ブックマーク / memushiri.hatenablog.com (5)

  • コミュニケーション論としての「パラサイト 半地下の家族」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』を観てきました。ショーンが地球に迷い込んでしまった宇宙人の女の子のルーラと出会い、ルーラを捕まえようとする組織の手を逃れながら星に返すために奔走するという、よくあるプロットではあるものの、楽しかったです。 ショーンは羊で、ルーラは宇宙人なので、共通の言語を持っていないのだが、すぐに仲良くなる。ルーラを自分の星に返すために、ショーンはルーラとともに宇宙船に戻るおんだが、その途中、街のスーパーマーケットに立ちよる。もの珍しさからルーラがはしゃぐことで、普段は憎たらしいくらいに賢いショーンも、振り回されるのだが、ふと、ここで、娘のことを思い出した。休日には、一歳にもならない娘を抱いて20分ほど近所を歩くようにしているのだが、先日、スーパーで娘が突然泣き出してしまった。理由が分からないまま、声をかけたり、揺すったりして、あやしてみるも全然泣きやもうとし

    コミュニケーション論としての「パラサイト 半地下の家族」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
  • 「差別をネタにする」で思ったこと - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    ラリー遠田が書いた記事が削除された。東京ポッド許可局で放送されたサンキュータツオが漫才を書き起こしてボケの数を数えて、ボケの数(手数)はどんどん増えているという手数論を、サイゾーのコラムで剽窃かましたラリー遠田の記事が削除された*1。初回のキングオブコントを見終わった後に、「イッテQを見れば良かった」とツイートしていたラリー遠田の書いた記事が削除された。 最近の彼はといえば、他人から考えをぱくりすぎて、逆に無個性な文になって、その文章の情報量といえば、まとめサイト以上ウィキペディア未満にまでなっていたので、削除された文章は読む意味のないものだったので、もともと無くていいものがなくなったという意味においては取り立てて騒ぐことではないのだけれど、今回の騒動では、東大出身の彼にはお笑いを論じる能力はデビュー当時からないことは広まっていたが、一般教養も論理力ということが知れ渡ってしまった。 その記

    「差別をネタにする」で思ったこと - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
    Tarumizizou
    Tarumizizou 2019/10/01
    『すべての差別ネタはどんどんコスパが悪くなっていく。そのことに意識的でなければ一生売れないのだろう。』
  • 『M-1グランプリ2018』で立川志らくは何をどのように審査したのか。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    『M-1グランプリ2018』を見ました。第一回大会からずっと見続けて来て、初めてリアルタイムで見ることが出来ませんでした。というのも、シソンヌのライブ『モノクロ』を見に行っていたからです。だから、よく聞く情報を遮断するという行為自体が初めてでしたが、無事に何も情報を得ないまま帰宅して、録画を再生することが出来ました。危なかったのは、会場で、絶対にネタバレをペラペラ喋る奴がいるなと思っていたので、開演の前後ギリギリまでラジオ聞いていたんだけど、同行した奥さんが言うには、僕の隣でやっぱり「ミキが敗者復活で言ったらしいよ」とネタバレを話している人がいたらしいのですが、それを始めとして避することが出来ました。冨樫漫画を読んでいて良かったです。 大会としては、芸風がバラけていて、いわゆる多牌ってやつで、誰が優勝してもおかしくない空気がビンビンで、それこそ、初期の大会のようでした。加えて審査員も、いろ

    『M-1グランプリ2018』で立川志らくは何をどのように審査したのか。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
  • それぞれの「実存のゼロ地点」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    送迎会から帰ってきて見たテレフォンショッキングの小沢健二の弾き語りは、二次会のカラオケで「僕らが旅に出る理由」を歌ったことや、三次会で行ったカラベーラが沢山飾られているメキシコ料理屋で初めてべたブルーチーズは意外と大丈夫だったり、聞いたことのないスパイスが絡んだチキンが美味しすぎてご飯が欲しくなったり、「メキシコとかみたいな熱帯気候のビールって、水分補給も兼ねているからぐびぐびと飲めるように薄いんですよ。日のビールは濃すぎて飲みたくないんですけど、これは良いですね。シャンディガフ好きですし。」と小説めいた会話をしたりして、後に解散しタクシーで帰ったのだけれど、降車し、タクシーが小さくなるのを何となく見ていたら、はっと財布を車内に置いていたことを思い出して追いかけるも、当然追いつけず、実家に入れるためと諸々含めた数万円が・・・・・と途方に暮れながら、走った道を引き返すと、その財布にすぐ気

    それぞれの「実存のゼロ地点」 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
  • 爆笑問題が時事ネタを作る意味。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)

    爆笑問題は今、円熟期を迎えている漫才師といえる。 「爆笑問題のツーショット」という漫才を収めたDVDも年一回のペースで世に出し、年末年始にはテレビで新作漫才をおろすことができ、ライブも精力的に行っている。 そのなかで、爆笑問題が定期的に刊行している「日原論」というシリーズがある。これは、太田光が爆笑問題名義で連載している、いわゆる活字漫才である。 シリーズ第一弾の「爆笑問題の日原論」が刊行されたのが1997年。2012年現在から遡ると、15年の時が経過したことになるが、その間に6冊の単行が出ている。 「日原論」はボキャブラ天国以降の爆笑問題の快進撃を予見させるかのようにベストセラーとなった。タレントとして知名度を上げていく中でも、2か月に一回のライブで新作の漫才を発表し、「日原論」シリーズも雑誌を変えながらも連載を続けてきた。 太田光は、様々な媒体で「時事ネタを扱うのは、単にネタ

    爆笑問題が時事ネタを作る意味。 - 石をつかんで潜め(Nip the Buds)
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