香港で100年以上の歴史がある飲茶(ヤムチャ)を楽しめる超有名レストラン「蓮香樓」の正式な閉店が発表されました。手押しのワゴンに点心(テンシン)を乗せてフロア内をまわり販売をおこなう昔ながらのワゴン式スタイルが人気のレストランでしたが、新型コロナウイルスの影響により閉店となりました。 蓮香樓は1889年に広州でお菓子を製造販売する店として創業、1918年に香港支店「蓮香茶室(Lin Heung Tea House)」を開店し、最終的には中環(セントラル)の威霊頓街(ウェリントンストリート)の路面店(G階)と1階の2フロアで長きにわたり店舗運営をしていました。 2019年2月に蓮香樓は一度閉店しますが、同じ場所で新オーナーが店名「蓮香茶室」で営業していました。しかし、社会運動や新型コロナウイルスの影響を受けて経営難となっていたところ、元々のオーナーである4代目の顏漢彬が大家と交渉をおこない2