10月11日、情報処理学会の50周年記念として、女流棋士がコンピューターとガチンコで勝負するというイベントが行われました。 コンピューターとの対局に臨んだのは、清水市代女流王将。2010年10月現在で獲得タイトル数は女流歴代一位の43期。押しも押されぬトップクラスの女流棋士です。対するコンピューターは情報処理学会による「トッププロ棋士に勝つ将棋プロジェクト」特製システム「あから2010」(以下「あから」)。「あから」とは10の224乗の数を示す数「阿伽羅」であり、将棋の局面の数がこの数に近いことに因んで命名されたそうです。本記事ではこの歴史的な対局の模様をレポートしたいと思います。(取材/文・罪山罰太郎) 対局の会場となったのは、東京大学本郷キャンパス。将棋ファンのみならず、人工知能の研究をしている方など、多くの人が詰めかけ、熱気ムンムンです。 それにしてもオッサン率が高……いや、なんでも
コンピューターとチェスの対戦をしていると結構相手が長考しますが、その時コンピュータはどのように次の手を探っているかを見ることができます。 Thinking Machine 4 ドラッグで駒を動かすとコンピュータの次手検索過程が線で表示されていきます。次々と増えていくラインがすごく美しい。 コンピュータチェス - Wikipedia ちなみに人間のチェスチャンピオンとコンピュータとの対戦でコンピュータ側が勝ったのは1996年が初めて。但し6戦中の1戦のみの勝利なので総合的にはこの時は負けています。総合的な初勝利は翌年の1997年ですが、それ以降は1ゲームに限れば勝つものの引き分け続きのようで。コンピュータの思考ラインを見た後だと、人間の脳の凄さがより感じられますね。
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