世の中、何か正しいことがあるんじゃなくて、物事がうまく回る方が正しいんだな。30過ぎまで本気で世の中に正しいことがあるんだと思い込んでた。 身近な例でいえば喫煙。喫煙なんて身体に悪いし、周囲に迷惑だ。社会的コストもかかる。そう思ってた(今も正しいと思ってるけど)から、周りの喫煙者には立場に関係なく注意してきた。当然タバコの煙以上に煙たがられた。 でも、周囲が喫煙者だらけなら喫煙は悪いとみなされないし、周囲が非喫煙者だけなら喫煙は悪だ。たとえ合法であっても。 ようするに、世の中のすべては相対的な価値観で動いていて、そこには絶対的な価値観はない。殺人だって戦争中はやらなきゃいけない行為になる。 気づけば当たり前過ぎるんだけど、30過ぎにしてそれに気づいて世界が崩壊するような感覚を覚えた。その後、とても自由になった気がした。 今まで宗教や自己啓発系、スピリチュアル系をバカにしてた、というか精神的