をモチーフに独裁者を普遍的な概念として扱い、一人の人間として語ることがないため過去を語られてもしっくりこない。 一方で監督が語る「劇中で一見無造作に散りばめられたパズルを観客自身がつなぎ合わせていき、その先に何かが見え始める。」と言うパズルミステリーとしては様々な凝

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  • 映画『マリアンヌ』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    第二次世界大戦下、要人暗殺任務のため出会った二人の工作員マックスとマリアンヌが恋に落ちたことから始まる恋愛サスペンス映画。 スパイものはいつバレるのか失敗するのかというドキドキ感が面白さを倍増させるが、この映画はその点が秀逸。 前半はそんなハラハラ感を暗殺任務という緊迫した状況の中で演出。後半になると一転「この愛は物か?」という純愛物に代わるのだが、その点もまたスパイらしい理由からドキドキする。 監督が脚にほれ込んだというだけって、サスペンスと恋愛要素が絶妙の塩梅でした。 裏切りと愛は共存するのか? それによって愛は姿を変えるのか? というのがこの映画の一つのテーマでもあるらしい。 その明確な答えでもあるシーンは中々強烈だった。 スパイって映画だと完璧超人みたいに描かれるけど、現実だとスパイとも呼べない量産スパイって結構いたと思うんですよね。 ブラピ演じるマックスはまさにそういう完璧な

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  • 映画『偽りなき者』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    人は簡単に人を信じられなくなる。 そして、社会や人間関係はそういった不安定さを基に成り立っているということを静かに伝えてくる映画。 小さな村の元教師でいまは幼稚園に勤めるルーカス。些細な行き違いから、園の女の子クララはルーカスに性的なイタズラをされたと嘘をつく。その嘘は村の人々の態度を豹変させ、ルーカスは今まで築いてきたほとんどのものを失ってしまう。 あらすじで言えばこれだけの内容。にもかかわらず、映画という媒体に収められたこの物語は、想像の遥か遥か上を行くんだから映画ってすごい。 この映画は、冤罪を扱っているにも関わらずその目的が警察や裁判所などを通じて無罪を証明することではない。 そういった描写はほとんど省かれ、大部分を村の中でのやり取りに終始する。 この狭い範囲を舞台とすることで、彼にとって最も重要なのは裁判による無罪の証明などではなく、共に過ごしてきた村の人々から無実であると信じて

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  • 映画『ドローン・オブ・ウォー』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    「言葉を言い換えて誤魔化そうと、我々は人を殺している」 9.11以降、対テロ戦争用に攻撃型無人航空機(ドローン)を導入したアメリカの話。 ドローンは基地から一万キロも離れた上空を飛び、鮮明な映像を提供し、ボタン一つで正確に対象を爆撃することができる。 これは未来の話なんかではなく現代、それも2010年当時の話。 原題はGood Kill、邦題からイメージされるようなドローンを使ったドンパチものではない。 元パイロットの主人公が、毎朝家から車で基地まで行き、設置してあるコンテナに入り、映像を監視し指示が出ればボタンを押して爆撃し、何人殺したかを確認していく作業が終わりまで続いていく。 ドローン導入の一つの建前としてあるのが、「自国の兵士たちを守るため」という理念。 しかし、この映画を見ていると肉体的には確かに守られているかもしれないが、人によっては戦場に行くよりも心が壊されてしまう可能性があ

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  • 映画『パトリオット』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    「遠い土地の戦争ではない、我々の住む土地で家の回りで行われる物の戦争アメリカ独立戦争時に家族のため戦った父親、ひいては民兵たちの物語。 この映画の魅力は何といっても当時の戦闘描写の再現と戦争への歪んだ態度を露わにしている点。 そして、この二つが現代の人間からすれば理解しにくい驚くべきものに映る。 戦闘描写を語るうえで欠かせないのが当時主流だったマスケット銃と呼ばれる武器。 これは、装填するのに手間と時間がかかり尚且つ命中率が悪い。だから現代戦争のように隠れて撃ってまた隠れるといった戦法は取れず、横陣形からの一斉射撃から戦闘が始まる。 言葉にするとこれが妥当な選択肢に聞こえるんですが、映像で見ると当に恐ろしい光景。 一列に並んだ人間が無防備に撃たれ生き残った者が撃ち返す。弾を詰めている間にまた撃たれ生き残った者がまた撃ち返すというループ。兵士が駒のようにパタパタと倒れていく。 そして

