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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/sanno_el (34)

  • vol171:旭インターネット大学院不認可 - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    11月28日、大学設置・学校法人審議会が平成18年度の新設大学・大学院の設置認可 についての文部科学大臣に対して答申をしました。 以下は毎日新聞のWebサイト記事 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20051129k0000m040074000c.html 以下は文部科学省平成18年度開設予定大学等一覧 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/toushin/t_d18.htm なんと、あの旭インターネット大学院が不認可になってしまいました。eラーニング による株式会社立の大学ということでは、昨年BBT(ビジネス・ブレークスルー)さ んが、「異例の留意事項」がつく中なんとか開学しました。では今年の旭はなぜだ めだったのでしょうか? 理由の一つと思われるのが、校舎の問題です。 ちょっと長

    vol171:旭インターネット大学院不認可 - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)
  • Vol170:The☆学科Best☆ - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    http://ww4.tiki.ne.jp/~yamabow/GakaBest/ フリーソフトにしては出色の出来栄えのe-Learning教材です。 内容は自動車免許の学科試験のドリル演習となっています。 延々と○×式の問題について解答し、即時フィードバックを受け、理解を深めていき ます。原理としてはオーソドックスなプログラム学習なのですが、随所に工夫が見 られます。 私が一番気に入ったのは、不正解だった問題のフィードバックを読まずにすぐに次 の問題に進もうとすると「確認をせずに次の問題に進んではいけません」というダ イアログが出て、しばらくしないと次に進めなくなるという機能です。待っている 時間に間違った問題の解説をよく読むことになり理解が深まります。 個人的には単元やテーマ別に出題ができたり、その日にチャレンジする問題数を設 定できたら、もっと良くなるだろうなあと思いました。 さて、こ

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  • Vol170:大学は生まれ変われるか - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    喜多村和之著(中公新書、2002年) 前回から、NIME主催のシンポジウム「高等教育におけるeラーニングの質保証」につ いて報告しておりますが、このテーマについて「もっと詳しく知りたい」「メルマ ガの文書ではよくわからなかった」という方にお勧めなのがこのです。 書は、ここ数年の高等教育機関における評価をめぐる議論をまとめたものです。 マスコミ等で取り上げられる「大学ランキング」にはじまり、アメリカの評価シス テムの概説、日で導入された第三者評価システムとその問題点、さらにはIT化・ 国際化時代の評価のあり方、などについて書かれています。 大学評価とは何かを知る上で格好の入門書であるばかりでなく、大学そのものが今 後どうあるべきかについても示唆を与えてくれる大変魅力的なです。

  • vol168:京都帝国大学の挑戦 - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    潮木守一(講談社学術文庫、1997) 話は明治30年代。東京帝国大学(現在の東京大学)の後発として開学した京都帝国 大学の法学部が、どういった戦略を持って東京帝国大学に対抗したのか?そしてそ の結末はどうだったのかを、綿密な文献調査から調べ上げた素晴らしいです。 当時の東大法学部は、官僚養成のための訓練機関と化しており、教育内容も、教授 の講義をひたすらノートに書いて、それを暗記するという「知識詰め込み型教育」 だったそうです。京大はそれに対抗し、ドイツの大学をモデルとしたゼミナール形 式を取り入れ、学生自らが主体となって研究を行い学んでいく「教育と研究の統 一」を目指しました。そうした京都大学の挑戦はどう社会に受け入れられたのか? 果たしてその結末は?は書を読んでのお楽しみ。 昨今の「基礎学力VSゆとり学習」論争を彷彿させ、教育の方法論というのは古くて 新しいテーマなのだと痛感しまし

    vol168:京都帝国大学の挑戦 - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)
  • vol166:経営者になる 経営者を育てる - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    菅野寛(ダイヤモンド社、2005年) 書の著者は経営コンサルタントとしてボストン・コンサルティングで働くなか で、「経営者に必要な能力は、先天的に与えられた『資質』ではなく、後天的に習 得可能な『スキル』である」と実感するようになったそうです。 そして、そのスキルについて面白い仮説を立てています。 仮説1:経営者は、環境に応じて、スキルセットのなかから部分集合として必要な スキルを取り出して組み合わせて使っている。その結果として、表面的には、単一 の行動パターンは存在しないため、千差万別に見える。 仮説2:スキルセットは、環境に応じて使い分けられるため、表面的には異なるよ うに見える行動パターンと、どのような環境においても必要な共通スキル、あるい は、他のスキルを生み出すための源泉になっている根源的なスキルに構造化でき る。 そして、これらの仮説を(良い意味で)アカデミックな観点からでは

