政権内部のインサイド的な読み物という点では、数々の単行本が生まれることでわかるように読売新聞政治部は非常に優秀。 2013年10月2日の「検証・消費税8%」はハルバースタム流の小説的描写で、読ませるが、消費税増税に消極的な安倍晋三首相が、増税容認に翻意する過程を書いている。 「浜田さんたちの主張のほうが財務省よりも正しい」 安倍は、消費増税の先送りを真剣に考え出した。 税無償は、安倍に予定通り増税を実現させようと懸命だった。消費増税を悲願とする財務省は、安倍の考えに危機感を募らせていた。… ああ、写すのめんどくさいな。 要はこのあと、安倍周辺、財務省、安倍ブレーン浜田氏、甘利経産大臣などの入り乱れた綱引きや、1%ずつ上げる案などが出てくる。 貼り付けちゃえ。 「民主党が決めたことだから増税したって民主党の責任ですよ」っていう、甘利大臣のスーダラな無責任っぷりが光る(笑)。それを叱る安倍首相