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ブックマーク / note.com (324)

  • 【緊急掲載】戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて|ドミートリー・ブィコフ/奈倉有里編訳|コロナの時代の想像力

    2月24日、ロシア軍がウクライナを侵攻というニュースに、ロシア全土から悲しみと怒りと自責と謝罪の織り交ざった声が響いた。 2月25日、ロシアで広く尊敬されている作家・文芸批評家のドミートリー・ブィコフがラジオ局〈モスクワのこだま〉の持ち番組で、現在の状況を2時間近くにわたり語った。国を主語にものごとを考えることの危険を訴える、示唆に富んだ内容だった。その一部を、急遽ロシア文学者の奈倉有里さんに翻訳紹介していただいた。ヘッダー画像はウクライナ出身の画家アルヒープ・クインジによる作品「朝のドニエプル川」。(編集部) 1.形而上学的な憎悪にかられている今日の放送をしないで済むのなら、高い代償を払ってでもそうしたかった。自分の母親が亡くなった日と同じくらいの悲しみを抱え、それでも今日、逃げ出すことはできなかった。私たちが生きているあいだに、またもや戦争が起きた。 ロシアがどうやってこの戦争から抜け

    【緊急掲載】戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて|ドミートリー・ブィコフ/奈倉有里編訳|コロナの時代の想像力
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/03/01
    “「完全なる悪の唯一のいいところは、その悪を前にすると、普段は善を分断しているかのように思われる矛盾の壁が、不思議と消えていくところだ」”
  • スペース「フェミニストと対話して非モテ男性の生きづらさ問題の妥協点を模索する会」(2022年2月25日22時~翌1時半)雑感|すもも|note

    非モテ男性の生きづらさは男女平等という枠組みで論じたときに、どの程度までフェミニズムに親和的な女性に理解されるのかを知ることで、非モテ男性の生きづらさを社会問題として扱うときの論じ方みたいなものが見えてこないかなと思ってスペースを実施いたしました。 スピーカーになった方々(すもも以外) 以下、テーマに沿って、記憶に残った議論の内容と所感を書こうと思います。 テーマ1:男女平等の観点から、未婚率の男女格差の是正を求めるのは、フェミニストも賛成か ここはしおさんには理解されませんでした。理由は家族の増える結婚において配偶者や子供がリスクになるケースも考えられ、必ずしも幸福を保証しないからというもの。私は結婚が日において、また、ネット・SNSなどで社会関係が希薄になった今の時代において、人間関係の命綱になっているというメリットの側面を説明。しおさんはそれでも人間関係ならば結婚以外の関係でも調達

    スペース「フェミニストと対話して非モテ男性の生きづらさ問題の妥協点を模索する会」(2022年2月25日22時~翌1時半)雑感|すもも|note
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/02/26
    論点がいい感じにまとまっている。男性も性的魅力を磨く必要があるのでは?という話は以前私もブログで書いたことがある → https://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2018/08/20/170846
  • マガジン限定記事「解説:令和4年サイゼリヤの乱」|白饅頭

    月額購読マガジンです。日記やコラムがほぼ毎日のペースで更新されます。さらに月ごとに特典をたくさんご用意しております。

    マガジン限定記事「解説:令和4年サイゼリヤの乱」|白饅頭
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/02/11
    “サイゼリヤをミームとして消費する人間を卒業し、大切な人と楽しく利用できる人間にならなければならない” 私もうっかり参戦してしまい、44にもなって何やってんだと頭を抱えてます…
  • <オフパコ・キングダム>は如何にして建国されるのか|小山(狂)

    みなさんはオフパコキングダムをご存知だろうか。もちろんご存じない方がほとんどだろう。筆者の造語であるからだ。 オフパコキングダムとは、王キングを中心とした数十人〜数千人規模の王国コミュニティである。一般的な王国との違いは、王が臣民とパコリまくることだ。 先日逮捕され話題になったトー横の王などはまさにオフパコキングの典型だろう。彼は13歳の少女と性交オフパコした容疑によって逮捕されたのだが、警察の捜査に「Twitterのフォロワーはみんな自分に好意を持っていると思っていた」と供述し日全国に衝撃を与えた。 俄かには信じがたい誇大妄想的な発言と思うかもしれない。しかしオフパコキングダムの実態を知る者のひとりとして断言するならば、彼は「王」の座にある者のごく自然な実感を述べたに過ぎない。パコり、パコられ、パコり尽くした果てに、王は臣民の愛を疑わなくなっていく。 「王国」式キングダムスタイルのオフ

