各LSAについて、生成するルータとアドバタイズされる範囲、含まれている内容について解説します。 LSAタイプ1 ルータLSALSAタイプ1 ルータLSAは、一番基本的なLSAですべてのOSPFルータが生成します。そして生成されたルータLSAは、エリア内すべてにフラッディングされます。ルータLSAには、OSPFルータのリンク(OSPFが有効になっているインタフェースのつながり)情報がすべて含まれています。リンク情報の具体的な内容は、リンクの種類やコストやIPアドレス、ネイバーのルータIDなどです。ただ、リンクの種類によって、どのような情報が含まれるかは異なります。下の図は、ルータLSAに含まれる情報とフラッディングの様子を示しています。 図 ルータLSA LSAタイプ2 ネットワークLSALSAタイプ2 ネットワークLSAは、各マルチアクセスネットワーク上のDRが生成します。DRはマルチアク
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