イギリスThe Guardian紙の4月5日付け記事。匿名のイギリス外交官の話として、シリア反体制派を武装させると、事態が制御不能に陥りかねないので、サウジ、カタールに対し、シリア反体制派を支援しないよう圧力を掛けている。両国は、口では支援すると発言しているが、実際には自重している。 ある活動家は、次のように語る。第2回シリアの友人会議で決まった、湾岸アラブがFSAの人件費を持つという話の本当の意味は、FSAがブラック・マーケットで武器を購入することであり、既に資金は現場のグループに配分されている。彼らは商品の納入を待っている。 しかし別の人は、サウジ、カタールの過激発言は、現実のものではなく、シリアに対する心理戦であると解説する。 シリア反体制派に対する支援は、ロジ面で困難に直面している。ヨルダン、トルコは、シリアを相手に代理戦争をしたくないと考えている。トルコは口だけで、実際にはできる
前の記事 【トルコ】 トルコ首相府災害緊急管理局によると、3月30~31日にシリア人避難民が213人やってきて、32人が帰国したので、総数は、3月31日に18,158人になった。 県別では、ハタイ県に9186人、ガジアンテプ県に2731人、キリス県に6188人。 幼稚園から高校相当の年齢の子供が2150人おり、キャンプ内に68のクラスを設けている。 http://news.xinhuanet.com/english/world/2012-03/31/c_131501595.htm 4月5日のロイター電。過去2日間で、1600人が流入し、総数が21,285人。(注:シリア軍が、イドリブ県北部とアレッポ県北部で、掃討作戦を展開している。)1日あたりの流入数としては、3月15日以降で最大。 http://www.todayszaman.com/news-276445-.html http://b
エルサレムのal-Manarアル・マナール紙の3月31日付け記事。 アル・マナール紙は、複数の筋から、サウジで革命が始まったとする情報を入手した。前の記事、その2、3 米国政府は、大統領選前にサウジで大きな問題が発生しないよう、火の粉を灰の中に押し込めておくべく、サウジ政府に政治・治安面でアドバイスを与えている。 もしサウジの体制が揺らぐと、イラン問題への対処が難しくなる。今の世界経済は、原油価格の上昇に長期間耐えることができない。 インテリジェンスの世界は、変化の風が湾岸アラブ、特にサウジに到達することは不可避であると見ている。 入手した米国政府の資料には多くのシナリオが描かれている。米国は、王室内部の反主流派や、王室外部の反体制派に、背後から支援を提供したり、米国の権益を守るような形で政府転覆を謀る。 http://www.manar.com/atemplate.php?id=3889
レバノン紙al-Akhbarアル・アフバールからの転載。 伝統的に開放的なオマーンに加え、クウェートとUAEから、新しい言葉が聞こえ始めている。これに、シャルジャ首長と、同胞団に対する警戒心を表明したドバイ警察庁長官を加えることができる。多くの者は、クウェートの動きは、米国のメッセージであると解釈している。 シリアと、クウェート、UAEの首脳間の個人的な関係は良好である、と湾岸筋は確認する。特に、クウェート首長の息子Shaikh Nasirシャイフ・ナースィル、UAE大統領(兼アブダビ首長)Khalifah bin Zayidハリーファ・ビン・ザーイド、そしてドバイ首長Muhammad bin al-Rashidムハンマド・ビン・アッラーシドとの関係は、非常に良好である。 アブダビ皇太子Muhammad bin Zayidムハンマド・ビン・ザーイドとの関係はそうではなく、彼はサウジ王子Ba
サウジ各地で、若者の自殺が相次いだ。首つり、拳銃で自分の頭を撃つ、自ら火を付ける焼身、飛び降り。サウジは産油国だが、若者の失業率は30~40%と言われており、高学歴であっても将来に希望が持てない。田舎で若者が焼身自殺したことがチュニジア革命のきっかけだったことを想起させる。 http://www.shukumaku.com/Content.php?id=43871 http://backupurl.com/5z66uk アブハーの女子学生デモは、大学に生ゴミが散らかっていることが発端だった。サウジは豊かな国なのに、為政者はハコモノを作っておしまいで、大学が何をする場所なのか理解していない。サウジの大学は、他のアラブ諸国の大学の雰囲気とは全く異質である。大学を卒業しても就職先がないことが最初からわかっているのに、これでは若者の不満は爆発するのも当然だ。政府は、学生の声に耳を傾け、改善しようと
Andyが記事を書いてくれた。シーア派が多数派を占めるバハレーンとサウジ東部州では、反政府デモが一向に収まる気配がない。シリアで民主化がまもなく完了する動きに呼応して、これら地域が揺らぐことに危機感を募らせたサウジ政府が、バハレーン政府に対し、政治改革を働きかけている。しかし、バハレーンでは人口の70%がシーア派が占めているため、民主化すると反体制派が議会の過半数を制してしまう危険がある。 http://www.dailystar.com.lb/News/Middle-East/2012/Mar-21/167507-saudi-arabia-pushing-bahrain-to-solve-crisis-fears-syria-effect.ashx ・・・バハレーン国王は先日、アサド大統領に向かって「国民の声を聞け」と説教したばかりだから、民主化には自信をお持ちでしょうよ(笑)。 サウジ
サウジ通貨庁が、リヤード、ダンマン、ジェッダにあるSyrian Arab Airlinesの3支店の銀行口座を、突然凍結した。シリア航空が通貨庁と交渉している。 http://www.shukumaku.com/Content.php?id=44044 http://backupurl.com/6d6kq1 シリア航空サウジ支店は、通貨庁から文書による通告を受けていない。 http://www.syriandays.com/?page=show_det&select_page=43&id=30824 http://backupurl.com/uke5bj ・・・サウジ航空は2月20日にシリア便を停止したが、シリア航空は運行を続けていた。
2012年03月21日23:42 カテゴリ[edit] サウジの本気度を感じる 3月20日14時23分に書いた 1985年12月のサウジアラビアの増産宣言 その後の原油価格の急落 当時をふと思い出した。 あの時もサウジを馬鹿にしていた。 イラン、イラク、その他高騰価格維持派の意見を世界は支持していた。私もそうだった。 サウジが主張する$100から乖離が大きくないのに何故?と気になってしまった。今後も注意してニュースを観察したい http://www.ft.com/intl/cms/s/0/49ec22cc-71ea-11e1-8497-00144feab49a.html#axzz1pdASVyMS 3月20日21時51分にfacebookに書いた サウジのコメント(https://www.facebook.com/photo.php?fbid=296311500442384&set=a.1
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