    <オフパコ・キングダム>は如何にして建国されるのか|小山(狂)
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/02/04
    "財貨のやり取りが介在しないコミュニティであれば性的価値のリソース的重要性はますます増していく"本題とズレるけど学生時代のモテが性的価値重視に過剰に偏ってるのはまさにコレが理由だよね。
  • 【れぽ1】知的障害の検査に行ってきた|ハルオサン

    自分がどうしてこんなにも「バカ」なのか? それがどうしても知りたくて病院に行ってきた。 検査の前にまず3回の面談(計2時間くらい)があって、そこでまず「なぜ検査を受けようと思ったのですか?」と先生方に「3回」尋ねられた。 だから私は「自分がいかにバカであるか?」 というような話を腐るほどすることになった。 (あるある・・・・)まず、18の時に『警察官』を無能すぎて半年でクビになった話。『家具店』に勤めたけど騙されて子会社で『特殊清掃』をやることになり、さらに1年で倒産した話。『設備メーカーの営業』に就職した時は社長の弟さんから速攻で嫌われて『倉庫業に左遷』されてから「おまえはヤバイ」と数か月でクビになった話。 ⅬED ・空調機器販売会社に勤めた時は、社長の息子さんから速攻で嫌われて「おはようございます」さえ無視されるようになり、業務が出来なくなり辞めざる負えなくなったという話。 (くそばか

    【れぽ1】知的障害の検査に行ってきた|ハルオサン
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/02/01
    なんてことなの…
  • DXに関わりたくない40代の気持ちが分かる~そして蘇る「あの原体験」|沢渡あまね

    今朝(2022年1月19日)の日経新聞で「DXに関わりたくない40代社員」の記事が特集されました。 私も取材を受け、記事中にコメントが掲載されているのですが(9行程度)、その時に話しきれず/この記事でも触れられていない、私なりの正直な所感を述べます。 DXに関わりたくない40代の気持ち、めちゃくちゃ良く分かります! ちなみに、私は”D”よりも”X”、すなわちトランスフォーメーション(改革や変革)推進に抵抗感を示す人が少なくないのではと思っています。 だって、理不尽な思いするだけなんだもの。 トップはDXだ!組織変革だ!なんちゃら改革だと声を荒げる。そして、その推進を拝命する。 ……と、そこまではいいのです。 ところがいざ改革や変革を進めようとすると…… ・現場の社員から抵抗にあう ・なんなら部門長や役員も抵抗したり、非協力的な人もいるえ、えええ? なんでトップがやれと号令掛けているのに、下

    DXに関わりたくない40代の気持ちが分かる~そして蘇る「あの原体験」|沢渡あまね
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/01/28
  • 母親が自殺した|yuri

    お母さんが死んだ。 わたしのお母さんはものすごいヒステリックで、わたしが子どもの頃ものを落としたり足音を立てたりすると頭がぐわんぐわんするくらいの声量で怒鳴って、頭を叩いてくる人だった。お母さんの機嫌を損ねないように顔色を伺っていつもニコニコしてできるだけ音をたてないように暮らすのが習い性になった。 でもわたしが中学生になって、家にあんまりいないようになって、お母さんがガラッと変わった。あんなにキレてた物音におびえるようになって、叩いたり怒鳴ったりしたわたしにそばにいてほしいと言うようになった。広い家にひとりでいるのが嫌だと言った。 わたしはそんなお母さんが嫌で、大学受験のとき遠く離れた東京の学校を志望した。お母さんは泣いたり喚いたりしたけど、最後にはわたしが受かってしまったので離れて暮らすことになった。入学式のあと、茅場町のジョナサンで、「お母さんのこと嫌いになったわけじゃないよね?」と

