ニールセン・カンパニーは14日、日本とアメリカの都市部で働いている男女を対象に実施した「うつ状態に関する日米比較調査」の結果を発表した。同調査は、3月20日~3月23日の期間にインターネット上で行われ、各国約100名(20代~50代以上の各世代約25名)から有効回答を得た。 それによると、「うつ状態」の人の出現率は日本が30.4%だったのに対し、アメリカは9.6%にとどまり、日本での出現率がアメリカの約3倍に上ることが判明。また年代別で見た場合、日本では若い年齢層ほど出現率が高く、20代では43.3%にものぼることが分かった。 うつ状態の原因について各国のトップ3を見ると、日本は1位「仕事上のストレス」82.5%、2位は同率で「生活に対する経済的な不安」「自分の将来に対する不安」55.3%だったのに対し、アメリカは1位「自分の将来に対する不安」67.3%、2位「生活に対する経済的な不安」6