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ブックマーク / 1000ya.isis.ne.jp (2)

  • 1076 - 松岡正剛の千夜千冊

    自己組織化と進化の論理 スチュアート・カウフマン 日経済新聞社 1999 Stuart Kauffman At Home in the Universe―The Search for Laws of Self-Organization and Complexity 1995 [訳]米沢富美子 生命の最も初期の痕跡は34億5000万年前の化石に記録されている。今日の生物でその化石に近いものは深海にいたシアノバクテリア(藍藻)だ。そこには最も原初的な生体膜(細胞膜)が認められる。 生命は物質代謝や生殖の能力があり、分化や進化ができる能力がある。その能力は生体膜の内側に生じた細胞によっている。その細胞が異常な化学進化をするうちに、われわれはいつしかそれを「生物」とよぶようになった。 いったん細胞ができてからは、気の遠くなるような時間がわれわれの祖先におよぶまで流れた。単細胞生物ができ、ついで初

    1076 - 松岡正剛の千夜千冊
    Tenten
    Tenten 2017/01/01
    機械論的秩序の発生ではない、相互作用による創発的秩序の発生。しかし、自然淘汰を否定せず、自己組織化と自然淘汰の両立を理論化する。
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    Tenten
    Tenten 2016/07/05
    “端的にいうのなら、「ゆらぎ」が秩序をつくりだしたのだ。”“このリミット・サイクルがどんどん増幅して不安定な振幅になっていくと生じてくるのが、それがカオスというものだった。”
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