ピアニストでピアノ講師の荒井千裕(あらいちひろ)さんが亡くなりました。3回目のコロナワクチンを打った後に後遺症が辛いとツイッターに綴っていました。
くすりの情報Q&A Q33.1つのくすりを開発するのに、どれくらいの年月がかかりますか。 回答 1つのくすりを開発する期間は、9~17年といわれています。研究対象となったほとんどの候補物質は、途中の段階で開発が断念されるほど、くすりの開発を成功させるのはたいへん難しいことなのです。 解説 くすりは、次のような段階を経て開発されます。 (1)基礎研究(2~3年) 天然素材(植物・動物・鉱物など)からの抽出(ちゅうしゅつ)や、化学合成・バイオテクノロジーなどさまざまな科学技術を活用して、くすりの候補となる化合物をつくり、その可能性を調べる研究です。候補となる新規物質の化学構造を調べ、スクリーニング試験を繰り返しおこなって、取捨選択していきます。最近はゲノム情報の活用も進められています。 (2)非臨床試験(3~5年) くすりになる可能性のある新規物質の有効性と安全性を、動物や試験のために人工的に
こんにちは、副院長の石田です。 年初以来ずっと話題の中心に居座っているコロナウイルスに対して世界中が一刻も早いワクチンの開発を心待ちにしていますが、その期待に応えようと9月10日時点で38のワクチン候補が人間での臨床試験(いわゆる治験)に入っているほか、少なくとも93のワクチン候補が動物実験されているそうです 1)。そんな中、アストラゼネカが開発しているワクチンの臨床試験中、被験者に深刻な副作用が発生したとして世界中で治験が中断されました 2)。被験者の方の健康状態が心配されるとともに、ワクチンまでの道のりが一筋縄ではいかないことを改めて感じたニュースでした。というわけで本日はワクチンの開発ってそもそもどんな感じなのかをお話ししようと思います。 ワクチン開発の流れ ワクチンには大きく分けて安全性、免疫原性(免疫を作る力)、そして実際に作った免疫が人間を守れるという3つの性能が要求されますが
ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。 たった6時間というスピードで逆転写することが判明 初代の三波伸介さんといえば、「びっくりしたなぁ、もう」というフレーズで有名でしたが、私もスウェーデン・ルンド大学の研究者たちによる最新の研究論文を読みまして、同じように呟いていました。 タイトルにもしていますが、ファイザー社 mRNA コロナワクチンの mRNA が、 「 6時間でヒト DNA に逆転写する」 ことが示されたのです。 コロナの mRNA がヒト DNA に逆転写して組み込まれる可能性があるということそのものは以前から論文等で述べられていましたが、「 6時間」という時間に驚きました。あっという間に DNA に組み込まれる可能性があることが見出されたのでした。 論文は、以下にあります。 ヒト肝細胞株
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