    vol166:経営者になる 経営者を育てる - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)
  • vol165:がんばれTAC - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    申請取り下げ 学でも、税理士やシスアドの通信教育の提携でお世話になっているTACさんです が、来年会計のプロフェッショナルを育成することを目的に開学を目指してい た「TAC大学院大学」の申請を取り消すこととなりました。 個人的にも、現在大学院でeラーニングと株式会社立大学についての調査研究をして いたところだったので、このニュースを知って大変驚きました。読売新聞オンライ ンの記事によると、(下記) 「文科省などによると、TACは作成した大学院のパンフレットに、専門職大学院 設置基準に定めた単位数の上限を上回る単位取得を奨励するような記載をした。同 省は4日、「公認会計士試験の準備だけを目的にした大学院をつくろうとしてい る」と同社を厳重注意。来春の開校は難しいと判断したTACは5日付で申請を取 り下げ、来年度に再申請することにした。」 http://www.yomiuri.co.jp/n

    vol165:がんばれTAC - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)
    TatayukiN627
    TatayukiN627 2005/10/14
    単位について。学習時間→学習到達度
  • vol164:チョコレート工場の秘密と評価の視点 - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    Amazonのカスタマーレビューでの酷評 先週号で「チャーリーとチョコレート工場」という映画のミニネタを掲載しました が、性懲りも無く、eラーニングとこじつけた続編第二弾です。 映画の後、ロアルド・ダールさんの原作ももう一度読んでみたいと思い、このAmazonのカスタマーレビューを見てみると、かなり凄い状況になっていたというの が今回の話の発端です。 実はこの、田村隆一さんという超有名な詩人&翻訳家の訳が有名でした。しかし 最近、柳瀬尚紀さんという翻訳家の中ではかなりクセのある人の新訳によってシ リーズ化されました。この柳瀬訳による「チョコレート工場の秘密」への批判が、 上記Amazonのカスタマーレビューにどばーーーーっと溢れているのです。 私自身は、ジョイスの「ユリシーズ」翻訳以来の柳瀬ファンのため、ここまで書く のは「ひどいよ~」と思うのですが、ここでは翻訳論争の話でなく、e

    vol164:チョコレート工場の秘密と評価の視点 - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)
    TatayukiN627
    TatayukiN627 2005/10/11
    評価の三つの視点
  • Vol163:おー!チャイルドどっと混む - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    http://www.ohchild.com/ 個人的には.comを「どっと混む」と表記することにやや寒けを感じるものの、サ イトの中身は評価できます。サイトの案内文によると 「おー!チャイルドどっと混むは、幼児から小学生までを対象としたオリジナル ソフトウエアを提供しております。特に、通常店頭販売されているような知育ソ フトではなく、ドッツを使ったトレーニングやカードをフラッシュさせる右脳教 育系ソフトを中心に、色々と開発しております。また、認知関連の要療育児童(幼 児~小学生)に向けた教育ソフト作成を基的に無料サポートしておりますので、 是非ご利用ください。」 となっておりまして、小学生向けのフリーの教育用のソフトが紹介されています。 大人でも楽しめるソフトも沢山あります。「音-神経衰弱」「脳力アップ36マス 計算」などは気分転換にお勧めですよ。

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  • Vol162:東京農工大_生協の白石さん - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    みなさんは「東京農工大学」をご存知でしょうか? 「ああ、あの応援団が大根振って踊る大学でしょ」 と答えた方は不正解。それは、世田谷にある東京農業大学(私立)です。 東京農工大学は「明治10年(1877年)に設置された内務省勧業内藤新宿出張所農事 修学場及び明治17年農商務省設置蚕業試験掛をそれぞれ農学部、工学部の創基と し、130年にも及ぶ歴史を有する。」という立派な旧国立大学なのです。キャンパス は小金井市にあります。 さて、この地味な東京農工大学が、最近ネットの世界で大変な注目を集めていま す。私も9月19日の朝日新聞朝刊を読むまで知らなかったのですが、この大学の生協 のWebサイトが大変なことになっているのです。 http://www.tuat-coop.jp/ 担当「白石さん」の衝撃 上記サイトをクリックしても、「何の変哲もない」生協のホームページが立ち上が るだけです。しかし、サ

