トップニュース「ポロリもあるよ!」ならぬ「ポロリしかないよ!」。オス猫限定のポロリ写真集、芳澤ルミ子の『にゃんたま』 『にゃんたま』(芳澤ルミ子/自由国民社) なぜ「たま」なのか。そもそも「たま」のルーツを探ってみると、「魂(たま)」と同じ語源であるとされるものの、「たま」そのものの語源ははっきりとはしません。球形の美しい石が「たま」と呼ばれたのは、そこに霊魂、すなわち「たま」の入るべきところだから、という折口信夫の説を採れば、ああ、アソコには大事なものがあるんだなぁとしみじみと思われるのも、筋が通った話かもしれません。 ちなみに「たまたま」となると、またルーツが違ってきます。辞書をひもときますと、「乏し(ともし)」と同じ語幹の「とも」、すなわち「(頻度が)少ない(乏しい)」ことをいう言葉を重ねた「ともとも」から「たまたま」へと変化したとされています。「すげー稀にしかない」から偶然におこる