    母親が自殺した|yuri
  • ゲームの勝敗でかんしゃくを起こす子どもにできることは大人げない大人になること|フィンランドワークショップomena

    「ずるい!! なんで勝てないの!?」 コントローラーを床に投げつけ ソファの上で大暴れしながら 小学1年生の男の子は 目に涙を溜めながらそう言った 私は月に数日 友達の子どものお世話をしている 親の代わりに学童に迎えに行って 親が用意しておいた 夕を温めてべさせる その後は一緒に遊びながら 友人が帰ってくるのを待っている 最初はおもちゃや トランプで遊んでいたが 最近はニンテンドースイッチの マリオパーティーという ゲームにハマっている その家にはゲームはあるものの その子はほとんど遊んだことがないと言う 私の友人は元々 ゲームはあまりやらないし 友人のパートナーつまり 子どもの父親がゲーム好きだが 「すぐに怒るから一緒にゲームはしない」 と子どもに言っていたそうだ そこへやってきた ゲームOKの大人に 彼は毎回 「ご飯べたらゲームしよう!」と 目を輝かせているのだ。 最初の頃は 彼

    ゲームの勝敗でかんしゃくを起こす子どもにできることは大人げない大人になること|フィンランドワークショップomena
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/01/22
  • マガジン限定記事「未来を思うなら」|白饅頭

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    Ta-nishi 2022/01/21
    いまの若者はかつてのオタク差別を知らず屈託なくオタクを楽しんでいるけど、今更オタク差別の歴史を知れなんて思わないもんな。差別がなくなり差別の記憶がなくなるのであれば、これ以上に素晴らしい事はない。
  • 男性を「イケメン」と呼ぶのはルッキズムか #トイアンナマガジン|トイアンナ

    男は多元尺度なんです。たとえばイケメンじゃなくたって、学歴とか地位とか、そういった尺度が男にはある。男の尺度の中で一番強力なのは金力(稼得力)であり、イケメンかどうかなんてことは、男にとってはマイナー尺度です。つまり男女のランクオーダーは非対称ですから、『女だって同じことをやっているだろ』とはなりません 上野千鶴子氏に聞いた「美しい人に『美人』と言ってはいけない理由」ここから先は「さすがにないわ」と思った理由を示したものだ。 女性がルッキズムに悩まされてきたのは事実女性がルッキズム(外見差別)に悩んできたのは事実だ。しかも、それは世界に共通している。テキサス大学名誉教授のダニエル・ハメルメッシュ氏は見た目がいい人について「就活で採用を勝ち取る可能性は高くなるし、出世もしやすくなり、給料もよくなる」とコメントしている。 摂障害の男女比は1対10と、圧倒的に女性が多い。摂障害は「世間から見

    男性を「イケメン」と呼ぶのはルッキズムか #トイアンナマガジン|トイアンナ
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/01/20
    "「容貌が美しい人、募集」と書いてしまえばいいのである。募集要項にない項目で人を採用して、こっそり落とす。これが差別なのだから。" その通りだと思う。
  • 他人の幸せに堪えられない不幸なフェミニスト達|10110000110110001010000000001010001001110001110001

    こんにちわ。 10110000110110001010000000001010001001110001110001です。 呼び方はみなさんにお任せします。 有料記事ですがすべて読めます。 良かったら投げ銭お願いします。 誕生日のホッコリするお話このツイートが話題になっていました。 チョコレート専門店でに「誕生日やから好きなだけ買ってええよ」と見栄を張ったものの、想定の倍近くの会計に「さすがに買いすぎやろ!」という気持ちが一瞬頭をよぎったが、よく見ると全種二個ずつ入っていて、の「毎日一個ずつ一緒にべようね」という言葉を聞いた時、自分の器の小ささを再確認 pic.twitter.com/lnZ99DhtsE — 戌一 いぬいち (@inu1dog1) January 9, 2022 これは夫婦間の仲の良さが滲み出ていて、当にホッコリするツイートですね。 奥様の誕生日ということで、夫の戌

    他人の幸せに堪えられない不幸なフェミニスト達|10110000110110001010000000001010001001110001110001
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    Ta-nishi 2022/01/12
    令和のはしごたん事件。
  • 論点整理:呉座勇一氏と北村紗衣氏を巡る一連の論争――または、扇動者たちのオクラホマミキサー|青識亜論

