先日、ITproを眺めていたら「NTTドコモがiアプリDX開発ツールを個人開発者などに向け公開、GPSや課金が利用可能に」という記事が目に入ってきた。 「いったい、いつのニュースなのか?」と思って日付を確認したところ、2010年8月26日である。筆者は近年、iアプリ関連の動向をまったくウォッチしていなかったので、「まだ公開していなかったのか」というのが最初に抱いた正直な感想である。そしてドコモには申し訳ないが、“今さら”という印象をつい抱いてしまった。 筆者がこうした印象を持つのは、グーグルやアップルが開発者をどのように支援してきたかを見ているからだ。 グーグルは(厳密にはグーグルが主導するOpen Handset Allianceは)初代Android端末「T-Moblie G1」の発売前から開発者向けキット「Android SDK」を提供している。それどころか実機がない段階で「Andr
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