「ITに全く関係ない分野からITに飛び込んで活躍しているエンジニア」や「ITとIT以外の分野の境界を行き来しながら成果を上げているエンジニア」などを「越境エンジニア」と名付け、1カ月に一人ずつインタビューを掲載する。今月取り上げるのは村上原野(むらかみげんや)氏。縄文土器にインスピレーションを受けた創作を行っている陶芸家だ。同時にネットでは「狂える中3女子ボレロ村上」というハンドルネームでC++に詳しいプログラマーとしても知られている。最終回の今回は、縄文アートやプログラミングに対する思いなどを聞いた。 (前回から続く) 私の作品の中には純粋にオブジェとして作ったものもありますが、土器として作ったものはすべて実際に使えます。猪風来美術館では春と秋の年2回、「縄文野焼き祭り」というイベントを開催しています。自分たちと陶芸教室の生徒の作品を一堂に焼き上げます。自分たちの作った縄文土器で実際に煮
![陶芸家兼C++プログラマーが「中3女子」を名乗る理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f79b7aadbe9069b50fe082d88f1110a3c7f5b0d1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fit%2Fatcl%2Fcolumn%2F17%2F030300065%2F011700032%2Ftopm.jpg%3F20220512)