いつのころからか、大学新入生や新入社員にすすめするブックリストみたいなものが流行りだして、人生経験豊富な先人たちによる推薦リストはもはや毎年の春の風物詩となっている。毎年毎年、雑誌の特集やブログ記事が出ているにもかかわらず中身は定番古典名著ばかりで、情報技術な時代でもなかなか蓄積された知識は利用されないのだなあ、と思わずにはいられない。 とはいえ、別に新入生じゃなくともこういったリストを読むとおもしろいし、自分は教養が足りないと感じることもできてたいへん便利。たぶん、すすめている方々は新入生の将来への期待と、貴重な青春を受験勉強というペーパーテスト対策に費やしてきたことへの慰労とともに、若干の衒学趣味と、自分の過去に対する自負と後悔があるのではないかとにらんでいる。 まあ、前置きはさておくとして少しGoogle検索するだけでたくさんの本やサイトがひっかかる。 東大教師が新入生にすすめる本
![大学新入生にすすめる本 工学部版 - ぜぜ日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf6a43f5e82b74b420d98d862d3344c437ab95f9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F517mHuR6jqL.jpg)