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ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (27)

  • 『おじさんの見分け方』

    会社で仕事をしているときに、頭がおじさんになってる人を見分けるよい質問があった。 「◎◎さん、日産のセレナのCM好き?」 おじさん化してる人はこういう。 「あれ、いいよなー。・・・・『モノより思い出』。ほんと子どもに夢を与えてあげる時間なんて数年間で少ないんだよなー。泣けるよなー。子ども遊びに連れていこうって思うよー。日もまだまだいいところあるんだなあって。」 「ははは、◎◎さんいい人ですねー(半分心だが、心の声。仕事上は要注意、もしくはちょろい)。」 「姑息だよね、ただ受けるのはわかるよ。」という人のほうが仕事上は気が合った(黒いなーかわいくないなー私も)。 セレナのCMのキャッチコピーをちょっと年代順に遡ってみる。 1994 しあわせまだかい 1997 マルチボックス セレナ 新発売。 1997 これがスポーツボックスだ 1998 ぼくらはセレナを待っていた このあたりまでは、まだ

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/09/30
    "「◎◎さん、日産のセレナのCM好き?」"( ( -_- ) < みたことない(よくみたら後半のほうが重要か
  • 『「子どもの最貧国・日本」 ~学力・心身・社会におよぶ諸影響』

    後藤さんの新刊の感想についてなぜか私のところにTBいただいたので、リンクしておきます 。 ----------------- 「脱社会的存在」論には疑問が大きく、「動物化」論については感覚的には説得されるものの社会学的認識としてそのまま受け容れるのは困難だろう。 ----------------- とお認めになったたわけですし、ご自身は実証的な記述で考察されるようになっているようですし、写経も大変ですもんね。お疲れさまでした。 あともう一つ。「事実が物事を動かさなかった」例があったからといって、「事実を求める態度」そのものを批判している鈴木謙介や「事実をいいかげんに書いてる記述」が批判されない理由にはならないですよ。 「体感治安悪化」については、浜井先生が論証しているとおりだと思うけど、『「検挙率の低下」と「認知件数」の増加』と『犯罪被害者の思想』が合わさったことが大きな背景であり、それは

  • 『後藤和智さんの新刊!(続)「おまえが若者を語るな!」』

    前回のエントリー の続きです。 題の後藤さんのである。 前著より、はるかに洗練されて鋭くなったと思う。その「若者論を疑え! 」のときも、アマゾンで以下のレビューに一票! --------------------- 『「ニート」って言うな!』所収の後藤の文章が印象に残っていたので、書の刊行を知って早速読んだ。インチキ若者論への解毒剤、またはワクチンとして非常に有効だと思う。後藤は東北大で都市・建築学を専攻する院生だが、84年生とは思えないくらい成熟した視線の持ち主だ。 ピンで勝負するには知名度の低い後藤のを出すにあたって、たぶん編集者の判断だろう、序文代わりに巻頭に田由紀(東大准教授)との対談を置いている。また1・2章の後に別ライターによる「若者のリアル」という取材記事が挟まっている。 田は『「ニート」って言うな!』での縁もあって対談を引き受けたのだろうが、しかしこれ、あまり愉快

  • 『後藤和智さんの新刊!「おまえが若者を語るな!」』

    後藤和智さんの「おまえが若者を語るな!」が発売になります。 前回とはうってかわって、舌鋒鋭く実名批判で行きましたね。 ----- 若者論は何を見誤ってきたのか。私は常に考え続けてきた。見誤るといっても公開されている統計などを参照しないまま、思いこみで少年犯罪や「ニート」について饒舌に語る、ということではない。もちろん、そういった言説を批判する努力は必要であり、私もそうしてきた。 だが、私はその先に行くべきだと思う。 ----- おお。1ページ目から気合入ってる!ついに武器屋が自らも戦闘に。2回に分けてご紹介します。 おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)/後藤 和智 その前に。 今の「潮」で東浩紀氏と鈴木謙介氏がアキバの事件に関して対談をされております。東氏が「経済学じゃないんだ、実存の問題なんだー!!(大意)」と語り、「創」では鈴木謙介が「(事実や統計は大事だけど)

