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ブックマーク / iidabashiueno.wordpress.com (3)

  • 零細出版社が電子書籍にイマイチ反応が鈍い理由

    最近、電子書籍のプラットフォームの営業マンと長話をする機会に恵まれた。小所帯の出版社に電子書籍の出典を依頼しても、イマイチ反応が薄くて苦労しているという話だった。 もちろん事情は各社で異なるが、電子書籍用の細かい経理処理ができないというのが、多くの零細出版社で共通する事情のはずだと私は思っている。 出版社の経理は主に2つある。 一つは一般の会社も行う給与計算や経費精算などの経営経理だ。もう一つは書店の決算をとりまとめる取次会社との経理処理で、出版経理などと呼ばれている。出版物は委託制度のため、売上回収のタイムラグがあるため、経理が非常にややこしい。売上の勘定の多くが、未収金として立つようなものと想像していただければわかりやすいかも。 電子書籍をはじめると、このややこしい出版経理に加えて印税支払いの処理が膨張して、現状でも余裕が無い人的リソースがさらに逼迫されて、二の足を踏んでいるのというの

    零細出版社が電子書籍にイマイチ反応が鈍い理由
    TakamoriTarou
    TakamoriTarou 2012/10/01
    電書協のアレやDNPや凸版のソレ、Pubridge等電書取次が出てない…。経理は各国各業界事情異なるがAmazon、Google等、IT系外資はそこは無視するから…。その点は楽天の方がノウハウあるかもね。Koboへ統合する力は無いようだが
  • 書籍にはなぜ発売日がないのか

    版「スティーブ・ジョブズ」は私にとっても“発売日”を待ちわびたであった。日版の出版社である講談社が上巻の“発売日”としてアナウンスしたのは、世界同時“発売日”とされた2011年10月24日だった。 私は10月24日の夜、閉店間際の都内最大級の某書店で目的のをゲットした。しかし、実際には多くの書店では24日に2011年最大級の話題作が平積みされることはなかったのである。 このまとめ記事を見ると、このの発売日に対する書店の現場が混乱と不満がわかる。 http://togetter.com/li/204659 結局このは10月24日に一斉発売されたわけではなく、入荷できた書店から先に発売を開始した様子がよく分かる。しかし、これは書籍の単行流通の通常の姿であり、この混乱が表面化したのは「スティーブ・ジョブズ」が超ビッグタイトルだったからである。 書籍には原則、一斉発売日という意味で

    書籍にはなぜ発売日がないのか
    TakamoriTarou
    TakamoriTarou 2012/05/28
    書籍流通に関する解説。要は一般製品と同じで工場出荷で流通に載り、工場から輸送の分だけ遅くなり特別契約が無ければ五月雨式に店頭発売と言うわけで。本だけ声が上がるのはそれだけ待つ人が多い証拠なんだろうなぁ
  • Amazonの本の補充はなぜ遅いのか

    Twitterのタイムラインで、の著者になった人がAmazonへの自著の入荷状況に一喜一憂する姿を良くみかけるようになった。 Amazonが売り切れたあと、なかなか在庫ありのステータスにならない。補充されるまでのタイムラグに苛立つ著者は多い。 こういった間、出版社が何もしていないのかというとそうではなく、何もできないというのが実情に近い。私も編集者として苛立つ著者に説明しても、著者の勤務先や出版産業に対する不満をかえって大きくするだけだっだので、ここで説明しても同じ結果かもしれないけれど、書いてみる。 最大の理由は何と言っても、Amazonからのオーダーからが納品されるまでに通る流通過程が複雑で時間がかかるためだ。 出版社がAmazonを納品するまでの流通過程のパターンは実際いろいろあるのだが、筆者の環境では以下のようになっている。 Amazonのオーダーデータを送信。 ↓

    Amazonの本の補充はなぜ遅いのか
    TakamoriTarou
    TakamoriTarou 2012/04/12
    結局の所膨大な量の出版点数があるため、それらをカバーするには、Amazonであろうと取次の力は欠かせず、一方で販路が複雑になってそれなりに時間もかかるよと。昔の事を思えば遅いとも思わんけどなぁ。ネット書店全般
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