今年6月に発売された『コンピュータ発!現代将棋新定跡』(suimon マイナビ出版)を巡る事件・議論・諸問題について「現代将棋新定跡をめぐる問題に関して」と題し、シリーズで書き起こしていく。 第一回では、千田翔太氏の当初の抗議内容である「パクり(盗作・剽窃)」という主張に関して、経緯と論点をまとめていきたい。 分量が多くなってしまったので、第一回は①「経緯」②「論点」③「その他」と記事を分割した。 ++++++++ ★目次 0 本記事の書き手である橋本の立場 1 経緯 1.1 千田氏による当初の抗議内容 1.2 同一手順が出現しているかの確認 1.3 8月4日時点での橋本の見解 1.4 suimon氏による報告書 1.5 その後の経過 ++++++++ 0.本記事の書き手である橋本の立場 私は先月8月3日に、アマ将棋研究家のsuimon氏から「コンピュータ発!現代将棋新定跡」(suimon
![第一回「パクりをめぐる経緯と論点」① 経緯|橋本長道](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eed93124ed347811933f119b93af263d7067f215/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F85581040%2Fprofile_b035fa376781a3572e744b2da75be523.jpg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)