  • 『「ちょっとでも悪いものは入っていて欲しくない」』

    に関わる仕事をしていると、「ちょっとでも悪いものはべものに入っていて欲しくない」と言う人がわりといます。でも、前のエントリー でも書いたように、大騒ぎされた中国産のキクラゲは21666家族(4人)分の量をひとりでイッキいしないと、何も起きません。それも毎日。 「ちょっとでも悪い」という考え方で凝り固まっていると、ホメオパシーとやらにコロッとひっかかるんじゃないかと思います。すべては量の問題なので 基準値の10倍や100倍や1000倍程度なら、心配しなくていいかと。「量が一定量なければ、どんなものでも毒にも薬にもならない」が基。農薬の毒性で一番被害を蒙るのは農家の人だということをお忘れなく。キクラゲの違反って「2倍」なんですが、「よくもそんな少なくて済むような作り方してますね、すごい!」なんじゃないの? 0.02ppmって「一億分の2g」です。 では、テレビチャンピオンでもべられな

  • 『赤木さんと話したいみたいね。』

    今の「論座」の浜井浩一先生の論文がおもしろかったので紹介しようと思っていたのですが、その前に鈴木謙介の論考(?)が違った意味でおもしろかったので紹介しようと思います。腰が引けてる割には駄々っ子みたいな文章だなあと思ったので。 まとめると「社会の変化で若者の意識が変わっている。それを「保守化」傾向といってみよう。韓国も小泉を礼賛する若者がいて、おんなじかんじ。赤木さんみたいに“とにかく雇用を創出してくれる政策”と言い返す様。“ポスト”の世代は景気がいいので、赤木さんのような世代の不遇感は行き場を失ってしまう・・と」 ・・で最終的にはこうまとめます。 ----------- いかに現代の若者が置かれた雇用環境、日社会に広がる貧困が厳しいものであるかについて調査し、明らかにすることは重要である。が、それでは「間に合わない」人々が現にいるのだ。離職動向の調査ともなれば、最低でも3年はかかる。新し

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/02/22
    鈴木謙介 だけ呼び捨てなのがこわい
  • 『デブはさらに肩身が狭くなります。』

    お正月の黒豆を煮ながら、ブログを更新しております。だいたい500gの黒豆に砂糖を150gくらい使います。ちょっと塩をしょうゆをいれると甘さがひきたちます。 今年は「の偽装」が煽られてましたが、私のまわりの女子たちも「家で作ったほうがいいのかなあ」「まあ、ヘルシーだしね」という声をよく聞きます。 学校では「育」。会社でも「事指導」。 派遣会社各社は「メタボ指導」を商機とにらんでいます。 どうも国のほうも「デブは面倒見ませんよ」という方向に行きそうですね。男性の2人に1人がデブって、やっぱりおかしくない? http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200712280025a.nwc ---------------------- 脱メタボ、求む!栄養士…企業に来春義務化、派遣に商機 年末年始の飲み過ぎべ過ぎによる「メタボ」(メタボリックシンド

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/12/30
    ( デブなのに 狭くなるとは これいかに ic(-_- ;) <- ダイエット中
  • 『「防犯PTAはこのままでいいの?」』

    川端裕人 さんが芹沢一也さんとの婦人公論での対話「防犯PTAはこのままでいいの?」をこちらにアップしてくださっております。ぜひぜひご一読を。 http://minnanopta.seesaa.net/article/71134194.html さて、『R25』の年末合併号のTOP記事は。 ふふふ。 「なぜいつの時代も人は昔はよかったと言うのか?」 一部抜粋します。年末らしい記事でよろしいんじゃないですか('-^*)/ ----- 昭和33年       平成16年 平均寿命      男65歳 女70歳    男79歳 女86歳 エンゲル係数   43.8%         22.7% 交通事故死亡率  9.0人/10万人     5.4人/10万人 凶悪犯罪発生率  17.3件/10万人    10.2件/10万人 (総務省統計局 日の長期統計系列・日統計年鑑2007 及び厚生労働省

