派遣切り、限界集落…そこに「共産党」―ルポにっぽん(1/6ページ)2009年1月11日8時38分印刷ソーシャルブックマーク 「切られているのは人間です」と書かれたビラを配る。受け取るとすぐ、歩きながら読み始める人もいた=名古屋市東区、岩下毅撮影「雇用大破壊は、政治が引き起こした『政治災害』だ」。スクリーンには志位委員長の演説が映し出されていた=名古屋市東区、恵原弘太郎撮影共産党に入党したお年寄りの女性は「家の前の畑を作っている時が一番幸せ」と話す=奈良県川上村、高橋純子撮影 「派遣切りは許せません」 1月5日午前8時。三菱電機名古屋製作所(名古屋市東区)前で出勤してくる従業員にビラを配る人の中に、佐藤剛さん(仮名)がいた。 キャバクラ嬢のスカウトや客引きの経験があるというだけあって、声がよく通る。両手をポケットに突っ込んだまま完全無視を決め込む人には少しカチンとくるが、よく考えたら自分も1