    呉座勇一氏は、門外漢の私でも知っているほどの、著名な日中世史研究者だ。 メディア的には、井沢元彦氏や百田尚樹氏らを実証史学の立場から痛烈に批判したことで知られている。大河ドラマの時代考証にも関わっている人物だ。 そのような呉座氏が過去の発言で炎上していると知って、私はにわかには信じられず、togetterのまとめサイトを読んだ。 (※現在はtogetter記事自体は削除済) 率直に言って、開いた口がふさがらなかった。 同業者である北村紗衣氏に対する、粗雑な批判や中傷の数々がそこにはあった。 さえぼうの権利主張こそ「私はこんなすごい研究者なのに女だから正当に評価されていない!」というのが根底にあって、エリートとしての義務を果たそうとしているところを見たことがないぶっちゃけ、さえぼうは「自分は凄いのに(女性だから女性差別の日社会では?)正当に評価されてない」と言いたいだけだよな。ポスドクが

    論点整理:呉座勇一氏と北村紗衣氏を巡る一連の論争――または、扇動者たちのオクラホマミキサー|青識亜論
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/01/07
    「陣営」として他者を見たとき、批判はしばしばいきすぎる。
  • 平成元年発売のテトリスの世界大会が 今大変なことになっている|slappin' Notes

    2022/12/27追記) この記事の続きとなる2022年の記事を作成いたしました!こちらもご覧ください! テトリスの世界大会(2021)~Intro~2021年11月、毎年恒例となった賞金制のテトリスの世界大会である「CLASSIC TETRIS WORLD CHAMPIONSHIP」が開催され、<Tapping>の使い手であり前回優勝者であるDog氏が、新進気鋭の<Rolling>使いであるHuff氏を破り、若年13歳による二連覇を果たしました。 …これだけの話だと単によくあるe-sports大会のニュースの一つに過ぎないと思われるかもしれませんが、 この大会で使われているテトリスはレトロもレトロ、平成元年(1989年)発売の(北米版)ファミコンのテトリスであること。 <Tapping/Rolling>というものが、2019年から広まった「新しい操作方法であり持ち方」であること。 そ

    平成元年発売のテトリスの世界大会が 今大変なことになっている|slappin' Notes
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/12/24
    FC版に限らずタメ移動の重要性は私もよく解ってるけど、アレなんでああいうプログラミングしてるのかわからなかったんだよな。/NES版テトリス、BPS版と違って↓キー回転じゃないんだ。
  • 「花束みたいな恋をした」を二回観た僕は、パズドラしかできなくなった麦くんのために本を書こうと思った|太田忠司

    恋愛映画を観に行く、しかも二回も。僕の人生にはなかったことをした。 「花束みたいな恋をした」のストーリーを簡単に言えば、若い男女が出会って愛し合った後に別れるまでの顛末を描いたものだ。それが僕には新鮮だった。 よくある恋愛ドラマは恋の成就で完結する。恋の破局が描かれる場合は、それなりのドラマチックなエピソード(死による永遠の別れ、みたいな)が用意される。 しかしこの映画は、どちらでもない。ふたりがお互いの想いを確かめあってハッピーエンド、でもなく、悲劇的で感動的なラストシーンで終わる、わけでもない。どこにでもいそうな男女が、ありふれたきっかけで出会い、ありがちな流れで一緒に暮らしはじめ、そして珍しくもない理由で別れる。そうした「よくある話」が丁寧なストーリー展開と秀逸な台詞のやりとりで、とても魅力的な映画となっていた。 僕がもう一度この映画を観たいと思ったのは、そのストーリーと台詞の妙をも

    「花束みたいな恋をした」を二回観た僕は、パズドラしかできなくなった麦くんのために本を書こうと思った|太田忠司
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/12/23
    https://b.hatena.ne.jp/entry/s/ta-nishi.hatenablog.com/entry/2021/11/27/235258 で教えていただいた記事。花恋の2人は文学が主戦場なのに、その視点からの言及少ないから読めて嬉しい。
  • なぜ「多様性を」と言いながら多様性を否定する人たちがいるのか 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.684|佐々木俊尚

