家族の中で母と私は、爆心地から1500メートル地点で場所を異にして被爆し、私が最も重傷を負った。家族は、皆心身ともに傷を負ったものの幸運にも全員命拾いした。しかし現在は、長崎で同時に被爆した両親も姉も兄もこの世にはいない。 一緒に遊んで被爆した友人の母親は、浦上川で洗濯中に被爆し、黒焦げの遺体が川で発見された。亡くなって10数年後に知った、年下の親友も3年後に帰らぬ人となった。友人の死を知った後、私は、8月9日11時2分に毎年黙祷を捧げている。被爆時、私は10歳だった。 二度と起きてはならない原子爆弾の被害、米ソ両国の核開発はエスカレートし米ソの核競争は激化して、巨大な戦略兵器と言われる水素爆弾の実験へと進み、ビキニ環礁でのマグロ漁船「第五福竜丸」の被爆となった。 私は、大学を卒業して、自衛隊の幹部候補生学校を受験し、化学職種を選んだ。長崎の被爆者がなぜ自衛隊にと高校、大学の友人に質問を受
2014.07.19 国会が閉会し、エネルギー問題に関して、あちこちで講演の依頼が増えてきました。 7月20日(日)には、茨城県笠間市の笠間公民館大ホールで、常井洋治県議後援会と自由民主党岩間支部の共催で午後2時から、講演します。 さて、規制委員会により九州電力川内原発の審査基準への適合が認められ、再稼働に向けて動き出したと報じられています。 審査基準への適合審査は独立した規制委員会が判断すべきことですが、再稼働に至るまでには、まだまだやるべきことがあるはずです。 たとえば使用済み核燃料の取り扱いなどは、本来、再稼働する前に国民的な合意を形成しておくべきものです。 再稼働すると、国内のほとんどの原発は、数年以内に使用済み核燃料プールが一杯になります。 電力会社は青森県六ケ所村の再処理施設で使用済み核燃料を再処理することで対応しようとしています。 しかし、高速増殖炉の開発が事実上不可能になっ
原子力発電所の停止に伴う火力発電用燃料費の拡大で、電力各社の財務が“危険水域”にまで悪化している。平成26年3月期は関西電力など5社が3期連続の最終赤字となり、銀行融資が受けにくくなる恐れも出てきた。原発の再稼働が見通せない中、各社は「電気料金を再値上げしなければ、収支を改善できない」と悲鳴を上げている。 「債務超過」の恐れ 「一般論として3期連続赤字であれば当然審査の目は厳しくなる。ただ政府は(エネルギー基本計画などで)原子力に関して明確なコメントを出しており、注意深く見守る必要がある」 みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長は5月中旬の決算会見でこう語った。銀行の融資審査はすぐには厳格化されない見通しだ。 ただ、3月期決算では関電のほか北海道▽中部▽四国▽九州-の計5電力が3期連続の最終赤字を余儀なくされた。財務の健全性を示す自己資本比率は北海道電が7.6%と「危険水域」とされる1
昨年11月の暫定合意を踏まえ、イランの核問題に関する最終合意を目指す交渉が、この2月に同国と安保理常任理事国にドイツを加えたP5+1の間で開催された。両者は交渉の枠組みや議題などに合意した。3月に交渉が再開される。とりあえずは、夏までの交渉が想定されている。 交渉は始まったばかりであるが、最終的な合意の大枠は予想できる。一方でイランは低濃度のウラン濃縮を続け、同時により厳格な査察を受け入れる。他方で大国側は経済制裁を完全に解除する。交渉の最大のポイントは、大枠の中での詳細である。そして、その予想される合意を、それぞれの交渉団が自国に売り込めるかであろう。具体的にはアメリカの交渉団は、議会を説得する必要があるし、イランの交渉団はハメネイ最高指導者を含む国内の強硬派を納得させる必要がある。 この点では、最近のハメネイ最高指導者の一連の発言が気にかかる。まず交渉を楽観視していないとの発言があった
A senior adviser to the operator of the wrecked Fukushima Daiichi nuclear power plant has told the firm that it may have no choice but to eventually dump hundreds of thousands of tonnes of contaminated water into the Pacific Ocean. Speaking to reporters who were on a rare visit to the plant on the eve of the third anniversary of the March 2011 earthquake, tsunami and nuclear disaster, Dale Klein s
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