取り沙汰される「財務省解体論」 海外メディアは日本の戦後最大の疑獄事件にアベゲート(ABEGATE)と名付けました。早くも「財務省解体論」が取り沙汰されています。 1998年に、大蔵省接待汚職事件(ノーパンしゃぶしゃぶ事件)でモフ担(大手金融機関の対大蔵省折衝担当者)の存在が明るみに出たとき、大蔵官僚7人が逮捕され、三塚博大蔵大臣らが引責辞任させられました。 このとき、大蔵省は、現在の財務省と金融庁に解体され、それまでの権限が大幅に縮小されました。 今回の森友公文書改ざん事件では、内閣総辞職でお茶を濁すようなことで収束させることは到底無理で、財務省をさらに解体して国税庁を歳入庁に格下げする、という「財務省おしおき論」が世論の大勢を占めつつあります。 森友・加計疑獄が、財務省を骨抜きにしてしまうきっかけになる可能性が出てきました。 骨抜きにされる「財務省」。その先に待つものは… 籠池夫妻が拘