    特集 なぜ「多様性を」と言いながら多様性を否定する人たちがいるのか 〜〜「専業主婦論争」の歴史を振り返りつつ多様性問題を考える 「多様性が大事」といいながら、価値観の多様性を認めず、みずからの価値観の優位性でマウントしようとする動きが近年、あちこちに広がっているように感じます。 少し前に、わたしが出演しているネットの報道番組「アベマプライム」で、少子高齢化の議論をしました。ジェンダーギャップをなくして、男性も育児や家事を積極的に行うようになれば少子化問題は防げるのではないかという論点でした。 これはわたしもまったく同意です。わが家は子どもはいないので育児経験はないのですが、家事について言えばと同居して以来20年、ずっとわたしが毎日の料理とゴミ出し、日用品の管理補充などを担当しています。は洗濯と掃除の担当です。だからわが家では「夫が家事を手伝う」というような言い回しが使われることはいっさ

    なぜ「多様性を」と言いながら多様性を否定する人たちがいるのか 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.684|佐々木俊尚
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/12/21
    真の多様性は労働解放・家庭解体・人口子宮による遺伝子共通化の先にしかないと考えてる。社会的影響下にない真の自由意志は経済を人質に取られた奴隷化及び家庭環境/遺伝子のガチャから解放された後でしか実現不能
  • ツイッター映画ライターが豊崎由美氏と栗原裕一郎氏のtiktok批判に思う『推す批評』と『斬る批評』、かつて小沢健二を批判したあるロキノン女性ライター、そして広瀬すずはなぜ李相日監督を信じるのかという話|CDBと七紙草子

    詳細は上のリンクを読んでいただくとだいたいわかると思います。有名書評家である豊崎由美氏が、アマチュアTikTokアカウントを貶し、「そんなものでが売れたからどうした」「この人に書評書けるんですか」と言った。この件について誰もが思うことでしょうが、あまりに筋が悪い。書評書けるも何も、相手は一介のアマチュアです。出版産業の屋台骨が揺らいでいる時に無料で若い世代に小説をすすめ、しかも実際に若い世代に影響を与えて売り上げが上がるという結果を出している貴重な存在です。言うまでもなく炎上しました。引用RT1000超えというのは、めちゃくちゃに批判されていることの表れです。アルファアカウント、ベストセラー作家も次々と豊崎氏批判の側で声をあげ、賛否両論というより事実上ワンサイドの炎上になりました。 そんな中で、個人的には評論家である栗原裕一郎氏のツイートが心にとまりました。 原稿のネタにしようと虎視眈々

    ツイッター映画ライターが豊崎由美氏と栗原裕一郎氏のtiktok批判に思う『推す批評』と『斬る批評』、かつて小沢健二を批判したあるロキノン女性ライター、そして広瀬すずはなぜ李相日監督を信じるのかという話|CDBと七紙草子
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/12/13
    かつてのサブカル雑誌の批評が身内を甘やかし敵を作り、党派性で読者を囲い込むための鉤括弧付きの「批評」だった面は確かにあったんじゃないかな。
  • フェミニストの「ミラーリング」はなぜ失敗してしまうのか|やまもとやま

    さて、表題の通りである。フェミニストによるミラーリングはなぜ失敗してしまうのか。正確には、「フェミニストがミラーリングとして繰り出すミラーリング」はなぜ的外れにならざるを得ないのか。これには明確な原因があり、またそれはフェミニズムの抱える根的欺瞞に根差している。 結論から先に書いてしまうと、「男性が搾取を実感しうる価値の在り方は女性のそれと決定的に異なるから」そして「男性ジェンダーへの搾取を搾取として扱えるような人間はフェミニストではありえないから」である。 玉袋ゆたかは男性にまったく効いていない フェミニストによるミラーリングの例として、いま(2021.11.25時点)最も記憶に新しいのは畢(@amefuri_Ushi)氏によるキャラクター「玉袋ゆたか」であろう。 (稿を読んでいてそんな人はまずいないだろうが)ご存じでない読者のために流れをざっくり説明しておくと以下のとおりである。