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  • 映画『アンブレイカブル』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    「朝悲しみで目覚めるのは自分のやるべきことをしていないからさ」 フィラデルフィアで乗客131人が死亡する列車事故が発生。ただ一人生き残ったデヴィッドは、自身に一つの傷すらないことに困惑しながら奇妙な手紙を受け取る。 手紙の差出人の名はイライジャ。骨形成不全症という難病にかかりアメコミ収集家でもある彼は、自分のような脆い体の人間がいるのならその対極にある壊れない体を持つ人間もいるはずだという信念からそうした人間を探し求めていたのだった。 この作品は対照的な二人を描いた一風変わったヒーロー映画とも見れるし、デヴィッドの謎をこの監督が得意とするサスペンス手法で描いたものとしても見れる。 どちらとして見るかで印象や評価が大きく変わってくるが、この二つのジャンルのバランスが上手く噛み合っていて伏線も様々に散りばめられている。 アメコミを題材にしたものという事前知識から見始めた自分がまず驚いたのは、ヒ

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  • 映画『僕のワンダフル・ライフ』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    「僕は何のために生まれてきたんだろう?」 そんな人間みたいなことをぼんやり考えながら輪廻転生を繰り返す犬が、様々な飼い主に出会って答えを見つけていくお話。 昔動物を飼っていた人間にとってはたくさんのあるある、たくさんの夢を与えてくれる最高の物語。 基犬視点なんですが、だからこそふとした瞬間に人間の音みたいなものがポロっと出てきて人間ドラマとしても見ることが出来る。 自分もよく話しかけていたので、こんな風に見えてたんだなーと笑ってしまった。 このワンコの何がかわいいって、いつもひたすらその飼い主のことを想っているところで。 元気がないと大丈夫?と寄ってきて、元気出して!と励まそうとする。 これがあるあるすぎて、あんな風にすり寄って来てたなと思い出しこみ上げてくるものがあった。 まあ自分が飼っていたのはなんですが。も同じように心配してくれるんですよ! 動物と暮らしていると自分が辛い時と

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  • 映画『独裁者と小さな孫』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    行き着く先は復讐か赦しか。 ある独裁国家でクーデターが起こり、孫を連れたまま逃げ延びた独裁者は身分を偽りながらの逃亡生活を始める。 序盤は多少コメディチックですが、それ以降は一転。 逃亡劇を経て、自分がどれだけの人間に憎まれているかを知り、自分のせいで狂わされた人生や革命側の所業を見ることで、自分が何をしてきたかを自覚する。 しかし、この独裁者のお爺さん。 安易に自分は間違っていたとはほとんど言いません。 どこかを睨み付けるような、放心するような、怯え諦めるような、孫を労るような、言葉よりも様々な目で訴えかけてきます。 反省は確実にしているんだけど、正直どこまで悔いてるのかがわからない。 だから、「後悔してるから」と同情することも難しいし、独裁者の所業が間接的にしか語られないため猛烈な怒りが湧いてくることもあまりない。 後悔しているのかと思えば、あっけらかんとしたことを言ったりと、見ている

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  • 映画『ザ・ゲスト』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    戦争で長男ケイレブを亡くしたピーターソン一家は、未だその悲しみから立ち直れずにいた。 そんな家族の元へ、ケイレブと同じ部隊であり親友でもあったと言うデイヴィッドが訪ねてくる。 その訪問と交流によって、一家は徐々に明るさを取り戻していくのだが… 前半はまさしくスリラー映画。 イケメンで礼儀正しく気さくさも兼ね備えたデイヴィッド。 にも関わらず、映画の雰囲気はどこか不穏。 この男の目的は何なんだろう? ちょっと極端なだけで実はいいやつ? いや、やっぱりヤバいやつかも みたいな繰り返し。 何を考えているのかよくわからない、謎の男デイヴィッドに釘付けになる。 目というか、漂わせる雰囲気というか、役者さんに脱帽。 そして、問題の後半なんですが、 他の方たちが言っているように、とんでも展開とか話を投げたと言われても仕方ない流れに。 ただ、こういう物語は大体において満足できる着地点が見つからない。 この