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/12/26
    (この表どこにのってるん?
  • 『「不安も事実である」とか言い出す人たち』

    免許の更新に行ってきた。ぜんぜん乗ってないので、ゴールドカード('-^*)/。法律の改正ポイントなどを講習で聞いたんだけど、すごい厳罰化。もー車乗らない!お金かかるし。 午前中の受付時間に間に合わず、警察署の近くの喫茶店でぽーっとしながら、読んでましたが、このおもしろかったよ。トロント大学の統計学の先生のです。 「運は数学にまかせなさい―確率・統計に学ぶ処世術/ジェフリー S.ローゼンタール」 ジョエル・ベスト(→ハロウィーンの猟奇殺人って実はなかったんですけどって調べた犯罪学者です)のを読んでいると、「不安を煽る」のに数字とか確率が誇張されたものが使われがちでございまして、そういうの彼は「スタット・ウォーズ」といっております。そういうのに疲れちゃってこうなってしまっている人もいるようです。「私たちは何も当のことを知ることはできない、あらゆる視点を受け入れ、権威とされているどんな

  • 『必読の書であります(→エルローさん風)』

    ネット上で犯罪を語るならば、知らない人は即バカと言われる「少年犯罪データベース 」さんのが出ました。「犯罪不安社会 」でも浜井先生が締めにもってきたサイトの御著書を私が紹介しないわけにはいきますまい。 戦前の少年犯罪/管賀 江留郎 発刊の折にはご丁寧に連絡いただきありがとうございました。「エルローと呼んでください 」、とのことですので、遠慮なく呼ばせていただきました。失礼いたしました。 戦前パラダイス論を語る方たちはぜひ熟読していただき、心から懐かしがっていただきたいと思います。 私は特に「ニート頂上決戦」と「荒木大将 VS 女学生」と「旧制高校生はゆとり世代」は笑い死ぬかと思いました。歴史知っている人ほどおもしろいのではないでしょうか。中曽根さん、ナベツネさんは若いころから確かに“すばらしい政治家”です。 ご人はデータだけのをご所望されてたとのことですが、エルローさんの文章あったほ

  • 『赤木智弘さん、出版おめでとう』

    赤木智弘さんの新刊「若者を見殺しにする国―私を戦争に向かわせるものは何か」 読ませていただきました。 ものすごく的確だと思いました。いやほんとにきれいにまとめてるし、おもしろいです。 80~90年代をひきずっている人文系リベラル論者は基的に「消費者」の視点から書かれていますが、赤木さんは「消費者の視点との労働者の視点」(両方からの搾取といってもいいです)をきちんと捉えているなあーと思いました。消費者であり、労働者である両方から逃れられない私たちから見てどちらが現実を捕らえているかという言わずもがな、だと思います。 例えば、アマゾンのレコメンデーションシステム等をとって、「宿命を求める」などという論者もいますが、赤木さんは「それ誰が作っていると思ってるの?」という視点をきちんと射程に入れてるということです。赤木さんにしてみりゃ、そんな「宿命」なんて笑い飛ばすほどの宿命に相違ありません。そも

  • 『デブ追放!ヤセ追放!』

    メディア上では「の崩壊」がHOTな我が日でございまして、メタボ基準値については今号の「東洋経済」でも喧喧諤諤の議論がされております。健康増進法において「健康」はいまや国民の「責務」になっております。さらに医療制度改正で、2008年4月に40~74歳の人は特定健康診断および特定保健指導が義務化。生活習慣病の予防、減少がその目的です。検査結果で問題があれば、「特定保健指導」を必ず受けなければならないというわけ。 基的に健診を国がやってくれることに関しては私は反対ではありません。ただ専門家の指摘を呼んでいると、検診内容がかなり問題ありのように思います。ひとことでいうと「厳しい」。日人ってそんな太ってないんだけどね。ほとんどの日国民が“病気”となってしまうというデータも出されています。 そもそも「健康を増進」ってなかなかどうして難しいと思うんですけど。“いやー昨日より今日は元気になったよ

