パソコンさえあれば多くの業務を、簡単でスピーディーにこなせるようになった。それに伴い、今まで"数をこなす"ことを求められてきた40代管理職は、自分が今までされてきたマネジメントでは立ち行かなくなっている。 〔株〕ワーク・ライフバランス社長・小室淑恵氏は、サポート型マネジメントを推奨する。それは、具体的に何から始めれば良いのか。詳細に解説する。 ※本稿は、『THE21』2012年8月号「40代ビジネスマンの仕事の急所」より、内容を一部抜粋・編集したものです。 数をこなしても成果には結びつかない 40代の管理職世代には、いまだに「自分がエースとなり、誰よりもたくさん働いて、メンバーを同じ方向へ引っ張っていく」というマネジメント手法にこだわる人が少なくありません。 でも、その方法で成功するのはほんの一部の"スーパーマン"だけ。多くの管理職は、仕事を抱え過ぎて自分を苦しめています。 現在の40代は
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