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ブックマーク / shinka3.exblog.jp (6)

  • 低俗な記者会見 | 5号館を出て

    明日から始まる(らしい)夏の甲子園(全国高校野球大会)に出場が決まっている高校の補欠野球部員が女子高校生への強制わいせつ容疑で逮捕されたのが昨日のことでした。あらゆるニュースでは例によって、もっぱら同校が甲子園出場を辞退するのか、高野連が出場停止処分をするのか、という化石のような硬直化しきったコメントを必ず付けていましたが、今回の犯人が甲子園出場メンバーにはいっていないこともあって、それで終わるものだと思っていました。 ところが、今日のスポーツ報知のオンライン記事を見て、「報道陣」と書かれている人のあまりのレベルの低さに驚いてしまいました。 「被害女性より部員の気持ち優先か」会見場怒号…桐生一監督交代もなし 犯人についての記述と同校の甲子園への対応は、「同部員は群馬大会でベンチ外だった。同校では大阪入りしている部員29人の関与がないことから、出場辞退はしない方針。日高野連も連帯責任は問わ

    低俗な記者会見 | 5号館を出て
  • タクシーで飲み物のサービスがあったらもらうと思う | 5号館を出て

    急に矮小なニュースがトップに躍り出てきました。確かにたくさんの霞ヶ関官僚が関係していることかもしれませんが、いずれも小さな不正にすぎません。何百という人間の何百という不正を合わせると、数億円になるのかもしれませんが、今の日全体としてもっともっと大きな不正がたくさんあるのではないでしょうか。 ニュースによっては、タクシーがサービスとして飲み物を提供したのが悪いとか、それをいつも受け取っていた官僚が悪いとか言っているようですが、もしも私がちょっと長距離タクシーに乗ることになって、それが1時間くらいかかりそうな時に、ビールでもいっぱいいかがですかと言われたら受け取ると思います。お酒の飲めない人は、お茶とかジュース、どちらもいらない人にはプリペイドカードや商品券、さらにはちょっとダイレクト過ぎるとは思いますが現金がサービスされたとしても、タクシー側が損をしない程度でサービスしているものを受け取る

    タクシーで飲み物のサービスがあったらもらうと思う | 5号館を出て
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/06/08
    (ややどうかn
  • 「親たたき」としての給食費未納問題 | 5号館を出て

    今朝の朝日新聞の「声」欄に、「給費は無償にすべし」という投書がありました。私は給費をタダにすることに必ずしも賛成ではありませんが、その中に書いてあった、給費の滞納が児童生徒の1%、給費全体の0.5%であることに対して、「私には、そんな程度かと思えた」という文章に膝を打ちました。私も、ずっとそう思っていました。投書の文はさらに続きます。 長いこと水道行政に携わっていたが、水道料金でさえ未納者を給水停止にしても毎年1、2%程度は徴収不能だったからだ。企業経理は、売り上げのうち数%ぐらいが未収金になることを念頭に置いていると思われるし、銀行だって、そのぐらいの貸し倒れ引当金を覚悟しているのではないだろうか。 最近の日では、「なんでもバッシング」が流行しています。今回の学校給費滞納問題は、教育問題の中で起こった「教師たたき」に続く「親たたき」に思えてならないのです。 文科省のサイトにあ

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  • 政治に翻弄される科学者 (横田めぐみさん遺骨事件) | 5号館を出て

    北朝鮮に拉致されたまま行方不明になっている横田めぐみさんの「遺骨」をめぐって、日北朝鮮だけではなく、自然科学の世界では権威以上のものを持つ科学雑誌Natureと日政府が交戦状態になっています。 日北朝鮮は当事者同士ですが、言うなれば第3者としてその間に登場したNatureと日政府の間に見解の相違が生じたとすると、日にとってははなはだ立場が悪くなったと言わざるを得ません。 そもそもの発端は、昨年遅くに北朝鮮から渡された横田めぐみさんの「遺骨」のDNA鑑定結果です。私も昨年の12月9日のエントリーで書いていますが、DNA鑑定をやったのは日だけ、しかも科学警察研究所ではDNAを抽出できずに判定不能という結果を出しているんにもかかわらず、日政府は帝京大学の判定結果を採用して、「遺骨は横田めぐみさんのものではない」という判断を公式見解としているようです。当然にも北朝鮮は反論し、結果

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  • 論文の無料公開は著者にとっても利益になる (追記あり) | 5号館を出て

    オンラインで誰でもが自由に最新の論文を無料でアクセスできる学術専門誌で、質量ともに超高額の有料専門誌におとらないPlosBiologyの最新号におもしろい論文が載っています。 PlosBiolgyというくらいですから、生物学の論文が載る雑誌に、まったく生物学とは関係のない「オープンアクセスになっている論文は、そうではない論文よりも引用される頻度が上がる」ということを示している論文が出ているのです。 Citation Advantage of Open Access Articles というその論文はもちろん、世界中の誰でもが自分のコンピューターから全文を読むことができますし、pdfファイルも無料でダウンロードできますので、是非とも読んでみてください。原著を読むのはちょっとつらいということでしたら、同じ号にOpen Access Increases Citation Rate という編集者に

    論文の無料公開は著者にとっても利益になる (追記あり) | 5号館を出て
  • 早すぎる対応も胡散(うさん)臭い | 5号館を出て

    ウソと疑惑が飛び交っているこの国では、まともな対応だったとしても胡散臭く感じられるようになってしまったのかもしれません。 輸入を再開したばかりの米国産牛肉に、日米合意の上除去が義務づけられていた背骨(BSEの原因とされるプリオンが骨の中の脊髄に蓄積)が混入しているのが発見されたことで、政府は発見から数時間後に米国産牛肉の輸入を全面的に禁止することを決めました。昨日の午後、数時間で起こったことです。 私も基的にはこの判断を支持したいと思うのですが、あれほどまでに無理をして輸入を再開した経緯があったにもかかわらず、あまりにもあっけないほどの素早い禁止措置になんとなく釈然としないものを感じました。 例えば、日米政府はアメリカの牛肉処理過程を知っていて、アメリカで売られているものと同じものが日に送られてくるということも知っていながら、日に送る肉は特別に注意されているものだということにして輸入

    早すぎる対応も胡散(うさん)臭い | 5号館を出て
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/01/22
    今回の輸入停止措置が早すぎることへの疑問
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