  • 『「食育」も「キレる子ども」から』

    2007年9月19日の読売新聞によると、「道徳教育」の教科化は見送られました。 その理由はこうでした。 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070919ur02.htm ---------------------- 「道徳」は現在、正式な教科ではないため、政府の教育再生会議が今年6月の第2次報告で教科への格上げを提言していたが、中教審は「道徳は子供の心にかかわるもので、教科書を使って教え込むものではない」と判断した。 ---------------------- 「道徳」とか「9条」とか「愛国心」のワーディングの話だと、「なんかやばそう・・・」という気がする人は多いと思う。けれども、「バランスのとれた事を!」とか「子どもを犯罪から守ろう!」とか「環境をきれいにしよう!」 というのは大筋多くの人が同意できるので、私が権力者なら、こっちで粛々と物事を

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/10/26
    (食育(?)と教育との関係は?
  • 毒食品の嘘|女子リベ 安原宏美--編集者のブログ

    前回の『ニューズウィーク』 (2007.10.3)の特集-「危ない品」は危なくない-は良かったですね。こういった「検証」の記事が少し早い動きで出るようになったのかなとは思うのですが、いいことだと思います。 私はそもそもは生活情報誌に編集部で仕事をしてました。今でもレシピ仕事をしています。雑誌でアンケートをとっても「の不安」がすごくて、これは書きたくもないことを書かなくちゃいけない、書かなくちゃいけないことを書けない状況になるのは当に嫌だなと思います。 先日スーパーで買い物をしていたら、「この野菜は中国産しかないの!どうして!なんで!」と店員さんに怒っているおばさんがいました。なんだかもう・・・気持ちはわかるんですが、怖い・・・。 『ニューズウィーク』はこう報じます。 ---- 中国野菜をいっさい使わない「チャイナフリー」給を富山市がスタートさせたのは、9月のこと。349品目30

  • 『犯罪不安社会 本日発売 編集後記のようなもの』

    浜井浩一氏、芹沢一也氏共著「犯罪不安社会 」が日発売になりました。 このは今世の中に流布している「治安悪化」をはじめとした、犯罪がらみの「常識」を根拠をもってほぼ全面否定。 さらに、マスコミや90年代の論者に対する実証的な批判でもあります。 このたびのエントリーでは、僭越ながら、編集後記のようなものを書かせていただければと思います。 ** 浜井先生の論考をはじめて読んだのは、二〇〇六年の冬、正月明けで世の中がまだ日常に戻りきっていない国会図書館の新館です。 以前、ある知り合いから、同じ問題意識に基づいていると思うからと勧められていた浜井浩一教授の論文を探して読んだのです。ちょうど芹沢一也先生の「ホラーハウス社会」の校了明けの週でした。 それは「日の治安悪化神話はいかに作られたか――治安悪化の実態と背景要因(モラル・パニックを超えて)」(二〇〇四年)と「過剰収容の当の意味」(二〇〇二

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/10/01
    (首記編集者さんの後記(この本は名著
  • “30 歳からの恋”を邪魔するもの|女子リベ 安原宏美--編集者のブログ

    前回のエントリーで「Numero」http://www.numero.jp/ (女性向けファッション誌)で赤木さんのインタビューを掲載しましたが、構成上は以下のエッセイが前の頁にきます。一部抜粋します。 リード “30 歳からの恋”を邪魔するもの 「結婚どころか恋愛も難しい」という声をよく耳にする昨今。 恋愛は自然にできると思っていたけれど、どうしたというんでしょう? 30 歳からの恋を邪魔するものは、一体何なのでしょうか? 「いい男がいない、いても結婚している」というボヤキは、未婚の30 代以上の女性たちが集まって、ご飯でもべに行けば、誰かが必ず言うセリフ。「はいはい、負け犬の遠吠え、遠吠え(笑)」と自嘲気味に笑っている分には、まだ余裕があるように見えます。でも私は、社会の変化を長い目で見れば、それは「負け犬の叫び声」に変わるように思えるのです。 30代にもなれば、若気の至りで突き進む

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/07/16
    日本 -完-
  • 『彼らは本当に苦労しているのだ。』