    Vol162:東京農工大_生協の白石さん - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)
    TatayukiN627
    TatayukiN627 2005/09/22
    この障壁、一朝一夕では超えられないと思われます。
  • Vol160:ドイツ近代科学を支えた官僚 影の文部大臣アルトホーフ - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    潮木守一:『ドイツ近代科学を支えた官僚 影の文部大臣アルトホーフ』 中央公論新社 1900年前後のドイツは、ノーベル賞の大半を独占するなど、科学技術の研究が極め て高水準でした。その背景には、アルトホーフという文部省の役人の活躍があった そうです。このはアルトホーフを中心に据え、大学での「教育VS研究」という古 くて新しい問題についてメスを入れています。 時代は100年以上前の話ですが、今読んでも全く違和感がないのは「大学が百年変 わっていないからなのだろうか」と考えてしまいました。 では今回はこの辺で

  • vol159:さおだけ屋はなぜ潰れないのか - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    山田真哉:『さおだけ屋はなぜ潰れないのか~身近な疑問からはじける会計学』 光文社新書 ¥700(税込) ベストセラーなので既に読まれた方も多いと思いますが、副題にあるように、こ れは会計学の入門書です。 会計学の入門書としても実におもしろいのですが、教育工学の視点から読むと、ま た違った味わいがあります。なぜなら、この教育工学者ケラーの提唱するARCS モデルに則して書かれている(みたいだ)からです。 (ARCSモデルについては岩手県立大学の鈴木先生の下記Webサイトをご覧ください。 http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/tgu/edu/index.html) 「学習者の関心を引きつけ、現実の世界に関連付ける」言葉でいうと非常にシンプ ルですが、著者の山氏は職人芸的な文才でそれを実現しています。 しかも、eラーニング屋がついつい使いたくなる「動画」も「

    TatayukiN627
    TatayukiN627 2005/09/01
    ARCS動機づけモデルが未チェック
  • Vol.158:牛乳に相談だ - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    夏休みシリーズ第三弾は中央酪農会議という凄く硬そうな組織がやっているとって もやわらかいキャンペーンです。このHPは親子で楽しめます。 http://www1.gyunyu.com/pc/index.jsp 特にマンガでわかる「牛乳必要度チェック」のコーナーは最高です。自己チェッ ク、関連するマンガの提示、解答、発展学習の提示学習というステップで構成され ており、学習者(いやユーザ)のコンテンツへの引き込み方が素晴らしいです。e ラーニングコンテンツ製作者必見です。

    Vol.158:牛乳に相談だ - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)
    TatayukiN627
    TatayukiN627 2005/08/27
    作り方はうまいけど、やっぱり1回やったら終わり。
  • Vol157:Informal learning - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    下記ダウンロード資料の中で、(株)ジェイ・キャストの寺田さんの「ASTD2005ダイ ジェスト」はなかなか面白かったです。寺田さんは、最近の米国のHRDの中でのキー ワードとして「Informal learning」という言葉を紹介していました。やや気になっ たのでネットで色々としらべていると結構面白い発見がありました。 一番ためになったのはAgeless Learner. というサイトの「Informal learning」と いう記事です。 http://agelesslearner.com/intros/informal.html 「formal⇔informal(公式⇔非公式)」「intentional⇔accidental(意図的⇔偶然)」 という軸で学習を分類している図が参考になります。 それから、Internet Time Group,というサイトの「the other 80

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  • vol156:アリンコ研究所 - Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

    トミーが出しているオモチャです、昔、学研のおまけについていた「アリの 生態観察キッド」の21世紀版です。 まず円筒形のアクリル容器の中に透明ブルーの寒天状の「アリンコジェル」なる ものを作ります。そこに捕まえてきたアリを5~10匹入れます。するとどうでしょ う、アリがアリンコジェルの中に巣を作り出すのが観察できるというシロモノで、 なんと987円というお手ごろ価格。詳細は下記ページまで。 http://www.tomy.co.jp/kenkyu/ants/products.htm 最大の難関は、アリを捕まえて、容器の中に入れるところです。中々入ってくれ ないし、2匹目以降のアリを入れる時に、脱走する輩も多いです。あせって蓋を閉 めると、アリを挟んで潰してしまうことになります(合掌)。さらには暑い野外で の捕獲作業が続くため、蚊の襲来には注意が必要です。 しかし、最大のプレッシャーは近所の子

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