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  • 映画『ウォッチメン』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    ヒーローとは何のために存在するのか? 1930年代以降、アメリカ歴史の影に常にヒーローの存在があった世界線。 主な舞台はソビエトとの関係が悪化する1980年代冷戦下のアメリカ。 「ウォッチメンを監視するのは誰なのか?」という合言葉のもと、力を振るいすぎたヒーロー集団「ウォッチメン」への市民抗議活動が過熱し、 キーン条例によりウォッチメンの活動は非合法化され、ほとんどのヒーローが引退に追い込まれた。 そんな混乱が未だ収まらない中、コメディアンという一人の元ヒーローが何者かに殺害されることから物語は始まる。 この映画は、絶対的な悪役が出てきてそれを正義のヒーローが倒すという勧善懲悪の話ではありません。 さらに、彼らの実際の戦いよりも、彼らの過去を紐解きその葛藤や苦悩に多大な時間がさかれているため、テンポのよいアクションを期待する人にはあまりおすすめできません。 この作品には、様々なヒーローが

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  • 映画『クーデター』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    東南アジア某国にて、家族を連れ水道支援事業に赴任したジャック。 時を同じくしてクーデターが発生。 外国人排斥を名目とした虐殺に、ジャックは家族諸共巻き込まれてしまう。 パッケージからは想像できないくらいハラハラさせられた。 こういう映画ではいかに観客を映画の中に取り込めるかが重要だと思いますが、序盤は見事にのめりこんでしまった。 実話ではないためどこかで見たシーンが散りばめられてる気もしますが どこに隠れたほうがいいんだろう、扉や窓は開けて逃げたことを演出した方が良いんじゃないかな、など考えさせられエンタメ映画として非常に楽しめました。 背景や登場人物の過去など、もう少し深掘りして欲しかったけどその分テンポよく見れる。 臨場感とドキドキが楽しめる良作。

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  • 映画『二ツ星の料理人』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    べる料理よりも味わう料理を」 天才と呼ばれながらもトラブルを起こして二つ星レストランを追放されたアダムは、再起をかけて仲間達と三つ星を目指す。 美味しそうな料理と心温まるヒューマンドラマを掛け合わせたほのぼの系料理映画漫画は近年増えていますが、そういったものを期待すると少し肩透かしをくらうかも。 この映画の主題は、自分と同じレベルを相手に求め出来なければ当たり散らすという人間関係にやや問題を抱えたアダムが、自ら人を集めチームを作ることで徐々に当に徐々に大切なものに気づきはじめることにあります。 つまり、洋画のテンプレでもあるグループ療法が厨房という場で行われていきます。 そのため、厨房内での罵倒や器材や材にあたったりなど、ピリピリした雰囲気の中で感情がぶつかり合う場面が多い。 厨房内でのシビアな雰囲気や、材を無碍に扱う人間が苦手という人にはあまりおすすめ出来ません。 ただ、親族

    映画『二ツ星の料理人』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks
  • 映画『砂と霧の家』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks

    手違いから競売された「家」を巡ってエスカレートしていくそれぞれの悲劇。 イランからアメリカへ亡命し、家族のため昼夜を問わず働き続けるベラーニ。ある日、破格の値段で競売されている物件を見つけた彼は、家族と共に再出発を果たすためその家を購入する。 しかし、その物件は役所の手違いで売りに出されたものであり、元の家主のキャシーは父との思い出が詰まった家を取り戻そうとベラーニのもとを訪ねる… 俗に言う、映画や後味悪い系の映画です。 「家」という建物は人が生きていく上でいかに重要であり、人格形成の基盤たりえるかということは、建築学だけでなく哲学や社会学など様々な領域で語られてきました。 この映画もまた、各人が各人として生きていくためにこの「家」が必要でありそれを求めてぶつかり合います。 この物語には、お互いの最適解のために譲歩しあえる大人も、相手の境遇を労り自ら全てを投げ捨てられる聖人もでてきません

    映画『砂と霧の家』の和桜さんの感想・レビュー | Filmarks