    先日、フジの深夜番組でFNSドキュメンタリー受賞作の番組をやっていました。これ非常に良い番組でした。この番組のディレクターである高橋龍平さんは29才。若いディレクターさんで、彼が語り部となって話がすすみます。この高橋さんのマスコミ人らしくないズカズカと踏み込まない慎重な姿勢がネカフェ難民の「諦念」さを見事に映しきっていて、でもその高橋さんと「もやい」の湯浅さんが結果的には取材対象者であった彼に「25条」をお題目からではなく気づかせていく経緯はほんと見ごたえがありました。あと、突然解雇通告を受け、生活に困窮した女性が会社に「解雇は不当である」(大意)とのFAXを「どきどきします」といいながら送り、まわりから少ないけどパチパチと拍手がおきたときなんて私もいっしょに拍手してましたよ(笑) しかし湯浅さんてハードでかっこいいなー。これゴールデンで放送すればいいのに。変わると思うよ、世論。 http

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/06/27
    - 日本 - 完
  • 『「帰る場所ない」&「心の闇」一般化は危険』

    『犯罪不安社会 』の共著者のおふたりの記事が相次いで、新聞に掲載されているのでご紹介します。浜井浩一先生から。先日学会で発表された分析です。 --------------------------------------- 満期釈放受刑者の4割超、「帰る場所ない」 2007年05月26日 朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0526/OSK200705260041.html 刑務所からの満期釈放者のうち、30年前には9%だった「帰る場所がない」人が、05年には4割を超えたことが、龍谷大学矯正・保護研究センターの浜井浩一教授の分析でわかった。厚生労働省研究班調査で25日、知的障害がある受刑者の約半数に引受人がなく、生活苦が再犯につながっていると明らかになったばかり。浜井教授は「社会に居場所がないと、刑務所に戻るために微罪を重ねる累犯につながりやす

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/06/13
    "確かに特異現象として少年を怪物化するのはおかしいけれども、そんなレアな事例に対して、一般化することはできない"
  • 『「体感治安と実際には落差」(o^-')b 東京新聞♪』

    東京新聞に浜井浩一先生のインタビューが掲載されました。これ紙面そのままここに出したいくらい、紙面の半分弱を使った大きな扱い! タイトルは「体感治安と実際には落差」。 「体」感治安の「体」の字のフォントを大きくした見出しに・・・・ウルウルしておりました。この記事コピーしてトイレに貼っておこうかなぁ。全文転載させていただきます。 ** 東京新聞 2月17日 土曜訪問 浜井浩一さん(元刑務所職員・犯罪学者) 「日の治安は悪化していない」―。 数々の凶悪事件や少年犯罪がメディアをにぎわす中、広がる一方の社会不安にくさびを打ち込むような言説が、社会学や統計学の現場から投げ掛けられている。龍谷大学法科大学院教授の浜井浩一さん(46)もその一人。精緻な犯罪統計分析で知られるだけでなく、異色なのは「元刑務所職員」という肩書だ。そのまなざしは「刑務所の風景」から日社会のゆがみを凝視する。 「治安悪化を主

  • 『累犯障害者』

    先日、下関の放火事件のことをエントリーで取り上げましたが、どうしても気になって続報がないものか探してました。 「累犯障害者 」山譲司著(非常に真摯な活動をされている著者です)で、その犯人像について取り上げられていました。 そうだったのか・・・。 一部要約抜粋させていただきます。 ** 火災の翌日、新聞各紙はこぞって「憤る市民の声」を取り上げた。その怒りの矛先は一人の男に向けられている。 A(では実名で載せてます)、74歳。出火から3時間後、現在建造物等放火の容疑で逮捕された男だ。8日前まで刑務所に服役していた。元受刑者だった。 12月30日福岡刑務所を出所したA容疑者は、そのあと1週間、北九州市内の自転車置き場などで野宿生活を続けていたらしい。 「刑務所に戻りたかったから、火をつけた」 A容疑者は接見した弁護士にそう話しているという。 A容疑者は障害者であるという事実であった。 A容疑