    フェミニストの「ミラーリング」はなぜ失敗してしまうのか|やまもとやま
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/12/09
    むかし男性に対するジェンダー差別としてチラッと燃えたロコンドのCM「パパも返品ね!」を思い出した。 https://xkxaxkx.hatenablog.com/entry/2015/01/13/115307
  • 我々は「だめ」でいいのだろうか|生活者・生活事業労働者協同組合

    稿は、2021年12月3日「だめ連ナイト ~いまのうちか!? 集まろう、語ろう、人生、運動~」において使用したパワーポイントを文章化したものです。 ありがたいことにイベントに来れられなかった方で内容を気にしてくださる方が多かったので、文章として公開させて頂きます。 しかし、「イベントの導入でその後の議論のたたき台のために使用したパワーポイントを文章化しただけ」です。文章として必要な補足は多少加え、イベントで検証したかった要点は抑えていますが、具体的な情報は乏しく、また何かしらの結論に至るような文章ではありません。 そういった性質の文章であることをご理解頂けますと幸いです。 はじめに だめ連は言うまでもなくオルタナティブムーブメントの金字塔のひとつです。2100年の歴史の教科書に記載されている可能性すらあると私は考えています。 その理由として、だめ連思想の現在にまで続く影響の強さがあり

    我々は「だめ」でいいのだろうか|生活者・生活事業労働者協同組合
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/12/08
    だめ連的モラトリアムは実家が太い等「貴族」でなければ続けられず、また学生を終え社会人になると価値観や立場の変化等から卒業していく人が多いという話はよくわかる。だめを続けるには才能がいる。
  • この一年の話(控訴審編)|小野マトペ

    判決から3ヶ月も経ってしまいましたが、ようやくレポートとしてまとめることができたので、8月31日に受けた控訴審判決についてお知らせします。 私を被告人とする偽計業務妨害被告事件の控訴審(東京高裁・細田啓介裁判長)ですが、すでに報道されている通り、結果は残念ながら控訴棄却となりました。稿では、この判決についてくわしく見ていきたいと思います。 なお、公開裁判の原則に鑑み、件訴訟を誰でも検証できるよう、判決書を含む裁判記録は一部個人情報等を伏せたうえで以下リンク先にて公開しておきます。 Googleドライブ - 刑事裁判記録 争点の確認判決を解説する前に、改めて裁判のポイントを整理させてください。 この裁判で私が主張していたのは、私は悪くないということ…ではなく、「業務妨害の故意は存在しなかった」という事実です。 大前提として、民事裁判では過失でも損害賠償の責任が生じますが、刑事罰は「あえて

    この一年の話(控訴審編)|小野マトペ
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/12/07
    “『弁護士が選ぶ刑事弁護人』”お世話になるような事が我が身にあったら思い出そう。
  • 「青春ヘラ」は死ぬかもしれない|ペシミ|note

    この記事は、2021年11月16日に公開された、てらまっと氏による記事に基づいて書かれており、ある種のアンサー記事のようなものです。読まれていない方は先にこちらをぜひ。 そもそも、最近にわかに盛り上がりを見せている「青春ヘラ」「感傷マゾ」「低志会」「負けヒロイン」という単語のラインは、ゼロ年代批評に詳しい紅茶泡海苔氏(@fishersonic)の働きかけによるものだ。 彼は初めに青春ヘラ→感傷マゾ→低志会といった連続性に着目した上で、以上の三単語を「2020年代の批評ライン」とし、新たに発生しうる批評の可能性を探っていた。後に「負けヒロイン」という単語がそこに付け加えられることで、これらの単語は連続性と言うよりむしろサークル(円)となって「批評」を囲むこととなったように思える。 先日公開された、てらまっと氏による記事は、両スペースの参加者として、或いは低志会のメンバーとして「青春ヘラ」と「

    「青春ヘラ」は死ぬかもしれない|ペシミ|note
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/11/18
    この界隈について詳しくないから的外れかも知れないけど、客観より主観を、世界よりセカイを指向するという方向性は、ゼロ年代にはてな非モテ論壇で私が考え、今も実践しているスタイルに似ているなと思ったり。